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100歳の父脳梗塞入院2ヶ月寒いを連発・・
- 100歳の全盲の父が脳梗塞で救急車により運ばれ、2ヶ月間入院しています。
- 良心的な病院で父のリハビリが行われており、話せるようになったが嚥下のリハビリは継続中。
- 父は常に寒さを訴えており、体温調節ができないため電気毛布も使えない状態です。
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体温調整がうまく出来ないのではないかと思います。体温調整の中枢は間脳の視床下部と言うところにあります。これが働くためには外の温度と体温がどれくらいかの情報を得る必要があります。ひとつは深部体温受容器とは、「体の中心部の体温をモニタリングする装置」です。もう一つは皮膚温受容器「皮膚温や周りの物体の温度をモニタリングする装置」 です。外気温と体温の情報が神経を通じて視床下部に送られて、体温をその時の状況にあわせて適温にするのです。全身のやけどは皮膚温受容器がやられるため寒いと感じるそうです。お父様の場合は脳梗塞で視床下部もしくは深部体温受容器、皮膚温受容器からの情報がうまく伝わらなくなっているとおもいます。仮に40度近い室温にしてもお父様は寒さを感じます。お医者さんが言うように電気毛布などで温めることは口腔内の極度の乾燥をおこします。(肺炎になる確率が上がります)また脱水をおこし腎不全も起こす可能性があります。 現在国の基本は在宅です。医療と介護を明確に分けました。病院で介護はしてはいけない。介護施設では医療行為はしてはいけない。という基本が明示されています。その中でその両方をする施設が療養型医療施設です。紛らわしいですが保険によって2つに分けられます。 医療保険を使うのが医療療養型病床、介護保険を使うのが介護療養型病床です。 いずれも脳血管疾患やその他の病気の急性期は過ぎ、病状は安定していても、まだ療養が必要な人のための施設になります。寝たきりなどで重度の介護、また医療行為を必要とし、自宅では介護が難しい人が対象となります。一般病院と違い期限はありません。国の方針から行けばこういった療養型施設はいらないことになります。とりあえず介護療養型病床は廃止がきまっており、医療療養型に統合よていですがお父様のような、嚥下障害に対してのリハビリでこれ以上の改善は望めないが栄養管理など在宅や介護施設では難しい方が多くいらっしゃるため、少しだけ廃止を先送りにしています。一方では病院側に退院出来て在宅に移行できるような最大限の努力など厳しい指導を行っています。患者さんの家族にとって、いくら命に関わる状態と言われても、苦しそうな姿をみても何も出来ない、もし痰が詰まったら などの不安は耐えがたいと思います。話がそれましたが、たとえ解決策がでなくてもどんなことでも先生や看護師さんに相談してください。 に相談した方がいいです。
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- yuyuyunn
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家族も脳血栓後2年になりますが 体重が40キロほどに減り寒さは人一倍みたいです 温度を感じる部分の脳が少し壊れているのかもしれないです 2か月同じ病院にいるということは 病院としては赤字になるというか厚生労働省から怒られてしまうと思います 一度病院のソーシャルワカーカーさんに相談してもだめですか? 家族がいたところでは全額自費(保険外になりますが)になれば 続けて入院していても大丈夫でした ただ金銭的な余裕がないのでそれはしませんでしたが 今病院の流れとして胃瘻は基本的にしないようにしているみたいなので 珍しい病院だと思います この先をどうするのか? 医療にしても介護にしてもどんどん必要になってきますので 身内の方と話し合われた方がいいと思います あと方法としては看護のできる施設を見つけるぐらいだと思います
お礼
早々と親身になってご回答くださり 有難うございました。 そうですね、胃瘻はしないということはと考えると 会話ができているうちはとは・・・ とかいろいろと考えさせられました。 もちろん、今はあまり胃瘻はしないというサイトも 沢山検索しましたが、少しでもという子供の思いを 受けれてもらいましたが、壮絶な介護になるのは 理解しないといけないと覚悟しています。 色々と考えさせて下さるご回答に心から感謝します。 有難うございました。 お礼まで。
お礼
早々とご回答いただき、本当に有難うございました。 これまであやふやな質問がお医者様との会話もできていなかったと 理解できました。 「うーーーん、なるほど」と本当にうなるほど 的確なご回答に心から感謝しています。 何度も何度も読ませていただきました。 ようやく医療、介護の実態が見えてとても納得がいきました。 これでこのご回答いただいた内容があたまにありながら これからお医者様と話し合っていくのと、今までの自分と 大きく違ってきました。 本当に感謝しました。これは高齢者の介護をしている 他のご家族さんが読まれてもきっと納得がいき 大変お勉強になるお話だと思えました。 本当に、本当に親身になって下さり、とても丁寧なご回答いただき 心から、心から感謝しています。家族や身内に見せたいと 思っています。 励ましてもらったような感覚です。 お世話になりました。本当に有難うございました。 心からお礼申し上げます。本当に感謝しています。 お礼まで。