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知的障害と発達障害について
- 知的障害と発達障害について私は療育手帳のB2(軽度)を所持しています。最近、「三流だが大学も出ているし社会福祉士も一発合格したし発達障害なんじゃないか?」と思うようになり、大学病院の発達障害専門外来に行ってきました。しかし、医師の診察のみで検査は行わず「あなたは遺伝性の知的障害です」との回答でした。
- 私は10年前に知的障害の療育手帳を取得し、5年前のIQのテストで軽度知的障害と判定されました。しかし、IQの数値が変化することはありません。先日の検査でもIQの検査は行われず、精神科医師の紹介状に「IQ63で軽度知的障害あり」と書かれていました。
- 知的障害には発達障害が含まれることが多いですが、個人的には発達障害の方が良いなと思っています。私は緊張やプレゼンが苦手で言葉がうまく出てこないことや、数的推理や判断推理、図形問題が苦手などの特徴があります。知的障害(ノータリン)と思われることが嫌で資格を取得しましたが、まだ宅建の受験には落ちています。
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親が知的障害だから、子どもも知的障害扱いされるということはあるようです。 以前、アメリカ映画で、父一人子ども一人の父子家庭で、父が知的障害があるから、子どもが本当は分かっているのに父を気遣って分からないふりをするのが理由で、政府がその子どもを父から引き離して、養子縁組させて、みたいなストーリの映画を見ました。 日本では、親が知的障害があるから、子どもを親から引き離して、みたいな事をやる意思は政府としては持っていませんが。親が知的障害があれば、子どもに本来的には知的障害がなかったとしても、知的障害があるかのように見られるということは、あると思います。 大体、日本の学校教育は要求水準が高いのです。小学校入学前に、ひらがなの読み書きと、一桁の足し算ぐらいは、出来ていないと、授業にはついていけません。九九だって、大概の家庭では、親が必死になって教え込んでいるのです。それが出来ない親の子どもは、落ちこぼれ扱いされても、何の不思議もありません。 あるアメリカの精神科医の書いた本によれば。『自分は小学校で、特別学級に入っていた。親が移民で、仕事が忙しくて、子どもの面倒を見ることが出来なかったからだと思う。ある教師がいなければ、私はそのまま、特別学級にいたと思う』ということを書いていました。 家庭環境で、子どもが、知的障害と認識されるということは、大いにありうる事だと思います。 問題は、それを踏まえた上で、どうするかということだと思います。 親が知的障害があって、自分も知的障害があるとみなされていたということは、社会的には、かなりのハンディー(障害)になりうる事だと思います。療育手帳を保持することは、義務ではなく、権利です。嫌ならば、放棄しても良いのですが。健常者として生きていくには、辛い事はあると思います。療育手帳を保持する権利を得たいのであれば、手帳を使えば良いし。使いたくなければ、使わなければ良い。療育手帳には、有効期限がある場合があるので、次の更新をしたくないと思うのであれば、そうすれば良い。あなたの判断次第だと思います。 発達障害と診断されても、別にそんなに良い事はないので。無理して、発達障害の診断を勝ち取る必要はあまりないと思います。どうしても、したいのであれば別ですが。そんな事よりも、これからあなたはどう生きていくかについて考えるべきだと思います。選択はあなたにあるのですから。 IQ検査をされたなら、おわかりだと思いますが。私が小学校の頃に受けた記憶によれば、スピードと正確さが要求される検査だったと記憶しています。当然の事ながら、精神状態が悪ければ。成績も悪くなります。当然の事です。 ちなみに。アメリカでは、昔、原住民というか、ネイティブアメリカンの人達は、記号の概念に慣れていないために、IQが低くなっていたという事が指摘されています。結局、IQ検査も一つの指標に過ぎませんから。本質的な頭の能力なんて分かるはずがありません。B2なら、知的障害ギリギリです。A1やA2なら、本当に知的障害があるのでしょうが。B2なら、本来的に知的障害があるのかは、不明であると思います。