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ネットワーク内蔵のリボンツイター。アッテネーターは

かなり古い、パイオニアのリボンツイーター(ネットワーク内蔵)を入手しました。音出しはまだですが、このまま繋いでもいいのでしょうか? アッテネーターは別途必要ですか?

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  • John_Papa
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回答No.4

No.1、3です。 ネットワークは、簡単ですから作れば良いでしょう。 ネットワークの計算をしてくれるサイトは、いくつかありますので、後はコイルやコンデンサーとかアッテネーター(固定抵抗器で良い)の入手だけですね。 我々の世代は、市販スピーカーのネットワークを分解して、これでいいのだというノウハウを学んだのです。 その前に、必要な計測器「LCRメーター」を(スピーカーを自作しなくなって長いですので現状ではどうだろうかと)検索して見ましたら、すごいことになってますね。 このスペック、このコンパクトサイズでこの価格ですか。ちょっと驚きました。 http://www.sanwa-meter.co.jp/japan/items/detail.php?id=333 スピーカーネットワーク用途であれば、万円台のLCRメーターでも使えそうです。 大量生産する訳ではありませんので、「ネットワーク コイル 販売」で検索して、計算通りのコイルがなければ、少し大きめのコイルを買って、それを測定しながら巻きほぐして計算通りのコイルを作ります。 http://www.fostex.jp/products/lm-series/ 私がやってた頃は、LCRメーターもアナログ表示であてにならないし、市販コイルも±20%の誤差が許容されてたので、つくるコイルの精度も大雑把、ただし左右コイルのメーター読みは±1%を目標に作ってました。 そのままでは、勝手にほぐれて値が変わりますので、ほぐれないようにグルーガンで止めます。今は、百均でも手に入ります。すごい恵まれた時代ですね。 http://jyoshikoredou.com/100glue_gun それから、スタガーとかクロスオーバーのスロープの件ですが、人間の聴感(音知覚)が拘わって一筋縄では行かないのです。 ハース効果とか・カクテルパーティー効果・マスキング効果など、知覚作用が支配します。二つのスピーカーから出る音でステレオになるのも、知覚作用の働きです。そう聞こえるように脳にプログラミングされている、つまり錯覚(錯聴)です。 物理的・数学的なものがそのまま知覚されるのではなく、知覚刺激のルールをうまく利用したものが優先的に知覚されるのです。 この件については、私の過去回答を探していただくとか、また、別の機会にしましょう。他にも錯聴は研究されてます。上記の主要錯聴が無いなど全てではありませんが暇な時にでも聞いてみてください。 http://www.kecl.ntt.co.jp/IllusionForum/index.html オーディオにフラシーボ効果が大きいのも、知覚作用だからです。 「聴感ってこんなだったんだ」と認識するだけで、オーディオの聞こえ方も違ってくるかも知れません。 捕捉のバイワイヤリングにするかどうかの件ですが、あなたのフラシーボの働きやすい方でどうぞ。 アンプとスピーカーの距離が近いのに梯子配線する必要はないでしょう。また別々に配線しておいた方がバイアンプとか、ネットワークを変えたりなどの便利は良いでしょう。 ということで、バイワイヤリングの方をお勧めしておきます。

win95
質問者

お礼

わかりました。ネットワークの自作にチャレンジしてみます。あまり器用ではないですが。コイルは仰るように「フォステクス」を使ってみます。あと、錯覚のお話。大変興味深く拝見しました。 そうですよね。半分はプラシーボかも知れませんね。 配線は、音質はともかく、今後の配線を考えて「バイワイヤリング」で行きますね。 長々と、お付き合いくださり、本当に有難うございました。 お陰様で、ものすごく勉強になりました。感謝申し上げます。

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その他の回答 (3)

