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対人関係において自分が分かりません。
20歳大学生の女です。 人と接しながら、どう接したらいいんだろう?どう返事を返したらいいんだろう?自分の本当の意見はどこにあるんだろう?自分はこの人とどう接したいと思っているんだろう?と考えてしまいます。 だから、考えることに集中してしまい、緊張して余計にありのままではいられなくなるし、そんな自分が嫌になり自己嫌悪に陥って、どんどん情緒不安定になっていきます。 また、特に人と目を合わせて話すのが苦手で、緊張して目つきも悪くなり分かりやすい愛想笑いをしてしまうので、相手を不快にさせてしまいます。 いろんなことがうまくいっている時は自分に自信がでて、対人関係もうまくいくのですが、少しでもうまくいかないことがあるとすぐに落ち込み自信が無くなり、人とどう接したら良いか分からなくなります。 女友達は私のダメなところも全て受け入れて仲良くしてくれる親友が2人います。親友とまではいかなくても、全て受け入れてくれる友達は何人もいます。でも、それはある程度の距離感を保ちながら接しているから、私を好きでいてくれるんだと思います。一緒に生活したらきっと嫌われると思います。 根本にそういう考えがあるので、恋人を作ることにも抵抗があります。恋人に対しては特に情緒不安定になってしまうし、依存もしやすいので、いつか嫌われるんだろうという不安があります。 このように対人恐怖?やありのままの自分が分からない原因として、幼少期の経験があるのではないかと自分なりに考えてみました。 私は日本人の父とフィリピン人の母に育てられましたが、母は基本的に情緒不安定で、自分の気分で私達兄弟を叱ったり、不機嫌な態度を出すので、私はいつも母の機嫌を伺っていました。少しでも女の子らしくするとぶりっ子と言われ、服を選ぶ時にこの服がいい!と言ったり、テレビを観ている時にこの人がかっこいいなどと言ったりすると、お前はセンスがないと言われました。だから、できるだけボーイッシュでいようとしたし、母にセンスが悪いと言われるのが嫌で、本当に好きなものも好きと言えませんでした。 また、保育園の時から、外人ということで私自身が周りからからかわれることがあったのですが、その時に母は私を守ってくれて、あなたは頭がいいんだからいいんだよ。負けないように勉強頑張りなさい。と言われました。私も負けたくないと思い、勉強や運動など全力で頑張りました。 小学校に上がると、舐められたくなかったので、いつも強気で男子にも女子にも恐れられ、中2で反撃を受けるまでは学年のピラミッドの一番上にいました。勿論本当に強かったわけではなく、舐められたくないという一心でした。勉強ができて運動ができて喧嘩も強くて面白くて友達が沢山いて凄い人とだと思われるように頑張っていました。 今思うと、昔から教室に入るのがいつも怖かったです。入る前に、今日は元気にいこう!とか自分のスタンスを決めていました。給食で机を合わせて食べるのもかなり苦痛でした。今大学に通っていても教室に入ったり、顔を合わせて話すと不安な気持ちになります。 ただ、人が嫌いなわけではなく、寧ろ人に対してうまく接することができず、相手に不快な思いをさせている自分が嫌いです。 親との関係からすると、アダルトチルドレンの疑いがあるのではないか、、と考えているのですが、本当にそうなのかわからないし、そうだとしたらどうしたら良いのでしょうか? どうしたら自然体な自分で、情緒不安定にならずに、人間関係を築けるようになるのでしょうか?
