それは甚だおかしな主張ですよ。
まず、自分自身が、知らない人にわかるように
努力してWikiを書いていますか?
書いているのであれば、そのURLを開示して
前提知識も専門用語も不要に読めるWikiになっていることを
多くの人に見性してもらう必要があるでしょう。
そうでなければ、なぜ書いていないのか?です。
言い換えればWikiを書いている人はなぜ書いているか?です。
Wikiを書いている人は、普通は給与を受け取っているわけでもありませんし
義務があって書いているわけでもありません。
もちろん、わかりやすい文章を書くための訓練も受けていません。
当然ながら、教育目的で書いているわけでもありません。
情報の共有は、自分に利益がありますが
教育には、給与などの対価が無いかぎり、直接的な利益がありません。
ゆえに、Wikiなどの記事は、専門用語や前提の知識を知っている程度の
知識水準を前提として執筆するのが一般的です。
ただ、そこにあるのはWikiに情報を集め整理するという
合理性の追求です。
自分ができるだけのことをやる。この当たり前の行為を体験していれば
書かれてる文書に、専門用語が多用されていることが
あたりまえであることがわかるはずです。
たとえば「パソコンで何をやっているのですか?」と問われて
「Wiki執筆を説明するためにはHTML,マークアップ,HTTP,ウェブサーバー,著作権といった
いろんなことを説明する必要があるので、私には無理です|今日はそんな時間がありません」
と答えていいのでしょうか?
それは非常識です。
それとも、問われたなら、全部説明しなければならない?
しかし、専門用語を全部説明していく事は普通できません。
労力的にも、時間的にも無理です。
専門用語を使わないで、抽象化して説明して正しくそれを伝えられる?
仮に伝えたつもりでも
相手が「私も同じ事をやってみたい」という時に
HTMLもマークアップも知らない人が
どうやってWikiをはじめることができるんでしょう?
専門用語抜きで受けた説明を、正しく理解してググってみましょう。
「文章に印を付けて自動的に配信する仕組みについて」と
少なくとも、この例ではWikiについての情報はさっぱり見つかりません。
検索のために必要な、重要なキーワードを知らないからです。
専門用語を使わない説明は、素人にわかりやすいのではなく
素人にわかったつもりになってもらえる説明でしか無いのです。
労力をかけた上で、効果が低く
説明が下手であれば、混乱をおこし
間違った情報を覚えることにもなるのですから
専門用語を使わない説明は、説明する側にとっても
説明を受ける側にとってのリスクが大きくなります。
結果的に、合理性とあわせて
説明しなければならないことを確実に簡潔に説明し
関連した専門用語については、リンクにとどめる
これが一般的なWikiでの作法です。
それが変な風潮のように見えるのは
無料で授業を受けられるサイトだと思っているからじゃありませんか?
いつから、自分はなんでも教えてもらえる地位にあると錯覚していたのでしょう?
知りたいものの名前さえわかれば
あとはググればたいていのことはわかる時代になっています。
調べればわかる程度のことを
その都度、全部説明していくほうが、不合理で異常な行為です。
お礼
>Wikiを書いている人は、普通は給与を受け取っているわけでもありませんし >義務があって書いているわけでもありません。 >もちろん、わかりやすい文章を書くための訓練も受けていません。 >当然ながら、教育目的で書いているわけでもありません。 >ゆえに、Wikiなどの記事は、専門用語や前提の知識を知っている程度の >知識水準を前提として執筆するのが一般的です。 > >ただ、そこにあるのはWikiに情報を集め整理するという >合理性の追求です。 この最後の2行が存在意義という事なのでしょうね。 それが専門用語や前提知識を知らない人にもURLで貼られ紹介されやすい。 安易にwikiのURLをベタベタと貼りまくる人の思慮の問題で、 wiki自体には問題は無いのですね。 >専門用語の合理性 私が専門用語を噛み砕いて説明しようとする習慣があるものだから 怠慢に見えて勝手にそう決め付けてしまっていただけなんでしょうね。 >それが変な風潮のように見えるのは >無料で授業を受けられるサイトだと思っているからじゃありませんか? >いつから、自分はなんでも教えてもらえる地位にあると錯覚していたのでしょう? 私に限らず何か知らない人が居ると安易にwikiのURLが貼られる。 >ただ、そこにあるのはWikiに情報を集め整理するという >合理性の追求です。 にも関わらず。それが私には変な風潮に見えます。ただそれだけです。