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知的障害者認定は何故自己申告?
今朝、早くにラジオで元衆院議員山本譲司さんのお話を聞きました。 要旨は「刑務所に収容されている人の中に、IQからするとかなりの数の知的障害者がいるのに、認定されているのはほんのわずか。きちんと認定されて福祉の支援を受けていれば、犯罪者にならない人もいたのでは。」ということだったと思います。 うちにも自閉症児がいますので、療育手帳を頂いて認定して貰っています。 確かに手帳を頂く時、「下さい」と言わないと貰えません。 親がいらない、もしくは障害があると認めないと貰えない仕組みのようです。 では、学校なり保健所でIQテストをして、IQ75以下の子供には自動的に認定する。 発達障害支援法(未成立)で認定した高機能広汎性発達障害の子供も自動的に認定する。 という事になったら、現状の福祉政策では対応しきれない数の知的障害者を生み出すことになると思います。 だから、支援して欲しい人が頼んだら初めて認定して支援しているように思えます。 何か事件が起こったら、そういう子供だったのに親が認めなかったからと、結局全部親のせいにされているようにも思います。 障害者に対する支援の方法を一から考え直して、認定方法も親に全責任を持たすのではなく、第三者が関われる方法も取れるようにはならないものでしょうか? 現実にそういう方法があるようでしたら教えてください。
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外から見て支援が必要と思えても、「支援を断る自由」も認めているのだと思います。 子供に関しては親が管理する義務を負うので、親の責任になるのは当然です。別に障害がなくても親はそういうリスクを負ってると思います。 ただ今は子供への虐待などの場合、児童相談所(?)などが親の同意なく子供を保護できるようですから、場合によっては第三者が関われるかも知れませんね。 テストをして・・・というのは福祉政策うんぬんの前に人権問題になりますし、行き着くところはDNAレベルによる人間の選別です。 ちなみに知的障害でなくとも障害者認定は申告制ですし、60歳になってもらう年金も自動ではなく申告が必要です。
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- fuchikoma
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申請せずに自動的に認定するというのは、国なり自治体なりに個人情報を、それも極めてプライバシーの高い情報を管理させなければいけないので、事実上難しいでしょうね。 療育手帳の該当者を発見するということは、非該当者をも認めなければならないので。 現実的には、発達相談や就学時検診などで療育手帳を利用できると思しき者に、その申請を誘導するとかになるのでしょうか。でも、それが不十分だと言いたいのだと推測します。 発達問題に携わる第三者は多いと思うのですが、その方が福祉制度に精通しているかというと、必ずしもそうではないのかも知れませんね。
お礼
推測頂いた通りです。 自然とそういう子供さんを見かける事も多く、親しい学校の先生や友達に何とかならないかと相談する事もされる事も多いです。 でもそこには大体親の壁が・・・。 「早く福祉で支援していたら」 こんな事を思わなくて済む社会になって欲しいです。 親の立場から声を出し続けて、理解して頂けるようにがんばろうと思います。 有難うございました。
- syomajin
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将来「IQ110以下は障害者です!」、「20XX年出生前IQ診断75以下は中絶です」、なんて国が決めだしたら大変なことになります。自動的に障害者を作り出すそんなことは恐ろしいことです。優性思想的な選別です。ハンディキャップは人それぞれです。同じような障害があって困っている人もいれば、普通に暮らせる方もいる。そのような方を見守り必要なときに支援する。自動的に認定するのではなく、みんなで見守る(親だけではなく)、困難なケースの時に支援する仕組みを作るのが一番だと思います。
お礼
質問の書き方がまずかったようです。 要点は、明らかに障害があって困っている子供がいても親が認めないと何の支援も得られないのは何故かって事です。 そういう子供さんに支援するために、第三者が関わって支援してあげられるしくみが必要なのではと思っているのです。
お礼
私も「虐待」となると児童相談所が積極的に関われる新しい法律が成立出来てないにしろ、検討されている事は聞いています。 そちらからのアプローチが唯一可能な方法かもしれませんね。 IQテストで障害認定が決まる現状の制度も、私の子供のような自閉症児にはあっていません。もっと現状にあった制度に変えて頂けたらと思う訳です。 冷静なご意見を有難うございました。