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モーツァルトのレクイエムについて
この歌詞はラテン語ですよね。第8曲以降、何回も「守り給え」と聞こえるコーラスが繰り返されます。これは何と言っているのでしょうか。 そういえばこの曲、「アーメン」のコーラスで終わる第7曲までとそれ以降の第8曲から第12曲は何か全然雰囲気が違うように思えるのですが・・・。
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回答 その2 音形で(マモリタ~マエ)この部分ですか? https://youtu.be/jpWJXoEF2hA?t=134 Quam olim Abrahae (promisisti) かつてアブラハムと(約束)されたように
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- John_Papa
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こんにちは。 モツレク懐かしいです。生演奏の録音したことがありますし、私自身がコーラスに参加した事もあります。 「守り給え」なのでしょうか? 演奏の版によって曲数が違ったりしますが、「Domine Jesu 主イエス」以降に多く現れるのはDomineという言葉だと思います。ラテン語で「主」は正しくは「Dominus」ですが、イエスに対してだけ「Domine」とする習わしだそうです。杓子定規な主従ではなく、親しみ(甘え)が入った特別な言葉のようです。 この前曲「Lacrimosa 涙の日」の歌詞に「pie Jesu Domine 慈悲深き主イエスよ」と登場します。「アーメン」の直前です。 大まかに、(Introitus 入祭唱 を除き)ここまでが絶対なる神の裁きへの畏れであり、以後が救い主への賛美となります。 曲に直接出てきませんが、神に対する罪を自分の身代わりに背負って十字架に付けられたイエスの愛(神の愛)によって罪から解き放たれるというキリスト教の奥義が前提となっています。 その「身代わり」の意味で生贄(いけにえ)とする「Agnus Dei 神の子羊」は十字架上のイエス・キリストを現します。 現在の日本では(世界的にその傾向かな?)、神の権威が希薄で手軽に罪穢れが落ちますので、生贄という風習が実感しづらいですけどね。 参照訳: http://memo.choruslib.net/2014/05/blog-post.html
お礼
ご回答ありがとうございました。
お礼
ご回答ありがとうございます。これです、これです。長年の疑問が晴れました。感謝します。 私はバッハのカンタータが好きでレコートやCDをかなり持っていますが、モーツァルトの作品はちょっと軽めと思っていましたが、このレクイエムは壮大で華麗な作品でとても好きです。 的確なご回答ありがとうございました。