窓の種類はいろいろありますよ。
例えばLIXILとかのHPに種類は載っていますから
見てみられるといいです。
縦すべり窓を押す理由は、引き違い窓のデメリットがそのまま
メリットになっているからなんですよね。
風を捕える力が引き違い窓よりも約10倍なんてことも書いてありますね。
効果的に配置すれば家の中の風通しが引き違い窓よりもずっといい、とも言えます。
引き違い窓だって風を受けるのが真正面ならそれなりに風を捕えることは
出来ますが、縦すべり窓ほどではないです。で、家の窓、全部が全部に
この縦すべり窓が使えるってこともないと思いますよ。
リビングとか縁側、バルコニーサイドってたいていが引き違い窓が多いのは
巨大な縦すべり窓をは難しいという点がありますから、こういう場所には
引き違い窓に似た、片側だけ開く「片引き窓」とか使うと思います。
引き違い窓を設置したところで、出入りするは片側だけしか出来ないですからね。
どうしても、というなら引き違い窓を使用することになると思いますよ。
この建築士がどういう設計・デザインをするのか知りませんけど、
予算と現場の具合、お客さんの希望などで(建築士のコダワリを封印して)
いろいろ組み合わせていくと思います。
引き違い窓が当たり前・・・そう思うのは、そういう家ばかり建っていて
よく目にするからだと思いますよ。商業施設とかだといろんな種類の窓は
ありますから。
まあおそらく、こういう建築士は今まで主流ではなく、どうしてもスペース効率
優先、コスト優先、デザインや効果・効能は二の次って時代が長かったから
「引き違い窓が当たり前」って刷り込みされてきたんです。
建築士や工務店もそれに甘えてきた(施主に知識もないこともあってお任せしてきた)
んですよね。ですのでHPの建築士は貴重な存在だと私は思いますね。