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不可解な児童相談所についての疑問
- 最近のマスコミで児童相談所と家庭裁判所の連携について耳にしましたが、約半数の児相から家裁との連携は必要無いとの回答があったことに疑問を感じています。
- 家庭内事件への即応体制を期待していたので、この理由が理解できません。児相職員が保身を優先するためではないかと思える状況です。
- 児相と家裁の連携は多くの国民から期待されていましたが、その真相を知りたいと思っています。法律に詳しくないため、わかりやすく教えていただけると助かります。
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詳しくは中の人に聞かないとわかりませんが、「家裁が出てくる案件になってるときは、児相としてはもう手遅れになっている展開でしょ」ってことかもしれません。児相の本来の役割は、そこまで大事になる前に手を打つことですからね。 そして児相の本来のスタンスは「その子のためには何が最善か」ということですから、裁判所となると法的にどうだこうだという話になるので、法的に正しいことがその子のために最善になるとは限らないということも現実の話としてはよくあると思います。 児相としては、やっぱり緊密な連携が必要なのは行政と学校になると思います。 最近教育関係者と話す機会がありましたけど、家庭が家庭の体をなしてないってのはあるんですよねー。で、そこに家裁の出番があるかというと、たぶんほとんどないと思います。それより学校とどう連携するか、地域(行政)とどうやっていくか、ってほうがよっぽど重要だと思います。 例えば、発達障害がある子供なんだけど、親も思いっきり発達障害もちで子供の発達障害を受け入れなくて子供が適切なケアを受けられない、なんてあるんですよねー。そこに家裁が関連してくるかっていうと出番はないじゃないですか。 母親がうつ病でネグレクトで、父親は仕事に逃げて家庭を顧みないとかねー。いかにもありそうな話でしょう?実際そういう家庭は結構あるというか、そういう事情が児相に持ち込まれるわけで。
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- lululu1238
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そう言う人もいるでしょうけれど、逆に言ってしまえばもし家裁で「無罪」の判決が出てしまえばどんなに児相で疑わしくても、家に帰さなければならないしもう二度と同じ罪で裁くことは出来ませんので。 年に何件か煙草による火傷をしている児童を虐待だろうと保護したら家裁で引き取りの裁判を起こされ、児相側が負けてしまったという事件が起きています。 これについて本当にどうだったのか私には解りませんし、多分ちゃんと調査もしたのですが、基本的に裁判所は「疑わしきは罰せず」になっています。 勿論この連携により多くの事件が片付くのは明白ですが、恐らく反対している児童相談所員はそういった事を危惧しているんだと思います。 家裁が早く動けば動くほど、そういった疑わしきは罰せずで家庭に戻される人もいますのでどちらが良いかは正直やってみなくては解りません。 虐待している母親は子供が可愛くないかと言えばそうではなく、寧ろ子供に固執している事が多いです。 折角保護した子供が裁判により二度とその家庭から救い出せない状況になる事も、危険としてはあるんだと思いますよ。
お礼
回答ありがとうございます。 「煙草による火傷をしている児童を虐待だろうと保護したら家裁で引き取りの裁判を起こされ、児相側が負けてしまった」・・家裁は早期介入したが、そういう事態もあるでしょうね。 「虐待」は、親も何らかの問題を抱えていたり病んでいることも多いので、「家族療法的な対応」は不可欠なのでしょう。 色々な事例を経験した「児相」からの声ということなのですね。 ありがとうございました。
お礼
回答ありがとうございます。 児相の本来のスタンスは「その子のためには何が最善か」「行政や学校と連携すること」ですね。 法的に云々ではなく何が本人の最善となるかということが問題でしょう。 最近は、家庭が体をなしてない場合もあるようですから。 ありがとうございました。