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カーブスが流行っている謎
- カーブスは何かのマルチ商法なのか?ネットワークビジネスや宗教との関連はあるのか気になる。
- カーブスは小さい施設で月会費が安いため、人気があると言われている。
- カーブスには24時間映像で流れるヨガっぽいインストラクターがおり、利用者はその映像を見ながらトレーニングすることが多い。しかし、インストラクター自体はいないようだ。
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カーブスは「女性のみ」が売りです。 女性の口コミとか集団性っていうのは、時にマルチ商法や宗教のような錯覚も覚えますが、カーブス自体は宗教でもマルチでもありませんよ。 経営会社はラーメン屋など飲食店から始まり、カラオケボックスなどアミューズメント系の業種を得意とする会社です。 ですので、フィットネスジム系の専門性はあまり高くないので、マシンなどもとてもショボい通販レベルのもので回しているのでしょう。 そもそも専門的なインストラクターを雇う人件費が経営を圧迫します。ですからインストラクターがいなくても可能なレベルでの運動しかできません。 イメージ的に、カラオケボックスの店員は歌のプロではなく雑務さえできればいい、ということなので、これをフィットネスジムに応用した形になります。 男性の多くは凝り性で、マシンはやはり最新のものや本格的なものを好みますし、専門のインストラクターにちゃんと指導してもらいたいでしょうし、はたまたトレーニングに集中するため外部とは隔絶された場所でないとやる気が起きないのかもしれません。 しかしカーブスの戦略は、そのようなスポーツジムの傾向に対して「ちょっと痩せたい、とか、気軽な感じじゃ通いにくそう」と考える女性をターゲットにしているので、本物志向よりも流行優先、気軽さが売り、ということになっています。 また、本気のスポーツジムだと、トレーニングの合間におしゃべりをしている女性(もちろん男性も)は、他の利用者からは迷惑がられますし、まずインスタラクターがそういった人を「やる気のない連中」として排除したがります。 そういった人でも、インストラクターがいなければ自分のペースで気軽におしゃべりしながら運動もできるので、カーブスはそのような女性の需要に目をつけたのでしょう。 ただ、カーブスは現状では、新規出店を増やし一定期間の入会費無料などのキャンペーンを打つことで顧客を獲得する「新規出店お得商法」なのですが、ヤマダ電機などと同様で、いつかは頭打ちになり見た目上の黒字は実質的には赤字へと反転していきます(ちなみにカーブスの経営会社もヤマダ電機も本拠はもともと群馬県ですね)。 流行っているように見えるのも、今は会社側が新規出店攻勢を仕掛けている段階なので、「見た目上で一時的に利用者が増えている時期」だからであって、その他のスポーツジムに行っている人がカーブスに乗り換えているような状況ではなく、ジム未経験の女性が軽いノリで始めているのでしょう。しかしカーブスに飽きたら、それこそ口コミなどの恐ろしさで一気に他のジムに会員が移っていくことも考えられます。 個人的には宗教的というか、妄信的な利用者が多いのはむしろゴールドジムではないかと思います。ゴールドジムの本格志向は悪くないですが、アパレルなどのフィットネス商品やプロテインなども販売し、利用者の多くがゴールドジムやその商品以外はエセだと思う、言い換えればゴールドジムに通っていることが一種のステータスだと錯覚している人(特にマッチョ男性)が多いので、そちらの方がある意味で狂信的で宗教とも思えてしまいます。
お礼
みなさん回答ありがとうございます