  • John_Papa
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回答No.3

No.1です。お礼恐縮です。 私は、PT-R7は視聴会で聞いた事がありますが、PT-R5は聴いていません。 聴いたところで、『圧倒的に音がいい』なんて評価はないでしょう。(技術的には凄いと思います) メーカーの御用記事を書く評論家ではありませんが、正直でも貶して気持ちの良い物でもありません。それなりに夢を売ろうと作られた製品でしょうから。 前回答で『スーパーツイーター効果を堪能するのが』と表現をぼかしているところでご察しください。 10KHz前後が増して、輪郭がはっきりしたように感じるとか、視聴位置で位相がばらばら、あるいは不明瞭になるので広がった感じになるとか、評価は定まりませんが変化は有ります。そのような評価に成るのは、冷静に考えてみれば物理的に説明のつく事です。 20KHzという周波数は波長17mmで、1cm足らず位置を前後するだけで逆位相となります。この音が音源の中にあり、この音を聴ける耳の特性を持っていたら、少し自分の位置がずれるだけで音が変わってしまいますよね。(ベストの位置が身動き取れない・・・) まして、フルレンジシステムの上に(DN-8でしたか)専用のハイパスネットワークを介して乗せられただけの物でしたから、フルレンジシステムのツイーターとスタガー※に鳴っている訳で、「音は出ているけど、扱いに困る代物」という印象でした。当然触手は沸きません。試聴会向きの製品ではありません。PT-R7とPT-R5を切り替え試聴したとしても評価はバラバラでしょう。 PT-R7はPT-R5に比べれば5KHzから使えるので、キャビネットに収めてきちんとネットワークで構成すれば普通にツイーターとしての利用価値は有ると思います。 PT-R7を使ったシステムとしてはCS-955でしたか、聞いてみれば良かったですが、私の興味は帯域は狭くてもまとまりの良い2Wayに向いて行きました。 16KHz、ましてや20KHz、25kHzという可聴帯域外のクロスオーバーがどういう意味を持つでしょうか?物理的にはネットワークとして働きますが、どうやって位相やレベルを合わせるのですか?聞こえないから適当にホッタラカシ。ですか? 昨今のハイレゾブーム、聞こえないことがいかに幸せで、聞こえないことがいかに商売に結び付くか、という例として見ております。 以上、DOS/V時代にブラウン管ディスプレイの発信音(30KHz)が聞こえていた者の所感です。 私も年を取って、今は14KHz以上が完全に聞こえません。しかし、今の方がオーディオで音楽を聴くのに具合が良いのです。 スーパーウーハー(サブウーハー)はだれにでもその効果が堪能できます。しかし、スーパーツイーターは、それが聞こえる人間にとってはむしろ不要、という皮肉な物と言っておきましょう。 ※用語解説:スタガー(stagger) 日本語では当てはまる言葉が無いが、千鳥(足)と訳される事がある。 二つのスピーカーが同じで受け持ち帯域も同じ場合twinと言うが、受け持ち帯域が重なるものの同じでは無い場合とか、受け持ち帯域は同じでも異種のスピーカーであるなど、どこか一つ以上チグハグな組み合わせをスタガーという。スピーカーの欠点を補う手法として使われた。高音域のスタガーやツインは本文で述べたように位相干渉の嵐となる為使わないで1本のツイーターで賄う事が望ましい。(でもステレオって、自然音と違って、左右に1本づつ、計2本あるんですよね)

