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塩の摂り過ぎで高血圧は減塩ですぐ元に戻る?
- 塩分の摂り過ぎで高血圧になる機序は血液中のナトリウムが増え、血管中の水分が増えることで血液量が増え、心臓が頑張ることになり血圧が高くなる。
- しかし、人体は恒常性が働くため、血液中のナトリウムは正常値に戻り血液量も元に戻ることから高血圧状態も解消する可能性がある。
- しかし、塩分の摂り過ぎが不可逆的な器質的障害を引き起こすため、塩分を摂らなくても血圧が正常値まで下がらないことがあります。
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ナトリウム性の高血圧に限定した話ですよね? であれば、減塩食やNa制限食を1ヶ月程度続ければ血圧は下がります。 なぜ1日で下がらないかというと ・Na排出系と再吸収系(Naトランスポーターやチャネル)の濃度依存性が正常値まで改善されるまで非常に時間がかかること ・Na過多の状態ではレニンーアンジオテンシンーアルドステロン系が賦活化され、Na血中濃度とは別に血圧が高く維持されること。この場合、分泌刺激のダウンレギュレーション時間が長いため血圧減少までは時間を要すること ・不可逆的な基質障害は起こっていない(起こっている場合はBUNやクレアチニンが異常値になる)が、恒常性の基準値が上がっているため適切な数値まで下げるには時間がかかる Na依存性の血圧上昇は、血中Na濃度だけではなく長期間の高血圧環境による全身の排尿系の異常なので改善には時間がかかります。
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医療関係ではない素人が、ご質問を拝見して好き勝手書いております。 ちょっと思ったことがいくつかあります。 >人体には恒常性が働くので、ほどなく血液中のナトリウムは正常値に戻ります。 (これは普段の食生活では適正塩分摂取量の人が、ある日一日のみたくさん塩を摂った場合、に限るのでは? 長年塩分摂りすぎの人の場合、ホメオスタシスが働くのならば、塩分摂取量を抑えてもしばらくの間は体内のナトリウム量は高めに保たれてしまうのでは?) と、ちらりと思いました。 なんといっても、人体が一日に必要とする塩分は2gかそこいらだそうですから、たとえば一日20g塩分を取っていた人が半分に減塩してみたとしても、適正量と比較したらまだ5倍は取っていることになります。 ホメオスタシスの働きにより高ナトリウムに保たれるのでは…。 しかしそれ以前に、質問者さんの高血圧は塩分が原因だと明確になっているのですか? 人間全体でみると塩分の摂りすぎが高血圧に直結しているのは確かなのですが、質問者さんは「長年、高塩分な食生活だったが、低血圧だった」とのこと。 そうすると、質問者さんは塩分感受性が低いタイプなのでは? 塩分の排出機能が高いために塩分を摂りすぎても血圧が上がらないで済む体質を言います。 …そうすると、「長年の塩分摂りすぎによって(今まで頑張って血圧を抑えてくれていた臓器のどこか、たいていは腎臓が疲弊してしまい)高血圧になりはじめた」可能性もあるわけで、怖いですね。 ちなみに塩分感受性の低いタイプは、高塩分でも若いうちは高血圧に直結しない代わりに、年を取って高血圧になりはじめると塩分を控えてもなかなか改善が見られない、なのに塩分は控えないといけない、というやっかいな面があります。 あれ、なんだか質問者さんの状況にぴったりで怖いですね…。 なぜ塩分感受性と高血圧が~どういう仕組みで~等は、下記URLをどうぞ。 「オムロン vol.98 「食塩感受性高血圧」って、どんな高血圧?」 http://www.healthcare.omron.co.jp/resource/column/life/98.html まず、「原因不明の高血圧について、その原因は塩の摂りすぎかどうか明確にする」ことが大事かと思います。 原因じゃないのにそうに違いないと決めつけて怖がるのはいろいろなものをムダにしちゃうじゃないですか。 運動や飲酒で一時的に高血圧になるのは人間のからだのごく当たり前のしくみです。 それが慢性的になった場合に高血圧症ということになります。 で、慢性的というわけでもないけれど、毎朝決まった時間に同じ血圧計で測って、何も原因に思い当たるものがないのに高血圧なときがある、ということですよね? 