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湯船に入っても肌が濡れない理由

湯船に入ってるとき、膝を曲げたりして膝と太ももが水面から出ると、一瞬前まで水の中に入ってたのに濡れてません。所々に水玉はありますが。 それどころか数秒経つとあっという間にサラサラになりますよね? あれってなぜですか? 肌はそもそも濡れないものなんですか? でもお風呂上がりはタオルを使いますよね?

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noname#223065
noname#223065
回答No.2

 例えば、以下のサイトで肌は水の侵入を防いでいることが解説されています。 ・Why is our skin waterproof?(なぜ肌は防水なのか?) http://io9.gizmodo.com/5906135/why-is-our-skin-waterproof  上記サイトの内容を簡単に説明しますと、皮膚表面は脂質で覆われており(毛穴などの皮脂腺か脂質が常に分泌されている)、その脂質は水分保持と水分をはじく性質の両方を持っている、ということです。  つまり、適度に水分を保持しつつ、それ以上の余計な水ははじいてしまうということですね。この性質は、例えば汗による体温調整に必要だったりします。汗は蒸発する(=乾く)ときに熱を奪うのですが、体表面に薄く広がっていると乾きやすいので一番効率がよいのです。  もし汗の層が明らかに濡れてみえるくらい厚くなってしまうと、乾きにくくなり効率が落ちます。ですので、汗が大量に出てしまうほどになると、蒸発の妨げになりかねない汗は水滴となって流れ落ちるほうがよい。湿度が高くなく、風がある状態ですと水は激しく蒸発しますので、かなり濡れた状態では逆に冷えすぎるようにもなります(ぐっしょり濡れたシャツで扇風機に当たると実感できたりする)。  ですので、体表面にある脂質は、薄く水分保持しつつ、それ以上は水をはじくようになっているのです。  しかし、湯船につかると肌をぬるま湯にさらすことになり、一時的にですが体表面の脂質が失われがちになり、一応はまだ水をはじくものの、かなり濡れることになります。また、体を石鹸で洗うと、石鹸は油脂を分解する作用がありますので、やはり体表面の油脂が一時的せよ減り、かなり濡れた状態になってしまいます。  ですので、体をちょっとシャワーで流す程度で湯船に入り、腕やひじ、ひざなどが湯から出ると、かなり水をはじきます。湯船に長くつかるほど体表面の脂質も落ちていき、水のはじき方は弱まります(このとき、自分の手で触っても、手も水のはじき方が弱まっているのでちょっと分かりにくい)。石鹸で体を洗った後だと脂質がかなり流れ落ちてしまいますので、もっと濡れ方が大きくなります。  そのため、風呂上がりでは体表面にかなり水分が残ってしまうので、バスタオルで体を拭くのです。 P.S.  加齢や栄養不良などの原因で、体表面の脂質が減ったり、水分保持と水をはじくバランスが崩れてきたりします。化粧品などでは、そんことを考慮して年齢別のスキンケア用品を用意していたりします。もし、湯から出た膝や太ももがあっという間にサラサラになるのなら、若くて健康管理もよいからでしょう。

hp-7
質問者

お礼

なるほど、脂質が原因なんですね。 そう言えば汚れた頭は濡れにくい、泡がたちにくいと聞いたことがありますが、それも脂質が関係しているのかもしれません。 回答ありがとうございます。

その他の回答 (1)

回答No.1

貴方が若いからです

hp-7
質問者

お礼

回答ありがとうございます。

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