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振り付け付きで歌った日本人歌手は麻丘めぐみが最初?
日本人のポップス歌手で振り付け付きで歌ったのは、麻丘めぐみが最初なのでしょうか?
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質問者様がいうところの「振り付け付きで歌う」の意味は、どのようなスタイルで歌唱することを想定されていますか? 戦前、直立不動で歌っていた東海林太郎ほどではなくても、戦後しばらくの間はマイクの前でそれほど体を動かすことなく歌うのが主流だったように思います。 しかしその時代でも、ブギの女王・笠置シズ子のように、ポップス系の歌をリズムに乗る感じで体を動かしながらステージに立っていました。 その後、日劇のウェスタンカーニバルが代表するカバーポップス全盛時代には、小坂一也・平尾正章・ミッキーカーチス等の男性ポップス歌手が、舞台狭しと派手なパフォーマンスを見せていました。 ツイストが流行したのは1962年のことです。 パンチのミコちゃんこと弘田三枝子『ヴァケーション』、中尾ミエ『可愛いベイビー』、飯田久彦『ルイジアナ・ママ』など、この年のヒット曲です。 そのように体全体を動かして歌うことも、「振り付け付き」になるのでしょうか? 浅丘めぐみを採り上げているところをみると、『私の彼は左きき』(1973)を歌う際の、歌の内容とは直接結びつかない不自然なアクションと言える、片手を差し伸べ膝を曲げるようなしぐさの程度のことでしょうか? 体全体の振り付けでしたら、先にも挙げたように先駆者は大勢います。 部分的な手足を動かす所作の振り付けにしても、結構いるのではないかと思います。 1960年に『困っちゃうナ』でデビューした山本リンダも、おとなしめではありますが結構動き回っていましたし、1972年の『どうにもとまらない』では激しいアクション付きでステージに立っていました。 ですから、浅丘めぐみが最初の歌手だったとまでは言えないでしょう。
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