人間は加齢で高血圧になってゆきます。 理由は血管の弾性が失われていくからです。血管は収縮-拡張して血液を流していますが、弾性が失われることによりうまく伸び縮みできなくなります。 そのため、圧力をかけてせいいっぱい伸ばそうとするために高血圧になるそうです。 血管の弾性を、加齢による平均的な低下よりも早く失わせる生活習慣もあります。 質問者さんがその生活習慣を持っていれば、高塩分と合わせてそれが原因ということもありえるかと思います。 なんにしても、医者に相談すべきことではないかと思います。 もし専業主婦や自営業でいらっしゃって、健康診断を受けていないのならば、人間ドックや健康診断など、自分の受けたい項目に限って受けることもできます。 血管の硬化具合を測定する検査もあるので、そういうのを受けてみられてはいかがでしょうか。
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ご回答ありがとうございます。
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循環器のドクターに掛かってますので大丈夫です。ご安心下さいw。腎機能は全く正常です。動脈硬化も問題ないとの事です。器質的な異常は有りません。精神的なものと思われるとの見立てです。何れにしても私のレベルの血圧では服薬ではなく食事と運動で対処らしいです。まあ、気にしないで下さいと言うのようです。
- mudpuppet
- ベストアンサー率35% (388/1095)
もし、その高血圧の原因が塩分の摂り過ぎなのだとしたら、 塩分を控えれば血圧は下がります。 当たり前ですよね。 言い換えると、高血圧と塩分の摂り過ぎとの関係は疑問の余地があるということ。 塩分の摂り過ぎのせいで高血圧になる人もいます。 しかしスポーツのやり過ぎ、体が大きい、その他の病気などで 高血圧になる人の方がそれ以上にたくさんいるのです。 言うまでもないですが年を取っても血圧は上がります。 臓器の障害を疑う前に血圧が高い人をよく観察することが大事です。 もう一つ覚えておかなければいけないのは、 血圧はほどほどに高くても安全だが無理に下げると危険だということですね。 質問の意図がわからないので曖昧な答えになってしまいますが 神経質になって自律神経を乱すほうが血圧には良くないですよ。
お礼
ご回答ありがとうございます。
補足
質問の意図としては、一番は長年、結構食塩は多めに摂取して来たと思いますが、還暦過ぎるまで高血圧を指摘された事は有りませんでした。寧ろ低血圧気味。にも拘わらず、最近急に高い140~170程度の数値が頻繁に出る様になり心配して居ります。食塩を多めに摂取し続けると、どこかにダメージの様なものが蓄積されていて、花粉症の様に急に限界を超えて発症するのか?と言う事です。もし、そうでなければ減塩すれば血圧はすぐに正常に戻るのではと思って質問させて頂きました。
- eroero4649
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高血圧の90%が「本態性高血圧」というものになります。インテリであるお医者さんは難しい表現を好むのですが、ひらたくいうと「原因不明」です。高血圧の90%の人は、原因が分からないのです。しかし降圧剤を飲むとてきめんに血圧が下がるので、お薬が処方されるのです。 原因が分からないけれど薬を飲むととにかく血圧が下がるものですから、「高血圧の薬は勝手にやめてはいけない」といわれるのです。治ったわけでもなんでもなく、ただ単に薬の効果によって下げられているに過ぎないからです。 では塩分と高血圧の関係ですが、統計を取ると、塩分を多くとる人たちの間では血圧が高い傾向がある、というのは統計学的にはっきりとしているんですね。これはいくつも研究されていて、どの研究でも塩分を多くとる人たちや地域の人たちには高血圧が多いのははっきりとしているのです。 で、そんな人たちに塩分を減らすように指導すると、高血圧が改善したのです。だから「メカニズムはよく分からないけど、関係しているのは明らかだからやったほうがいい」となっているのです。 この「メカニズムがよく分からない」なんてのは医療の世界では実によくあることでありますよ。例えばガンのお薬なんてそんなもんばっかりなのだそうですし、あのバイアグラがなぜ勃起させるのか、リアップはなぜ髪が生えるのかも分からないのです。どちらの薬も、別の薬を開発しようとして偶然副作用として生まれたものなのです。
