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あなたが獣医さんに求めるもの
私の夢は獣医です 今年から大学で本格的に勉強を始めるのですが、皆さんの求める獣医像を念頭に置きながら学んでいきたいので、質問しようと思いました 「優しい 」「話しやすい」等だけの意見でもいいですし、実体験を含めた詳しい意見でもいいので是非教えてください 動物の種類はなんでもよいです。犬でもハムスターでも牛でも。
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医療従事者の哲学は他人から与えられるべきものではないと思います。 もちろん、現場では多くの挫折や苦しい経験をすると思います。私は動物を救うのではなく専ら殺すことが専門ですから獣医さんに偉そうなことは言えませんが、同じ医療関係であるからこそ言えるのは『命の重みを自覚すること』です。 その重みを自分の手の上で感じた時に、他人からの投影というのはどうでもよくなります。必要なのは圧倒的な知識と技術、そして患者さんが『共感してくれている』と勘違いさせるための心理学的な技術です。 どんなに態度が良くても技術が拙い医療従事者などクソです。救える命が失われます どんなに技術が良くても患者から信頼されない医療従事者もクソです。運ばれてくるはずだった命が来なくなります。 だからこそ、態度が良く、哲学を持ち、技術が素晴らしい医療従事者にならなくてはなりません。そのためには痛みに寄り添い、家族に寄り添い、無理をせず(体を壊せばその日数だけ救える命が減る)、目の前の患者から逃げないことが何よりも大切だと思います。 これは獣医さんでも変わらないのではないでしょうか。 それと、獣医だけで何かをできると思わないことです。家族に寄り添うなら看護師が上手い、動物であっても薬の使い方は薬剤師が上手い、特にほとんどの薬効薬理は動物で実験しているのだから言えば相当量の情報を持ってくる薬剤師も結構います。各種検査は技師を信頼し、医療従事者全体で患者の利益を守ることを考えていかなければなりません。 動物の種類はなんでも良いとありますが、ならば人の数倍、数十倍の勉強をせねばならないでしょう。我々はせいぜい4種類のヒト種を知っていれば良いですが獣医さんはそうはいきませんから。 今はまだ実感がわかないかもしれませんが、目の前で命が失われていく瞬間を逃げずに最後まで向き合えば、その感覚が掴めると思います。頑張ってください
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- potatorooms
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家畜ではなくペットの獣医なら、 治療の腕が良いこと いつでも往診してくれること これがすべてです。 寿命が短いペットが多いですから、必ず最期を看取ることになります。その死をホントに納得できるかは、その医者の腕を信じられるかです。 家畜の場合は、ビジネスですから、生きられるものを殺すという瞬間があると思いますし、ペットの飼い主の中にはハムスターを治療するのに数十万円をかけられない人もいるでしょう。 ただ、私や私の家族の場合、この制限はないので、再優先はいつでも最善の治療を提供してくれる、ただそれだけが望みです。
お礼
治療の腕は、常に上を目指していかなくてはいけないですね 上を目指すことを忘れてしまったら獣医として失格の人間になってしまうと思います そのためにこれから勉強して勉強して勉強していい獣医になります いつでも、というのは可能なのかこれからしっかり考えていくつもりです もちろん夜中でも対応したいですが、それが原因で病気になったりしたら昼もダメになりますからね... 近所の獣医師にそれが原因で心まで病んでしまった人がいます
人間の医師なら専門分野に分かれ、内科なら内科医へ、外科なら外科医へ、目の病気なら眼科へ行くことが出来ます。 でも獣医はなんでも一人で診ることになります。 でも、なんでもかんでもすべてというのは、所詮は無理な話です。 苦手な分野は、得意な獣医を紹介するという精神が、基本的に欲しいです。 目の病気についてはあまりよく分からない獣医についたために、犬は痛みに苦しむままで、飼い主もなかなかそのことに気づきにくく、医師を変えて犬を救うまでに時間がかかった経験があります。
お礼
大切なことですよね... 愛犬が膝を悪くしたとき、かかりつけの獣医さんが、他の獣医を紹介したのでちょっとびっくりしたことがありました よく考えれば当たり前のことですよね 私の大学は眼科があるので、今のところは特に眼科に力をいれようかと思っています 本当は全部上手くなりたいですけど、まぁ無理ですからね(..;)
