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音大の声楽科の副科のピアノ
知人にK音大の声楽家を出た方がいます。(Sさん) 同じく、K音大のピアノ科を出た方もいます。(Eさん) 二人とも、私の友人ですが あきらかにピアノの技術は違います。 私は成人女性でピアノを習っています。(Mozart のソナタやChopin も弾きます) 先日、Sさんの前で Mozart のピアノソナタを弾きました。 それは、数ヶ月前に発表会で弾いたものです。 先生には 「あなたのピアノは モーツアルトをよくあらわしている。」といわれていました。 Sさんは「子供がソナチネを一生懸命 弾いているみたい。」 とバカにされました。 正直、(あなたに言われたくない。)と思いました。 私が「ここのところがうまく弾けないんだけれど、弾いてみて。」といっても彼女は弾けませんでした。 そこで、質問ですが、K音大(東京にあります) の声楽科の副科としてとるピアノはどのぐらいのレベルでしょうか。 もちろん人によって差はあると思いますが。
専門家の回答 ( 2 )
- 専門家渡辺 千恵(@shuminm1618u) 音楽教室講師
お答えします。 音大声楽科のピアノのレベルはまちまちです。 在京の音大では入学試験曲もソナチネからモーツァルト、ベートーヴェンなどウィーン古典派ソナタの中から、また大学によってはバッハ・インヴェンションが課題曲になっています。中には何カ月もかけてやっとソナチネを仕上げるような人から、幼いころからピアノ科を目指してきて声楽に転向する人まで、そのレベルには大きな隔たりがあるのです。 またピアノ科もk音大に限らずどこの音大でもピンとキリでは雲泥の差です。ですから声楽を出たからピアノのレベルがピアノ科卒より劣っているとも言ません。 ピアノ科卒でも声楽科以下の人もいることは想像できますね。 音大を出て音楽を職業にしている(とおもわれる)ご友人に「ここのところがうまく弾けないんだけれど、弾いてみて。」と言われて、その方は弾けなかったのですよね・・・・ 曲がりなりにも音大で4年間、それまでにも十数年間ピアノを学んできた音大卒者は、小中高と長い時間をかけてそれなりの努力をしてきているわけですから、趣味で楽しまれている人からそのように試されたらどんな気持ちがするでしょうか。
渡辺 千恵(@shuminm1618u) プロフィール
【自己紹介】 武蔵野音大声楽科卒 ウィーン国立音大リート・オラトリオ科修 【教室・スクールのご紹介】 ■教室名:ピアノ&声楽レッスン ムジカのだ 野田 松戸 好きな曲でレッスンはじめませんか? ...
もっと見る- 専門家中須賀 和子(@shuminm164a) 音楽教室講師
あなたがおっしゃっている様に声楽科の副科のレベルなんて人それぞれで、どこの音大だからといって特に変わりません。 私の知り合いには、高校ではピアノ科に在籍していて、大学で声楽に転向する人もいれば、ずっとピアノ科を受けるつもりだったが気が変わり、声楽科を受験した人もいます。 そうかと思えば、ピアノは全くしておらず、受験することになったので一年か二年で必死に練習して何とか合格する人もいる様です。 つまり、音大声楽科の副科のピアノ演奏能力は、受験の時からそんなに重要視されていません。 大学によって受験の副科ピアノの課題曲は違うでしょうが、ブルグミューラーやソナチネの簡単な曲が何とか弾ければ良いのではないかと思います。もしかするとバイエルでも良かったりする大学もあるかもしれません。 大学ではその人のレベルに合ったレッスンをしていくので、ピアノ科同様に弾ける人もいれば、貴方より弾けない人もいるでしょうね。
お礼
ありがとうございました。。 その昔、彼女のピアノを聴いたことがありますが正直( あまりうまくないぁ)と思いました。 その少し前に 前述のEさん(ピアノ科専攻)の演奏をきいたことがありましたがそれは素晴らしかったです。おっしゃるとおり、ピンキリなんでしょうね。転科する人もいるわけですし。 しかし、副科とはいえ、バイエルとかブルグミューラーはちょっと驚きでした。
中須賀 和子(@shuminm164a) プロフィール
【自己紹介】 神戸大学教育学部初等教育学科音楽専修卒業。大阪教育大学大学院修士課程声楽専攻修了。兵庫県新人演奏会、朝日推薦演奏会、箕面市新進演奏会などに出演。 日本クラシック音楽コンクール西日本本選会...
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お礼
ありがとうございました。 >ピアノ科卒でも声楽科以下の人もいることは想像できますね。 おっしゃるとおり、色々なんでしょうね。 彼女には「教えてあげるから、ちょっと弾いてみて。」といわれて弾きました。 彼女に「ここのところを弾いてみて。」といったのは彼女を試したわけでは決してありません。「教えてあげる」といわれたのでお願いしただけなんです。 多分、もう彼女の前でピアノを弾くことはないと思います。(笑) コツコツと練習をして、少しでも上をめざします。 話は変わりますが、ウィーンに留学されていたんですね。 去年、ウィーンとザルツブルクに音楽三昧の一人旅に行きました。 ムジークフェラインでのウィーン響のコンサートは鳥肌が立つほど素晴らしかったです。 来年はお金をためて、Chopinに会いにポーランドにいくつもりです。