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1つの法律でも解釈が多岐にわたるのは
憲法や法律で 人によって解釈が変わるなど 1つの法律でも解釈が多岐にわたるのは しょうがない事ですか? 日本だけじゃないですか?
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しょうがないことです。日本の法律に限った話ではありません。文章ですべてを表現するのは不可能です。だから解釈はいくらでも生まれます。弁護士や裁判官という職業はそれから生まれました。解釈が曖昧でなければ存在しない職業です。聖書や仏教法典も同じです。解釈で混乱させないように牧師や僧侶がいます。
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極力解釈が拡大されないように作っているのが基本ですが、中には、わざと幅を持たせるように作っている法律もあります。 あまりがんじがらめにした場合、その時は良いですが、その後に全て封じ込められてしまい、経済的、文化的に発展ができなくなる事があるからです。 また、法律を作った時には、そのような考え方がなかったものでも、後から考え方として出てくるものもあります。 この辺の事はどこの国でも起こります。
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- seble
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あいまいな法律では守る事ができませんから、厳密、正確に解釈できるように腐心されています。故に、非常にわかりにくい文章になっているものも確かですが、だからと言って好きなように解釈してよいという事はありません。 人によっては言語に不自由で、ややこしい言い回しが理解できなかったりしますので、そういう人がおかしな解釈をすれば多岐にわたるでしょうが、もちろん、間違いでしかありません。 ただ、現実が多岐にわたり、詳細がそれぞれ異なるために、法律をどう適用すべきか色々問題が出ます。個別の事件で判断が分かれるのはそのためで、法律の解釈という事とは違います。 で、どうせ憲法9条なんでしょうけど、あれほど簡潔明瞭な条文はありません。 解釈が多岐にわたるのではなく、意図的に曲解しているだけです。
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- hekiyu
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憲法や法律で人によって解釈が変わるなど 1つの法律でも解釈が多岐にわたるのは しょうがない事ですか? ↑ はい、やむを得ないことです。 その原因ですが、まずは言語の不完全さ があります。 あらゆる事象を正確に言語で表すことは不可能です。 例えば、殺人罪てのがありますが、これは人を殺すこと によって成立します。 ます、人とは何か、ということから問題になります。 法人は含みません、自然人だけです。これは争いがありません。 しかし、死んだ人間になるとこうはいきません。 死んだ人は殺人罪においては「人」ではありません。 だから、刀で死体に斬りつけても、殺人罪にはなりません。 死体損壊罪になります。 すると、死とはどこから始まるのか、という点が問題になります。 日本では、心臓停止説が通説ですが、最近は脳波停止説が 有力です。これは心臓移植を念頭に置いた解釈です。 心臓が停止した後では、移植が出来なくなるからです。 次は、胎児との差です。 胎児を殺しても堕胎罪になるだけで、殺人にはなりません。 じゃあ、胎児はいつから人になるのだ、ということになります。 これについては、ドイツなどは全部露出した時だ、という のが通説ですが、我が国では一部でも露出したら人だ というのが通説です。 このように、人、という単純な言語でさえ争いがある のです。 これが「殺した」になると、もっと大変です。 それに、言葉の意味、というのは時代により 変化します。 その変化の度合いについて、考え方が統一されるわけ ではありません。 だから、欧米では意味の変化が無い死語である ラテン語が学術上重宝されているのです。 そして、法の宿命ですが、法もイデオロギーの 産物なのです。 だから、その時々の思想に大きく影響されるのが法の解釈です。 例えば、民主主義は一昔前までは悪い思想でした。 「あいつは民主主義者だ」 なんてのは、今の過激派と同じ意味でした。 そういう時代に、民主制だ人権だ、なんてのは 少数意見になるわけです。 つまり、多数意見、通説、支配的見解、などに 別れる他ないのです。 日本だけじゃないですか? ↑ 解釈が分かれる原因が、以上のようなものですから、 これは万国共通です。
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ありがとうございました。
法律はわざとあいまいに作ってあり、具体的な事例まで想定していません。 法律+判例で,徐々に形作られていくものです。
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ありがとうございました。
わざとそのように作ってあるからです。 世情や状況に合わせて柔軟に「運用」するためですよ。
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ありがとうございました。
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