では実体験を話しますね。 我が家は7匹の猫がいます。 当然7匹もいれば喧嘩の怪我や体調不良になる事も珍しくなく、かかりつけの獣医さんのお世話になる事もあるのですが、猫達が可愛いいもんだから怪我の治りが遅かったりすると、化膿止めの薬を追加して頂きたいと先生にお願いしたりしてしまうわけですよ(^_^;) 以前、先生に化膿止めの薬を再度お願いしたところ『あのね〇〇さん!心配なのは分かりますが、お薬は効いているんですよ!これは身体が回復しようと変化をしている所なんですよ!これ以上の化膿止めは身体に負担がかかるんです!』と怒鳴られました(笑) 唖然としましたよ(笑) 患者(猫)の家族に怒鳴るなんて。 そして、ここからが質問者さんに一番に言いたい事になります。 動物の治療に携わっていくと私のように治療を変えて欲しいとか、薬を再度お願いしたいとか言ってくる家族が必ずいると思います。そんな時でも患者(動物)にとって今なにがベストなのかを迷わず選択して欲しいのです。 どんな時でも患者の家族側ではなく動物側の立場に立って寄り添い、時には患者の家族に厳しく接して頂きたいのです。怒鳴られた時は唖然としましたが、厳しい言葉は動物への深い愛情そのものなんですよ。 患者のためなら患者の家族にも怒鳴るこの先生は、今では我が家で一番信頼をおける先生なんです(^-^)
お礼
ペットのためを思って、逆のことをしてしまうことは愛しているからこそよくありますよね 怒鳴ることはしませんが 、飼い主の間違った考えをしっかり正してあげれるような獣医師になれるよう、精神的修行が私には必要です。 相手の間違いをはっきり指摘するのが苦手ですからね(^-^;)
- yuyuyunn
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判断がいろいろな状況を考えて判断してくれること 経験が豊富なこと 金額が良心的なこと 急な時間でも対応してくれること 最新の治療や勉強もしてくれていること 愛情を持って冷静に治療してくれること どうです?できそうですか? 10年以上同じ病院でしたが いろいろ助けてもらえなかった命もあったので 別の病院に3年前から変えました 前の病院の先生はアメリカ帰り でもだんだん腕がなまってくるのか 商売っ気も出てきてもっと近所の病院に変えました 今は変えた病院で満足です 金銭的に手頃だってことはすごい大変だって見ていてよくわかりますが それ以上に愛情を感じます
お礼
急な時間の対応は、自分の身体を壊さずにどうやっていくべきかこれから考えていこうと思います その他もできるようにこれから頑張っていきます 腕がなまる、初心を忘れるのはこわいですね 自分では気付かないかもしれませんからね 儲けたいとしても、商売っ気が見えてしまうのは逆効果ですよね 第一、儲けるための獣医にはなりたくないです 動物に対する愛情は原動力です
- kanayan-love
- ベストアンサー率14% (21/142)
私の犬がお世話になっている獣医さんはまだ若いですが、とても爽やかに大きい声でしっかり話されるのでとても信頼感があります。 最初は夜の急患も受けておられましたが体調を崩されましたので、そういうことは無理されないほうが良いと思います。
お礼
回答ありがとうございます 態度は大事ですよね! 夜間の対応はやはりキツいですよね… 近所の獣医師が時間外は全く受け付けない人で、とても評判が悪かったですし、実際私の愛犬の子供が時間外の対応がなかったせいで死んでしまったので、自分は対応したいと思っていました これからしっかり考えていこうと思います
お礼
私は小さなころからずっと動物実験について考えてきました。 小学生のころは動物実験なんか必要ない、すべきではないと思っていました 今は必要だと思っています 命を用いてでないと命を救える人にはなれないとわかったのです 動物実験は肉を食べることと同じではないかと思います 肉牛は殺して食べて、私たちのからだの一部になります 実験動物は実験に使われ、ほとんどは殺されます。でも、その過程は私たちの頭に残り、知識の一部となります。 小学生の道徳みたいと思われるかもしれないですが、私は肉は絶対残しません それと同じで、実験も大切なことを残さず頭に詰め込もうと思います 心理的な技術は私は今のところとても苦手です。それは勉強してつくものでもないですから、意識的に積み上げていかなくてはいけませんね 自分だけで、獣医だけではすべてできるわけないですよね。総崩れしてしまいますよね 獣医になるのは大変ですね 命を扱うのは大変ですね あなたの回答をみて、本当に気が引き締まりました