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静かで美しく、かつ恐ろしい小説
皆さん西加奈子さんが書いた小説、「窓の魚」を知ってますか? あらすじより… 温泉宿で一夜を過ごす、2組の恋人たち。静かなナツ、優しいアキオ、可愛いハルナ、無関心なトウヤマ。裸の体で、秘密の心を抱える彼らはそれぞれに深刻な欠落を隠し合っていた。決して交わることなく、お互いを求め合う4人。そして翌朝、宿には一体の死体が残される──恋という得体の知れない感情を、これまでにないほど奥深く、冷静な筆致でとらえた、新たな恋愛小説の臨界点。 ここで描かれる“深刻な欠落”は 一歩間違えれば誰でもが陥る可能性があり、非常に病的なものです。四人はそれぞれ普通の人として生活をしながらもゾッとするような闇を隠しています。その闇を静かに美しく描いた小説です。その象徴として描かれる“死体”もまた、恐ろしくも美しい。最後まで何が本当なのかが分からず、謎解きではありません。 私が一番好きな小説です。 今まで小説では味わったことのない衝撃を受けました。 このような静かで美しくかつミステリアスな小説を他に知りませんか? 同じような雰囲気の作品だと小説ではないのですが、堀北真希が出演した白夜行があります。 白夜行の小説は読んだことがありませんが…
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- fkl16454
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回答No.2
こんばんは、初めまして。 夏目漱石「夢十夜」の第一夜が美しくて恐ろしいと思います。 坂口安吾「桜の森の満開の下」、桜の頃になると読み返します。 児童文学ですが、小川未明の作品群も、美しく、ちょっぴり怖いものが多いですね。 そのくらいでしょうか。 失礼いたします。
noname#255857
回答No.1
その本は読んだこと無いけど、 質問のタイトルで浮かんだのが乙一かな。 「暗いところで待ち合わせ」「しあわせは子猫のかたち」「フィルムの中の少女」など