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地球の裏側と携帯電話で話せる仕組み

地球の裏側と携帯電話で話せる仕組みを教えてください。 自分の携帯から出た電波はどういうふうに地球の反対側に届くのでしょう?

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  • kagakusuki
  • ベストアンサー率51% (2610/5101)
回答No.2

 携帯電話は相手の電話と直接通信している訳ではありません。  携帯電話が通じるエリアと通じない地域がある事は御存じかと思います。  通じるエリアとは、数km程度の近距離で電波が遮られない位置に携帯電話会社が設置したアンテナと通信装置が存在している領域なのです。  現在では日本の多くの場所で携帯電話を使う事が出来るのは、アンテナと通信装置がセットになった基地局というものが日本全土に何百何千基も設置されているからです。  携帯電話は内蔵されているアンテナを使って電波を飛ばしますが、その電波を近く(数km以内)にある基地局が受信して、その信号を基地局に繋がっている電話線を使って、相手先の携帯電話がある場所の近くにある別の基地局に送ります。  相手の近くにある基地局は、電話線を通じて受け取った電気信号を電波信号に変換して相手先の携帯電話に送り出します。  その別の基地局が発信した電波を受け取る事で、相手先の携帯電話は発信者の音声を聞く事が出来る訳です。  地球の裏側に相手がいる場合も同様で、国外に信号を送る部分で通信衛星を使った電波回線が使用される事も稀にはありますが、通常は海底ケーブルの中に収められている電話線や光ファイバーを通じて信号が送られます。  尚、相手の携帯電話がどの基地局の近くあるのかという事が判らなければ、どの基地局に信号を送れば良いのか判らなくなりますから、携帯電話は例え通話中で無い場合においても電源が入っている間中、近場の基地局に向けで自分の現在位置を知らせるための電波信号を頻繁に発信しています。 【参考URL】  NTT東日本 > 意外と知らない!電話・通信の仕組み > 第3回 携帯電話・通信の仕組みと歴史   https://www.ntt-east.co.jp/business/magazine/nw_system/03/  ギガビット無線信号処理とネットワーク研究室 > 講義資料 > 仙台高専電気システム科・特別講義 > 無線通信の最前線 PDF   http://www.mobile.ecei.tohoku.ac.jp/lecture/kousen/kousen_1.pdf   http://www.mobile.ecei.tohoku.ac.jp/lecture/classroom/100320.pdf  ケータイ研究所 > 仕組み   http://www.ieice.org/jpn/kodomo/keitai/system/index.html

noname#215730
質問者

お礼

kagakusukiさん 回答ありがとうございます。仕組みが非常によくわかりました! また回答してください。

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その他の回答 (1)

  • seble
  • ベストアンサー率27% (4041/14683)
回答No.1

まず手近の基地局へ行きます。そこで地上回線に入って、DOCOMOとか何とかの回線から、たいていは海底ケーブルに入り、相手国へ上陸したらそこから地上回線でそっちの携帯電話会社を通り、相手の手近の基地局から電波を飛ばして接続します。 電波の部分は最初と最後だけで、あとは全部地上と海底ケーブルです。ごく一部で地上回線が引けないところが極超短波通信になる場合もあるかもしれません。 ごくごくごくまれに通信衛星を使った通信もありますが、これはえらい高いので一般では使いません。南極探検とか。

noname#215730
質問者

お礼

sebleさん 回答ありがとうございます。なんで高いんですかね?

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