win95
質問者

お礼

本当に勉強になります。「スタガー」という言葉も初めて知りました。 仰る通りだと思います。 例えば20kHzを波長に直すと、わずかλ=17ミリ。本当にこれって、耳の位置が1センチずれれば、たちまち逆相ですよね。 さらには、これだけでもやっかいなのに「スタガー」ですか.....。 確かに、こうなると、手に負えませんよね。もし、どうしても「スタガー」を避けるのでしたら、単にハイパスフィルターを入れただけでは無理ですよね。スピーカー本体のツイーターと、リボンにそれぞれバンドパスフィルターを入れるしかないかも知れませんね。 当然、スロープは急激に取らないといけませんよね(12dB/octでは、干渉しますものね)。 あと、ユニットですが、R7が5kHzから使えるのは圧倒的に有利ですよね。R5は10kHzからなので。 ところで、クロスオーバーを20kHzや25kHzに取るのは、意味があるのか?ですが、正直、私もないと思います。できれば5kHz付近でとれれば最高ですが、残念ながら、パイオニアのネットワークは「DN-100」で16k,20k,25kHzしか選べません。となると、12kHzから取れる「DN-8P」(中古)を探すしかなさそうです。あるいは、5kHzで特注してしまうか。いづれにせよ「DN-100」は事実上のコストダウンなのでしょうか? また、仰るように可聴帯域を超えた高音は、乱暴に言えば、ノイズそのものですよね。要らない方にとっては、本当に邪魔なだけかも知れません。 これも、今流行りのSACDやハイレゾを売りたいだけなのかも知れませんね。 最後に、一つだけ質問よろしいでしょうか? 実はリボンを導入するのは初めてなのですが、何か注意するところはありますか? 磁力線がハンパないというお話は聞いた事があります。また、どこかで、高品位のネットワークを作成してくれるお店とか知りませんか?

win95
質問者

補足

たびたびすみません。リボンへの配線ですが、既存のスピーカー端子に並列接続して結線した方が良いですか? それとも、アンプのSP端子に直接繋いで、リボンまで単独で引いた方がいいですか? どちらも変わらないって言われそうですが、一応....(笑)

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回答No.2

はじめまして♪ 内蔵ネットワーク経由であれば、現用のスピーカーと並列に接続する事でオッケーです。 もしも、スーパーツイターの音が大きすぎるようであれば、別途「アッテネーター」を購入し、適宜アッテネートしても良いでしょう。 超高域は、音の直進性が高い(指向性が狭い)ので、リスナー側、真正面に向けず、少し角度を変える事で、調整する事も可能です。 私もPioneerのリボンツイーター、1組利用しています。 7IIIなので、ネットワークは内蔵していませんが、20センチフルレンジの上にアッテネーター無しで組み合わせています。ただし、常識的なネットワークを用いた状態だと、結構強過ぎたので、ネットワーク時定数を変更して、可聴領域のレベルダウンを画策しました(笑) *普通の計算では40,000Hz以下を6dB/octでカットするという、コンデンサーのみ。どんなにクロス周波数を叩くしたとは言っても、遮断特性が緩いので、大音量再生では低域信号の漏れが在るので、リボンツイーターを壊す可能性は有り得ます。 おおよそ、10kHz以上という帯域は、実際の「音」と言うよりも、音全体のユアンス、雰囲気や空気感等で活きて来ますので、ベストを求めれば「普通に」調整が細かく成りますが、ラフにポン置き程度でも効果が感じられ、置き場所(メインスピーカーに対する位置関係、位相関係や、直接音以外に壁に反射させてという理活用とか)の工夫で、まずは「違和感が無く、好ましい音」に感じるよう、いろいろ試してみるのが良いでしょう。 どうしても、「強すぎるようだなぁ」と思ってから、アッテネーターを購入される位の方が、より楽しめるかと思います。 リボンツイーターや、小型のホーンツイターなどは、振幅が大きく成る低い周波数信号を加えますと、すぐに壊れてしまいます。 規程のネットワークより緩い場合は、耐入力が1/5とか、1/10で壊れる。と考えておいた方が良いでしょう。 安価な小型ホーンツイーターなら、壊してもアキラメが付きますが、今は製造されていないPioneerの高級リボンツイーターは壊さないように活用したい物ですネ♪ あ、そうそう。レベルダウンのために、ユニット正面にガーゼを貼る、という方法も在ります。(でも、見た目が、、、ねぇ。苦笑)

