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桃の木の病気?
- 桃の木の幹や枝に、ゼリー状の異物がくっついています。
- 虫が木の中に入って、糞などを排出しているのか?
- 木に病気が発生し、こうなったのか?
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質問者が選んだベストアンサー
ゼリー状の症状が広がってますね。これはバラ科の果樹なんかでは日常的に多く見られる症状です。 主な原因はコスカシバの幼虫による加害か、細菌感染です。 取り除いて明確な穴が開いているようならコスカシバ、微妙な状態なら細菌・コスカシバのどちらとも言えます。 以下のURLをよく読み、対策を実行してください。事前の防除としては炭酸カルシウムを塗布してください。 コスカシバに加害 http://gaityuu.com/kazyu/momo/zyusi/page0001.htm http://www.jppn.ne.jp/fukuoka/boujyo/kaju/2375.htm http://www.sakaegreen.com/news/news1008.pdf 樹脂病/樹脂の漏出症(樹脂症) http://www.geocities.jp/morio_ahoo/culture/p_resin.htm http://plaza.rakuten.co.jp/momotaro1188/diary/200902040000/
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- bannzaiusagi
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いわゆるヤニ(松の木なら松脂)ですね。人が怪我をすると出血や、軽くて出血まで行かなくとも黄色っぽい透明な液が出てきて傷を塞ぎそれが固まってカサブタが出来ますが、これは樹木でのカサブタの様な物。つまり、桃の木の樹皮が怪我したわけですね。まだ柔らかいのならこれから徐々に乾燥して固形化します。 ただ、このヤニが出て固まる原因はいろいろです。ヤニは樹皮の傷を防ぐ働きしかありません。ヤニ自体は樹皮を傷つけない様に綺麗に取りさって傷部分に癒合剤を塗って固めれば問題がないのですが、原因を突き止めないとそれだけで済むのか、まずは原因を処置をしてから癒合剤を塗るかに別れます。そしてその判断はご自分でするか、樹木の専門家(果樹農家などの知り合いが居ないのなら造園業者など)に診てもらい自分で処置するか専門家に依頼して行っていただくかです。 まずはヤニの固まって分厚い部分はナイフなどで削り、固まっていない物は水でふやかして柔らかくすれば取り除けます。冷たい水よりはお湯の方が取り除きやすいので熱すぎない程度のぬるま湯で行うと良いかと。ヤニの主成分は「ペクチン」。ミカンの果肉を包んでいる袋を形造っていたり、果物のジャムでのジェル化を砂糖と結合して作り上げる成分で、果物から原料を取り精製された物が製菓材料として市販もされています。戦時中の物のない時代の子供たちは桜や果樹から出るヤニを集めておやつ代わりにガムの様に噛んでいたと聞きますから(今で言えばお菓子のグミみたいな食感?)多少甘みも有るのかもしれません。 ヤニを綺麗に取り除いたら、樹皮に残る傷の形を良く見てみて下さい。風などが原因で何かが枝に当たって出来た傷とか、部位的に冬の間雪の重みや大風に煽られてなどで大枝に亀裂が入った(折れる途中の段階)とか、虫が穴を空けて侵入、又は成虫になり出て来たなどが考えられそれぞれ特徴的な傷になっていると思います。 樹皮が傷ついただけなら、大きい傷は癒合剤で塞げば問題ないです。もし雪の重みや大風で枝に亀裂が入ったのなら程度に合わせた処置(ぐらつかないなら念のために下の方から支柱を噛ませる、中の材の方まで亀裂が入りかなりぐらつくなら枝を諦めて切り落として、その切り口は癒合剤でしっかりと塞ぐなど)をしなければなりません・・・。 原因の方は実物を見て触って状態を確認しない事には解らず掲示板の質問では解決ができません。その場に来てくれて木を見て触って診断できる方を見つけて来てもらい対処もお願いするのが一番良いと感じます。
お礼
大変、丁寧な回答を頂き、感謝に堪えません。 家内と一緒に読んだのですが、家内は、 「こんなに親切な人がいらっしゃるんですね。」 と、感激しておりました。 お教えいただいたように、ヤニを取り除き、原因を追及したいと思います。 本当に有り難うございました。
お礼
色々なサイトを紹介していただき、感謝しております。 参考にして、色々試したいと思います。 有り難うございました。