スピーカーケーブルの選定について

質問

自宅防音室用のカラオケ設備を選定中なのですが、
最大出力150W +150Wのカラオケ用アンプに、最大入力200Wのスピーカーを繋ぐ予定なのですが、この場合スピーカーケーブルは何AWGが適しているのでしょうか？

音響、電気に詳しい方よろしくお願いします。

回答No.2

iBook 2001（@iBook-2001）

はじめまして♪

一般論として、　ゲージ、AWG １８、１６、１４
スケア　0.75sq 1.25sq 2.0sq　というあたりが無難です。

あまり太い導線ですと、スピーカーターミナルに綺麗にお収まらなかったりたりします 。

導線は太いほど抵抗が少なく済みますが、長ければ長いほど抵抗が大きくなってきます。

実用上の範囲で言えば、太めの電線でもせうぜい４０mくらいがベター。頑張っても１００mまででしょう。それ以上になりますと、音尾鮮度が落ちてしまいます。
（過去にイベントでやむなく２００m近くとして、スピーカーユニットの配線を工夫して１６Ω仕様とはしてみたものの、大きな音は出ているが、アナウンスなどの内容が、ほとんど聞き取れていなかった。。音の明瞭度？鮮度？　そんなのがガタ落ちになるとガッカリですものねぇ。（急遽、８Ω２本で１６Ω化した２台のスピーカーを長列接続、見かけ上で３２Ωにしたんですが、送り出しアンプが８Ωでの限界が５０W、１６Ωなら２５W、、３２Ωなんで１２．５W 大勢がワイワイしている屋外で、聞き取りやすさは改善されたものの、音量がねぇ、、汗。って経験もありました。今となっては懐かしい経験です。笑）

アンプからスピーカーへは、常時限界の最大電力が送られるわけではありません。

ど素人PAの経験から、多少調べて、本物のプロ現場では、アンプの「最大出力値」に対して、連続平均出力は　１／８程度が常用限界。という「プロの常識」というのを知りました。そのうえ、壁とか天井がない屋外では、ほぼほぼ全方位に音が拡散されっぱなしになるため、屋内利用の１０倍くらいのパワー余裕があった方が良い。って事も覚えましたよ。

防音カラオケルーム。一般的な範囲での、音の反射を減らす吸音処理をしてても、一定の音に反射があるので、せいぜい２倍くらいの余裕度を見込んでおけば問題ないでしょう。

スピーカーの能率、１Wで１mという指標で９０dB スペック的には　「出力音圧レベル：９０dB/w/m」という場合、スピーカーから２mの場所で聴いて90dB(SPL)を得るには、４Wで済みます。
一派的なオーディオ機器による音楽鑑賞では平均８０dB/SPLとも言われ、アンプパワーで言えば　1/10 つまり1mなら0.1W 。2mなら0.4W。プロ現場並みの８倍の余裕を考慮した場合、0.8Wとか、3.2Wとかの数値になってきます。

配線距離が４０m以下であれば、むやみに太い電線を用いる必要はありません。

しかし、ケーブルによるニュアンス的、非常に微妙な音に違いにも拘るのであれば、個人の感性領域での判断。たとえ私がダメ。っていう電線でも、これがベスト。っていう人もいるはずですし、逆に、非常に多くの人が良い。っていうケーブルが私の環境と私の感性には合わない。って事もありえますしねぇ。

あ、そうそう。大きな声で歌って。。という範囲ですと、上記の「リスニング」による音量とパワー。いちおう１０倍くらいで考えておくのが、無難だと思います。

細めの　AWG18(0.75sq)の電線でも、電源用の延長ケーブルとしては８００Wまで、あるいは1200Wまで。とかで多用されています。（絶縁素材や構造とか、外皮とかにもよりますが、長時間連続利用による安全限界（余裕度も考慮して。）って話ですけれどね。）

回答No.1

bladevortex

ケーブル長とスピーカ抵抗値とケーブルの抵抗とから”選ぶ”のが一般的ですね。なのでどれかを指して”これが適している”というのも特にないので(そりゃ明らかにおかしなチョイスはあるけど)、カラオケだし自宅用とのことだし、どれでもいいんじゃないかと思います。
太いか細いか、長いか短いかで抵抗が違います。
それとは別に太いほうが低音が、細いほうが高音がそれぞれ出やすくなります。じゃあ太ければ何でもかんでも低音が得意かと言えばそんなこともなく、上でも述べたように「場面による」ものです。

「見た目が本格的っぽいから太いもの」とか「値段が安いから細いもの」とかの選び方でいいのでは。

こだわるなら勉強しないと(苦笑)
勉強ついでに、勉強されたかどうか分かりませんが、低音ほど振動が大きくなるのでちょっとやそっとの後付防音室だとすっかり貫通して戸外まで低周波振動が伝わることもあります。近隣環境と照らして考えてください。基本的には遮蔽効率は素材や厚みよりも「質量」に左右されるので、分厚いコンクリート壁や鉛板などを設置しなければ多かれ少なかれ漏れるでしょう。
スピーカ出力を下げるだけでも解決しますが(笑)

製品例ごとの特徴が次のサイトに示されています。係る仕様が次ページに載っているので対照して見てみてください。
https://www.r31.jp/counter/spc/choose_spc5.html