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脳梗塞で動かなくなった筋肉は筋肉の刺激で回復する?
テレビのコマーシャルで筋肉に巻きつけて電気?による刺激で筋力を増進させる器具が宣伝されていますが、脳こうそくで動かなくなった筋肉の衰えも防止できるのでしょうか。
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残念ながら、無理だと思われます。 コマーシャルで筋肉量を増やしたり筋力を強くすると言っているのは、「通常の動き+刺激による動き」ですからウソだとは思いませんが、理由はどうであれ、使わない筋肉はドンドン減少し、力を無くしていきます。 ご覧になったこともあると思うのですが、宇宙でちょっと暮らす人たちでさえ、船内で一生懸命運動(自転車こぎみたいなの)をしています。それでも地球に帰ってくると、重力に負けて自力で立ち上がれないこともあるようです。昔は、あまり運動をしていなかったので立ち上がれないのがふつうで、日本人が平然と立ち上がったというのでニュースになっていたくらいです。 電気刺激による緊張と弛緩(それもCMで言うくらいの時間)くらいで、筋肉が維持できるなら、宇宙でもそれを利用するものと思います。 つまりあの程度の刺激では、使わないことによる筋肉量減少や力の喪失を補えないと思います。 なので、筋肉を維持するという点では意味はないと考えます。 じゃあムダかというと、まったくの素人考えですが、筋肉が電気刺激でちょっぴりとでも動くことによって、脳に筋肉を動かす刺激が逆流して、脳に筋肉を動かすためのバイパスができる助けには成るんじゃないかと思います。 例えばウィンクできない人でも、片目だけつぶろうとまぶたの筋肉に力を入れながら指でその片目をつぶらせるということを長く続けているとウィンクできるようになります。 脳梗塞の場合にも同様なことがおきるかどうかは知らないのですが、死んで筋肉を動かす機能がなくなった部分の、身代わり部位を脳に作らせるためには、やってみる意味があるんじゃないかなぁと思います。 医者と相談して、「有害だ、やめろ」と言われないなら使ってみたらいかがかと思います。
お礼
おっしゃっていることはいちいち納得できました。ご教示を参考にいろいろ試してみたいと思います。