身体障害者の父を持つ娘です。
父は事故により右腕上腕から切断しており、義手を嵌めていました。
「障害者とは、一人で自分のことを出来ない人をいう」という回答がありましたが、それで言えば父は「障害者」では無いのだな、と思いました。
そして、あなたのように、自分で障害という檻に入る人もいるのですね。
二度も手術をして、普通の人と変わらぬ生活をしているそうですが、生活は楽しめてますか?
好きな事、趣味や楽しみはありますか?
人間関係以前に、生活を楽しんで何かしら自信を持たないと、単に病気を言い訳にしているように感じます。
父は結婚目前に右腕を失くしましたので、母は反対を押し切り結婚したそうです。
娘の目から見ると、母と父は対等でした。
介助者でも、介助される側でもなく、心配も迷惑もなく、対等な関係でした。
知らない方は、「片腕で大変なんだから、もっと気遣って優しくしたらいいのに」とか言ってましたが、母は、「私は妻であってヘルパーじゃない」と言ってました。
なんでも器用にこなす父でしたので、着替えも運転も爪切りも、全部自分でしてましたから、母も敢えて手出しはしませんでした。ネクタイだって片手で器用に結んだものです。
そんな父が、「おい、手伝ってくれ」という時は、余程の事なので、何をしていても手伝いに行ってました。ワイシャツの第一ボタンが固くて留めにくいとか、夏みかんの皮が剥きにくいとかでしたけど。
そんな父でも、もしかしたら、投稿者さんと同じように考えたかもしれません。
22歳の健常であった自分が、いきなり障害者として手帳を交付され、義手を作る事になり、そんな父を想像すると、さぞかし無気力感に苛まれただろうと思います。結婚なんて、出来るはずも無いと思ったかもしれません。
想像でしかありませんが、父が片手でなんでもこなせる様に努力したのは、結婚したからだと思うのです。心配も迷惑も、母にかけたく無いから努力したのだと思います。
ただし、父は障害以外のことで、母や家族に迷惑を掛けました。
父は既に他界しましたが、母は今だに父の掛けた迷惑を怒って愚痴ることがあります。
でも、障害の事で文句を言ったり、迷惑だと言った事は一度もありません。
ですから多分、あなたが考えるような、障害による迷惑や心配は、ほとんど無いと思います。
あなた自身が、健康に気をつけて、普通の人と変わらぬ生活を楽しんでいらっしゃれば、そうそう迷惑を掛ける様な事態は起きないと思いますよ。