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ミシュランの星について
ミシュランは何故いろんなものに星を付け始めたのでしょうか? この星に何の意味があるのでしょうか? ついているものといないものに何か差があるのでしょうか? ついているものは、星を落とさないように必死でそのことばかりしか考えていないような気がします。 星がついていないものでもいいものはたくさんあるはずです。 これは一種の差別のような気がしますがどうなのでしょうか? 最近もラーメン屋に星が1つついてお客が殺到して大変なことになっていますが、そこに星が付いた意味が全く分かりません。 私にはほかのラーメン屋と何ら変わらないような気がします。 星が付いただけで騒ぐなんておかしいような気がします。
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- 兼元 謙任(@kanekaneto)
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ある意味、私たちの生活は、 比べる、評価するという行為にささえられているといってもいいかもしれませんよ。 星なんかつけなくて、「なんでもいいや!」っていう世界を考えると、 だい部分が適当にサービスをしちゃうので、たぶん全体の質は落ちる方向にいきますよね~ ただ、そのなかで、人にちゃんとしたものをつくり、提供したいという人も存在しているはずです。 さて問題です。その世界の中で、このお店をどのように判断して、どのように広めるか・・・ そうです。評価し、その評価を、皆につたえると、そのちゃんとしたものをつくっている提供主さんのところへ足を運べるというわけです。 そこまでは大丈夫でしょう? ただ、その評価が一人歩きして、価格だけで判断するというばかげたことをしたり、品質は”?”なのにブランド名だけに右往左往する人がでてきたりすることに、違和感を覚えていらっしゃるのではないでしょか? 物事にはかならず光と影が存在します。 厭世的にみるよりも、そのことによって、自分の視点で結構ですので「豊かになる」部分をさがしてみてはいかがでしょうか。 ”アルフレッド・アドラーの名言|色眼鏡で物事を見ていないか注意” http://systemincome.com/49426 参考になれば幸いです。
- 兼元 謙任(@kanekaneto)
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ミシュランは、フランスのタイヤメーカーです。 「ミシュラン」 http://www.michelin.co.jp/ 元々、ドライバー向けに、道路マップを発行しました。そこへお店を紹介し、美味しい料理を紹介することで、そこへ、ドライブに行ってくれるのではと、お店の美味しさ、雰囲気などを評価し始めたというわけです。 「ミシュラン ニュースリリース」 http://www.michelin.co.jp/Home/News-Promotions/News/20151201 公式には、ミシュラン審査員という人が、世界各国のレストランを採点しています。 日本にも審査員がいるのです。 人づて情報でしかありませんが、5人ぐらいでみてるとか… さて、星を何故定めるの?という話ですが、 定めるミシュラン側に信頼性がでてきたということと、認定された方にもメリットがあるからです。 "3つ星を与えられた施設は多くの客を集め、経営者やシェフはマスコミに取り上げられる。また食品や食器の製造企業とのスポンサー契約なども見込める。逆に、3つ星から2つ星に評価が下がる場合には、その負の影響を考慮して事前通告がなされるという。そのほか、星にまつわる逸話には次のようなものがある" 「ウキペディア」 https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89 とはいえ、なんにでも、プラスな部分とマイナスな部分とがあるわけで、 "成功の為に努力するフランスのシェフは、ミシュランの星獲得を目指す人が多い。星は成功の象徴で、失う事を恐れるあまり自殺者が出るほどの影響を持つ。最近ではその流れに逆行して「美味い食堂」であるビストロを目指すシェフも増えつつあるらしいが、それでも三ツ星の社会的地位は未だ圧倒的に高いとされるのがフランス文化" 「とある社畜の生存戦略」 http://yutuki.hatenablog.com/entry/2015/11/06/233519 日本ではうまくいかないだろうといわれていましたが、 ぐるなびや、食べログよりもミシュランのが信頼性がたかいという記事も見られ、やはり、しっかりした方が、しっかりした視点で評価するということが支持されているのかもしれません。 " ガイドブック内に広告は掲載しない。 評価対象のレストランに対して、匿名での調査が基本。 フランスの慣習「料理評論家が評価対象のレストランでの食事に代金を支払わない」には従わない。 身分を明かした後、写真撮影の為の料理代金は店持ちに。 調査員は調査地域を固定されることなく、各地を転々とする。 調査員の大半はホテル学校の卒業生で、5年から10年のレストラン・ホテル業界経験者のミシュラン社員であるとされる。 新人審査員は6カ月の研修の後、さらに6カ月先任者と同伴して調査に臨み、適性が審査される。 同じ審査員が同じレストランを3年以内に再訪することは無い 。 どうでしょう?ほぼ考えられる限り最高レベルの厳正さではないでしょうか? " 「メディア野郎へのブートキャンプ」 http://www.advertimes.com/20120423/article63713/ ちなみに、世界一を載せているギネスブックも、飲みの話のタネにするために、ギネスビールが出したものですよね… "「ミシュラン 星」に関する質問・悩み・回答・方法" http://sp.okwave.jp/search?auth_token=2d9f54149f8739b71dcaa6500657f780c1684175&word=%E3%83%9F%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%A9%E3%83%B3+%E6%98%9F 参考になれば幸いです。
お礼
詳しく説明していただいてありがとうございます。 どこがおいしい店だとか、いい店だとかなんて、個人個人感じ方が違うのであって、あえて評価しなくてもいいとは思うのですが。 だからB級グルメなんてものまでできてしまうのではないのでしょうか? 食べ物に高級なものとそうでないものはあったとしても、それはA級でもB級でもないとは思うのですが。