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- fuku_0327
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考え方のポイント:根拠なく思い浮かぶ、自動思考がある 認知と行動、感情の関係に着目する際、瞬間的に働いている認知を、自覚することを目指します。 ☆何気なく浮かぶ心の声:人間の認知を詳しく掘り下げると、日ごろから意識している考え方のほかに、何気なく思い浮かぶ、心の声があることに気づきます。それを「自動思考」といいます。「自動思考」:自動的に根拠なく思い浮かぶ考え。自分で考えているつもりはないのに、瞬間的に生み出される。(どうせまた嫌われるんだろう、どうせ頑張ってもだめだ、きっと家族は怒っている自分のせいだ、今度失敗したらもう終わりだ、今日もつらい。生きていても仕方ない) ☆感情や行動に影響している:認知のなかには、自動思考のように瞬間的に浮かんでくる考えがあり、行動や感情に影響を与えています。認知行動療法では、そのメカニズムをくわしく見ていきます。 (例:失敗を恐れる自動思考の影響で、緊張感が生じ、あわててしまったため、会議が始まると本当にミスが続出 「自動思考が運悪く現実になると、根拠のない自動思考をますます確信してしまうという悪循環に」「頭でもやもや思い悩んでいても気づかなかった感情や行動が、自動思考の言語化によって明らかに」「自動思考が、認知や行動、感情への流れにどのような影響を及ぼしているか、理解する」 ☆認知は意外に制御できていない:認知の内容を詳しくみていくと、認知というものは、自分では意外にコントロールできていないことがわかります。いつも「友達を増やそう」と意識しているつもりなのに、いざパーティーに行ってみると「気のきいた会話はできないかも」という自動思考が思い浮かび、その考えに支配されてしまって、結局誰とも話さずに帰宅するということが誰にでもよくあるものです。 ☆自動思考をとらえると自己像が変わる:自分が考えている通りに事が運ばす、どうも生活がうまくいかない場合には、自動思考をとらえてみましょう。考え方を見直すきっかけになります。「とらえる」とは、紙に書きだしたり、人と話したりして、自動思考を言葉にしてみること(言語化)です。 考え方のポイント:自分の考え方のクセ(スキーマ)を知る 自動思考をとらえると、認知の意外な姿が見えてきます。しかし、認知にはまだ隠れた部分があります。さらに深く掘り下げ、スキーマ(考え方の癖を作る設計図。中核信念【コア・ビリーフ】などとも呼ばれる。自動思考よりもさらに奥深く、心の中核にある考え方のパターン)をとらえましょう。 ☆自動思考の奥底にある信念:認知をよく掘り下げていくと、やがて、自分の考え方のくせにたどりつきます。いつもの考え方の奥に、核となる信念のようなものがあるのです。「いつも人から嫌われ、ひとりぼっちだ」「誰かに助けてもらわないと、何もできない」「完璧でないと無意味だ」「自分はダメ人間だ。何の才能もない、恥ずかしい存在だ」「他人は自分をいつも利用しようとするので、絶対に信じない」 ☆スキーマをとらえなおすことが治療に:認知の中核にある信念、スキーマをとらえると、そこに大きな問題があり、症状を引き起こしていることに気づくでしょう。認知行動療法による大発見です。 ☆認知の正体をつかむことをめざす:自動思考を下へ下へと掘り下げて、スキーマをつかむと、ついに認知の全体像がみえます。パーティーで「うまく話せない」と考えてしまう人は、「他人から変だと思われたら人生終わりだ」という誤った信念を持っている場合があります。その信念に気づき、それがいつも正しいのではなく、むしろ誤っていることの方が多いと認識できれば、そこを変えるのが治療につながるとわかってきます。 出典:「認知行動療法のすべてがわかる本」
- 参考URL:
- http://www.cbtjp.net/
- fuku_0327
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おはようございます。私もアダルトチルドレンで、認知行動療法・アサーショントレーニングの勉強をしています。 まずは認知行動療法の中身から。 ・考え方のポイント 認知と行動と感情の3つを考える:認知行動療法には、考え方の基本となる「型」があります。認知と行動と感情によって形作られる三角形です。 【理性と感情のバランスを重視】人間は、理性一辺倒では生きられない生き物です。人間の脳には大脳皮質という、理性を生み出す部分と、大脳辺縁系という、感情をつかさどる部分があります。理性と感情がどちらも正常に機能している状態が、人間らしい姿なのです。現代の日本の社会では、成果主義で理性だけを重視するところがありますが、そうして感情の働きを封じることは不自然なことです。認知行動療法は、人が不自然な状態から本来の人間らしい状態に回復するように、理性と感情をバランスよく使います。考えも気持ちも行動も大事にするのです。