「感情」と「感情表現」
例えば、「男は感情をあまり出さない」と言います。
しかし、「感情を出す・出さない」も「感情表現」の一つだとすると、「感情」はどのようなものなのでしょうか?
また、語彙力が発達して感情的になり難い人は、「感情を出さない人」とは意味が違ってくると思います。
「感情を出さない人はストレスを抱え込む」という理屈を繋げる場合、「感情表現」というベクトルも共に考慮しなければ意義が得られません。
感情表現が豊かでも語彙力が乏しければ、返って周りに誤解を与える結果にもなり、別のストレスを生むからです。
それに、感情表現が本音より過剰だった場合は、返って負担になると思います。
怖いものや有名人を見た時、異常に騒ぐ女性がいますが、必要以上の感情を振舞っているように見えて滑稽です。
もしそれが「自分を演じる」「自分に酔う」という意味で騒いでいた場合、上辺だけの感情で振る舞い、本音を出さないという意味にも通じ、「感情を出す人」と意味が違ってきます。
ある同人漫画で「男性は感情を出さないので、自殺が多い」という言葉も目にしましたが、短絡的だと思うのは僕だけでしょうか?
「感情」という不安定な要素を含めて物事を論じる場合、考え方で結論が分散してしまいます。
哲学と言うには足らない疑問ですが、良かったらご回答下さい。