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三洋電機とシャープは何が違って何が同じだったか
どちらも大阪にあり、携帯電話端末で一定の存在感があり、最終的に経営危機に陥った点は一致しています。 また、規模は小さくとも技術が認められていた点も共通していると思います。 あとはサ行でロゴが赤い点など・・・。 三洋電機とシャープで似ていた点と違っていた点はなんだと思いますか? また、メガバンクの再編のように三洋とシャープが統合していれば不幸は起きなかったようにも思いますが、無理だったのでしょうか?
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シャープは一本足経営だなんてトップが自慢するほど経営が腐っていた。リスク管理や分散など、考えてなかった。 アップルがヒットさせた製品のほとんどはシャープが何年も前に製品化、サービス化していたのに、それに重点を置くことは想像もできなかった。 中小出版社が一冊のダブルミリオンセラーを当てると、倒産することがよくあります。儲かるその本に集中していまい、ブームが去ったあとに在庫のヤマに埋もれてしまうんですね。儲けた利益で次の作家を育てるということができない。小さい会社で人手が足りないということもあるけど、経営者の視点が目先の利益に向いてしまう。 シャープで起きたことはこれです。 長年、いろんなジャンルの製品を出してたけど、シェアトップに立てなかったメーカーが、液晶という技術を育てて圧倒的なトップに立ったことで、経営資源をそれに集中してしまった。 液晶って、シャープが手を出した際、他の数社も取り組んだけど、製品化してもあまりに拙いものしかできずに、やめたんですね。有機ELの方がまだ芽があると思われてた。 見捨てられた技術をものにできた幸運を得たわけです。 三洋電機は、単純に意図せずパナソニックに全面戦争を挑んで全ジャンルで負けたという感じでしょうか。 そこを腕のない女性経営者に付け込まれて全権をにぎられ、解体までに追い込まれた。 女性経営者に引導を渡されるケースは、古くはタカラブネでもあって、珍しくはないみたい。 シャープとの違いは三洋電機の方が経営を支えた技術の幅が広かったこと。共通点は無能な経営者が泥沼の権力闘争をしていて、会社の再生ができなかったことじゃないかと。
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- kimamaoyaji
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シャープは全く別の問題で衰退しました、それは副社長等が韓国好きで、技術をサムソンに全部タダで教えただけでなく、作れるように指導した所です、特に半導体技術や液晶技術移転がすごかったようです、おかげでサムソンは大躍進をし、同じものを作りにしても、人件費が高く、研究開発費がかかるシャープは当然ながら衰退するという結末です。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BD%90%E3%80%85%E6%9C%A8%E6%AD%A3 それを知っている三洋が合併??なんて考えるでしょうか? まあ最も、シャープを買収した鴻海自体もスマフォの飽和で、APPLEの売れ行きが落ちている(裏切り者のサムスンに変わりAPPLEの組立工場として大躍進した)ので鴻海の利益も急激に落ちているので、日本の銀行から金を借りて、シャープを買収した訳で、鴻海自体売上が落ちている中、シャープの技術で巻き返しを考えた様ですが、買収した時は既に優秀な技術者は他社に移ってしまい、鴻海とすると価値があまりないものになったシャープの末路は 消え行くしか無いのかもしれません。 本来は再生機構による復活が良かったのですが、経営陣トップが全員クビ、などを嫌ったためではないでしょうか?
- catpow
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>>三洋電機とシャープで似ていた点と違っていた点はなんだと思いますか? ソニーも同じでしょうけど、技術者軽視・現場軽視でトップは自分の地位・権力維持が第一、取り巻きはヨイショのご機嫌取りばかりって組織になっている(いた)ような気がします。 正しい問題解決策は、トップのこれまでの功績を否定する方法であり、それを指摘した人は、左遷され会社を去った・・・。能力ある人材は活用されない。 そしてどんどん傷口が広がっていった。 大東亜戦争の初期段階に、日本軍は大勝利の連続でした。でも、ミッドウエー海戦で負けてからは、みじめな負け戦が続いて敗戦になりました。 歴史の本で読んでいたら、現代の日本企業には、しっかりと旧日本軍の精神が引き継がれていて、それで勝てる戦場でも負けた日本軍と同じだなあと感じさせられます。
- haro110
- ベストアンサー率13% (285/2100)
詳しくはありませんけど・・・三洋は電池関連に関する技術力とかが優れててパナソニックが欲しかった魅力があった。 シャープは液晶でずば抜けてたけど海外勢に値段で負けて穴埋めの為素晴らしい技術者の流出をした。 屋台骨がガタガタになりそれを高額で引き受ける魅力は無かった。
- tzd78886
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両社とも株を持っていました(シャープは今でも持っています)。 はっきり言って、国内に引き受ける会社があるか否かの違いでしかなかったと思います。三洋電機は松下から分かれたような会社で、パナソニックとしても引き受けることは当然のような風潮があったのでしょう。シャープは早川徳次が創業した時から独自の路線を歩んでいたためにそういう会社は国内にありませんでした。