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京成関屋
京成本線に『京成関屋』という駅があります。一般には『関屋駅』と呼ばれています。 本来駅名の頭に鉄道会社名等をつけるのは、同じ地域の先行する駅頭がある場合の区別と思われますが、隣接する駅は東武伊勢崎線牛田駅で開業は関屋より新しいようです。 『京成関屋』にはなぜ『京成』が付くのでしょうか。かつてこの付近に『関屋』という駅が存在したのでしょうか。
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京成電鉄の矜持を表したもののようですよ。競合他社の多い地域に戦略的に切り込んで作った駅なので、自社名を付けて認知させる必要があったのでしょう。関屋という地名より、この地域に「京成」を浸透させなければいけない理由があったようです。 http://rekisanpota.blogspot.jp/2014/06/blog-post_13.html ご質問者さんが考えられたもの以上に、面白い物語があったようです。
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- kuzuhan
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付近にあったわけではありませんが、新潟の関屋駅(現在はJR東日本の駅)が大正2年に開業しているのと、奈良の関屋駅(現在は近鉄の駅)が昭和2年に開業しています。 京成関屋駅は昭和6年に開業しているため、同名の駅名を嫌って京成関屋と付けたのでしょう。 もうちょっとつつくと、新潟は越後鉄道の駅として開業した後、昭和2年10月に国有化されて国鉄の駅になっています。奈良は昭和2年7月に大阪電気軌道の駅として開業しています。 奈良が開業したときは新潟とは「私鉄と私鉄」の関係でしたが、京成関屋のときは「新潟に国鉄に同名駅」があったので避けた・・・と見るのが普通かなと思います。
お礼
ありがとうございます。関屋で再検索したら新潟の駅も出てきました。 近鉄にも関屋駅があるようですね。でも、こちらはもっと新しい開業なのに『近鉄関屋』にはなっていません。全国に同名駅は多くありますが、すべてが社名や本線名で区別してはいないようなので、てっきり過去に幻の廃線や廃駅があったのかなと思った次第です。
お礼
ありがとうございます。 東武と京成ってそんな因縁があったんですね。自分が使っていたころの京成って経営悪化のピークでしたし、関東全域に路線網を持つ東武は格が違うと思っていました。千葉と埼玉だからエリア競合もないし。 押上に両社の本社があった(東武橋と京成橋があったし)のは知っていますが、当時は浅草が乗り入れに社運をかけるほど重要な町だったんですね。(今は浅草が起点というとなんとなく半端な感じがしますが‥‥) 東武の堀切という駅も昔の堀切が荒川開削で寸断された名残かと思っていましたが、なんでこんなところに駅があるのと思うくらい不思議な駅にはやはり東武・京成の因縁めいた経緯があるのでしょうか。