お礼
ご回答ありがとうございます。
高血圧の原因は90%以上が原因不明。 高血圧の要因。 肥満・ストレス・運動不足・遺伝要因・野菜不足・ジャンクフードの食べすぎ・清涼飲料水の飲みすぎ。 高血圧と遺伝子が関係。 両親が高血圧の場合の、高血圧なる要因を子供が持つ確立は1/2. 両親のどちらかがの場合は1/3. 両親が高血圧で無い場合は1/20. 塩分を摂りすぎると,血液中の塩分濃度があがらないように水分で薄める作用が働き、そのために体に水分が多くなり。血液量の全多量が多くなり血液が上昇しますが、血液が上昇すると腎臓から水分と塩分を排出されるようになりますので、血圧は元に戻ります。 腎臓の機能が悪いと、水分と塩分が排出が出来ずに高血圧になりやすい。 戦後日本は、肉食になり肥満が増えて心臓に負担がかかり高血圧になり易い。
お礼
ご回答ありがとうございます。
- ShidaraReitos
- ベストアンサー率13% (644/4647)
高血圧になる仕組みは単純ではないので、1日塩分を控えたからといって即血圧が下がるというワケではないかな。 ナトリウムの摂取を抑えると同時にカリウムを多く摂ることも重用だ。(野菜、芋類に多く含まれる) カリウムは生体の中ではナトリウムを体外に排出するのを促す働きをする。 カリウムは1日に2500gm摂るのが望ましいとされる。腎臓の機能が正常であれば摂りすぎた分は排出されるので問題ではない。
お礼
ご回答ありがとうございます。
- ayako728
- ベストアンサー率17% (81/452)
以前の長野県人は、寒すぎるので保存食として塩分を使い過ぎていた。その結果、味付けが濃くなり、寿命も全国平均より短かった。そのため、現在では長野県全体で塩分を減らし、味付けを薄くする運動を続けた結果、寿命は飛躍的に向上している。 これは何を意味するかというと、一旦限界を超えれば人間の体は元に戻ることはなく、ダメージだけが蓄積されるということだ。例えば、ゴムを引っ張れば伸びるけど、いきなりプツンと切れる。それと同じで内臓にガタがきて修復不可能となって高血圧になり、死ぬまで降圧剤を飲み続けなければならなくなる。
お礼
ご回答ありがとうございます。
- Aflatoxin_b1
- ベストアンサー率25% (1/4)
脈と血圧は比例する。簡単に言うと、心臓が弱いデブは脈が高く血圧も高い。心臓を鍛えれば送り出す血液が増える→脈が下がる→血圧も下がる。よくBBAがウォーキングと称して散歩してますが、トレーニングの目的は血流を増やし心臓を鍛えることが最大公約数です。心臓がバクバクしないようなトレーニングは意味が無いのです。俺は43でタバコも酒もガンガンですが、トレーニングのお陰で脈は低め、血圧も正常です。二日酔いの日は必ず汗をかくようにしてます。身体が調子悪ければ、鍛えて活性化するしかないと思いますがね。ナトリウムは汗と一緒に排泄されます。尿とも排泄されます。ナトリウムは金属ですから吸収されることはありません。血圧が高い=ナトリウム値だけじゃないと思いますよ
お礼
ご回答ありがとうございます。
- 畑 茂夫(@Flareon)
- ベストアンサー率28% (459/1605)
食生活と関連して継続的に塩分過多なんだろう。 有効な対処法だけどね。 塩はナトリウムの一つだ。 古来の日本で唯一の食物の保存料でもあったので、食材には塩分を多めにするのが今でも伝統だ。 そこで発想を変えて、鉄分とか何とかサプリメントで総合的にナトリウムを摂取しておくと、しょっぱい食べ物がおいしいという食生活は改善できる。 そうしたサプリメントの習慣化で、塩分摂取は減る。 習慣化によって体質は変わるだろう。
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- alain13juillet
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ナトリウムの取り過ぎで、レニンアンギオテンシン系が働き、高血圧になっているならば、下がる可能性はあります。腎臓の水の再吸収が緩和されるまでに、時間が掛かります。 その他に原因があるならば、駄目かも知れません。 しかし、塩分の取り過ぎは問題になっているので、減らすべきでしょう。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。
お礼
ご回答ありがとうございます。