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被災地で自衛隊車両が警察に足止めを食らう!
- 被災地での交通規制が自衛隊車両の救助活動を妨げている
- 自衛隊は予め偵察部隊を派遣し、救助経路や救助地点を確認している
- 警察の優先は人命救助ではなく、交通維持にあるのか疑問
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組織ってのは命令が最優先 自衛隊は物資の輸送と人命救助が優先 警察は円滑な交通と規制・治安確保が優先 つまりお互いの優先命令がぶつかり合った結果 自衛隊は進まなきゃいけない 警察は止めなきゃいけない となったのだと思います こういう非常事態なんだから融通を利かせろ と思うかもしれませんが それが出来ないと言うか遅れてると言うか まだ縦割り組織に縛られてるのが日本の悪いところなのです
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- eroero4649
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役所として交通規制の権限が与えられているのは警察ですから、自衛隊とて警察の指示には従わなければならないでしょう。もし自衛隊の派遣が優先されるからと行った先で消防の車両と渋滞を起こしてしまったら誰が悪いのかという話になります。 もし「自衛隊は独自の連絡網で自立することができるから警察の指示に従う必要がない」という解釈が成り立つなら、陸自はいつでも(また)クーデターが起こせるということになります。「派遣命令が出ている。下がれ!」といえるからです。 元自衛官ならよくご存知でしょうが、こういった「実戦の戦場」では混乱や情報の錯綜というのは必ず起こります。こういった通信・連絡には世界一レベルの装備とノウハウを持つ米軍でさえソマリアでは混乱と錯綜を起こして損害を出してしまいました(映画「ブラックホークダウン」になりましたね)。こういったことをゼロにすることは事実上不可能です。 こういうときに「トラブルや問題を起こしてはいけない」と考えるのが日本人の欠点だよなあと思うのです。先の大戦のときから、日本人(≒日本軍)は予定通りに事が運ぶ限り極めて優れた能力を発揮しますが、何らかのトラブルで不測の事態が発生すると思考停止状態に陥りがちです。 「予定通りに進軍できないのは当たり前である」と現場の指揮官は考え、もし何らかのトラブルが発生したときには自分にはどのような権限が与えられていてどこまでは独断で判断し、どこからは上級の指令を受けて部隊として最善の結果を出すようにすべきかというのが指揮官に求められる能力です。その結果が「撤退」であるならばそれはそれで仕方がないことです。「どうしていいのか分からなかったので仕方なく引き返した」のであるならば(これまた軍隊ではありがちなことではありますが)、現場の野戦指揮官の能力が決して優れてはいなかった、ということだと思います。
お礼
>もし「自衛隊は独自の連絡網で自立することができるから警察の指示に従う必要がない」という解釈が成り立つなら、陸自はいつでも(また)クーデターが起こせるということになります。「派遣命令が出ている。下がれ!」といえるからです。 ↑ 阪神大震災は、そのクーデターが話題となりました。 中々派遣命令が出ずに、先走った部隊が人命救助したのだから、クーデターの前ぶれだ!と呼ばれるのも仕方ありませんね。 当時、社会党(現社民党)政権でした。 有り難う御座いました。
補足
派遣部隊は被災者の救難や救出が任務ですが、第一優先は活動する自衛官の安全確保です。 その場の指揮官が指示に従い、素直に引き返したことは正しい判断だったと思います。 現場の指揮官は即効に部隊長から呼ばれ、中々戻ってこなかったらしいですが想像はつきますが詳細は知りません。 警察が道路規制することは、この先、自衛隊部隊に危険が生じるあろうと判断した結果で通行停止していたと信じたいですが、機甲科の偵察隊の情報では前進経路には全く障害物が無く、規制する根拠が無いとの事でした。 あくまで自衛隊側の見識です。 警察は警察の事情があるのでしょう。 しかし、陸路が安全である上、人の命より道路規制を重視するとは考え物ですね! 昔から自衛隊は部外者には弱く、ノーと言えない組織ですから、あれで良かったのではないかと思います。
>余震によるものですかね? 警察を疑う訳ではないが、機械ばかり頼っているイメージがあります。 警察は現物や地形に対し自らの可視による情報を的確に分析する能力があるのな? 警察も情報が錯綜して、現場の警察官にまで統制が行き届かないのかもしれませんね。 あるいは先遣隊が安全確認した経路でも、余震の影響で使えなくなっているとか。 こればっかりは現地へ行かないと把握できないですね。 傍から見ていてもどかしいと思っても、こういうときは現場に近い人の言うことを聞くべきと思います。だから現場の警察官を信じるしかない。
お礼
>こういうときは現場に近い人の言うことを聞くべきと思います。だから現場の警察官を信じるしかない。 ↑ 現場の意見は一番重要なことだと思います。 情報は、なま物と同じで何時までも新鮮ではなく腐っていきますからね。 自衛隊が活動する地点を指揮官が決心する前に先遣部隊か偵察部隊が安全かどうかを再確認するの情報を得てから判断しても遅くないと感じます。 有り難う御座いました。
補足
そうそう、先遣隊の下見以降に発生した被害で規制しているかもですね! やはり情報系統が統一してないのですよ。多分ね? 自衛隊内部でもよくあります。 警察は警察、消防は消防、自衛隊は自衛隊と、最終的には対策本部で集中するのだろうけど、そこで分析し、折り返し末端の部隊に指示が下るのだけど、また、新たな情報が上に上がっていく途中で、前の情報で行動している部隊は寝耳に水状態ですよね。
知り合いの「隊員」は自衛官ですか、省の職員ですか。 あなたがおっしゃるように、派遣部隊はいきなり本隊が動くのではなく、まず先遣隊を送って道路状況の偵察と現地の行政サイドとの連絡・調整に当たります。 もし本当に警察が自衛隊車輛を足止めしているとしたら、事前の調整不足か、もしくは余震によって状況が変わったのでしょう。
お礼
有り難う御座いました。
補足
私は退官した元自衛官で、知り合いは後輩です。 単なる調整不足なら現地調整で解決し部隊は前進出来ますが、結局、部隊は引き返したそうです。 よくあるパターンは、多方面から災害派遣で初めて現地入りする自衛隊部隊の車両の進入統制は普通にありますよ。その為の足止めも数多い車両ですから仕方ありません。 しかし、今回はパジェロ1両、大型2両の自衛隊車両3両(約30人)の足止めでした。 余震によるものですかね? 警察を疑う訳ではないが、機械ばかり頼っているイメージがあります。 警察は現物や地形に対し自らの可視による情報を的確に分析する能力があるのな?
お礼
日本社会の見直しが必要ですね! 有り難う御座いました。
補足
>まだ縦割り組織に縛られてるのが日本の悪いところなのです ↑ 最後のこの言葉が全て物語のだろうと思います。 その点がこの国はまだ未熟だと言うこと。 つまり、自衛隊、警察、消防、その他の機関での連絡調整が不充分、つまり、連携ということですかね! 災害出動でこれだと、防衛出動でも同じことが発生するんだろうな 敵の侵攻を阻止するために防衛線を敷急行する自衛隊の戦闘部隊の前進察が阻止するのというものだ。