win95
質問者

お礼

詳しい説明有難うございます。かなり勉強になりました。 リボンは使った事がありませんので、分からない事だらけです。 そうですか。指向性がかなりキツくて、間違って低周波が入ると、すぐに昇天なのですね。気を付けないとですね。 確かに40kHzクロスの6dB/octだと、スロープが緩くて危ない気がします。 ところで、R7IIIをお持ちなのですね。素晴らしいですね。それに比べたら、私のPT-R5なんて、オモチャみたいなものですね。きっと、世界が違うんでしょうね。ネットワークは何をお使いですか? DN-100あたりでしょうか? あ。あと、追加質問になってしまい、申し訳ないのですが、PT-R5のネットワークなのですが、単にローカットが入っているだけでしょうか? だとすると、既存のスピーカーに、普通に並列接続すればいいのですよね。 この場合、既存のスピーカーには、特にハイカットは入りませんので、そのまま再高域まで出るのですよね。 イメージ的には、既存のツイーターはいじらずに(既存のツイーターはスルーです)、そこに超広域を加えただけ、という解釈でよろしいでしょうか? あー、本当は、単体ユニットを外部のイコライザーでつなぎたいです。 でも予算が......(笑)

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  • John_Papa
  • ベストアンサー率61% (1186/1936)
回答No.1

こんにちは。 Pioneer PT-R5でしょうか。 http://item.rakuten.co.jp/yasukukaeru/y1318612/ この場合、  INPUT +  INPUT -  N.W OUT  DIRECT の4つの端子があり、N.W OUTとDIRECTがジャンパー線でショートされている筈です。 (A)この状態(DIRECTがジャンパー線でショートされている状態)で INPUT +,-にアンプを繋げば10KHz 12dB/octのネットワークを経由してリボンツイータが繋がります。 理想的にはアンプ側でレベル調整できるバイアンプ構成の使い方ですね。 (B)ジャンパー線を外して、DIRECTにアンプの+を繋ぎ、INPUT -にアンプの-を繋げばネットワーク無し(ダイレクト)でリボンツイータが繋がりますので、他のネットワーク・アッテネータ経由の場合はここを使います。 尚、ネットワーク等で音域制限せずにアンプを繋ぐと、小音量でも壊れますのでご注意ください。また、ダイレクトアンプ接続の場合、コンデンサーを直列に入れて直流から保護する必要があります。それくらいリボンツイーターはデリケートです。 (C)アンプの接続は A と同じですが、ジャンパー線を外して、 INPUT +にアンプの+ N.W OUTにアッテネーターの+ DIRECTにアッテネーターの出力 INPUT -はアンプの-とアッテネータの- の2本 を接続すれば、PT-R5のネットワークを使いながらアッテネーターでレベル調節する事ができます。 特性的に他のツイーターより暴れが少ないですし、楽音もほとんどない音域でもありますので、通常はAの接続方法でアッテネーターを使わずに既存のスピーカーセットにプラスする形でスーパーツイーター効果を堪能するのが一般的でしょう。(←個人差が非常に大きく、この違いが判らなくても不自由無く音楽を楽しんでる人は大勢います) それでも、最近の低能率のスピーカーと組み合わせると、高域感度の良い耳をお持ちの人にはうるさく感じる可能性があります。その場合、バイアンプにできなければ、C の方法でアッテネーターも使えますよ、いう位に考えてください。 とりあえずは、そのままA方式で繋いでみてください。

win95
質問者

お礼

大変詳しい説明を有難うございます。ツイーターは仰るとおり Pioneer PT-R5です。この場合、もともとのスピーカーの能率が高ければ、Aの方式をとればよいのですね。スピーカーの音圧は90dBですので、問題ないかと思いますが.....。理想的にはやはりバイアンプですよね。でも予算が(笑)。とにかく、仰ったようにやってみますね。なにしろ40年も前のツイーターですので、音が出れば満足です。 あと、話がそれてしまうのですが、似たようなものに「PT-R7III」がありますが、やはり、圧倒的に音がいいですか? 気になります。また、リボンツイーターだけ単独で購入して、別売のネットワーク「例えば DN-100とか」を使った場合ですが、PT-R5のようにネットワーク内蔵型より、ネットワーク分離型の方が、やはり有利ですか? すみません。まとまりのない返答で。

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