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家庭の電力量計測
太陽光発電が付いている家庭の電力量を計測できるシステムのようです。 ↓ http://partner.eco-megane.jp/ecomegane/YPV_quickmanual_ver3.2.pdf マニュアルの7)項目にあるように電流計測するCTを主幹ブレーカとパワコン出力に取り付けて計測するようですが、電流しか測ってないのになぜ主幹ブレーカで電力量がわかるのでしょうか? たとえば、10A流れていたとしてもそれが、余剰売電としての10Aなのか、買電としての10Aなのか区別がつかないと思うのですが、これはどういった仕組みで測っているのでしょうか? 教えてください。
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PV出力が十分あるときと、そうでないとき(発電していないとき)に分けて計測している可能性もありそうです。 PV出力が十分あるとき、PVの電流は電力が流れ出る位相で流れているので、PVのCT出力と電源のCT出力の位相を見れば、電力がどちら向きになるか判断は可能かと思います。 PVの出力が小さいときには、系統から電力が流れ込んでいるので、系統からの電流の位相を決定できます。 ただし、この方法だと、PVや家屋内の負荷の力率が1で無い場合(電圧と電流に位相差がある場合)には適切な電力の計算ができないという問題があります。 力率や電流の波形歪まで考慮して電力の積算をするためには、やはり電圧の検出は必要かと思います。(パワーコンディショナと連係できれば、コンディショナでは電圧の信号を持っているので、その問題は解決できそうですが。)
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- masahiryousuke
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No.2です。 先の回答で言い忘れましたが、太陽光発電装置の設置もしている電気工事会社を経営する者です。 専門家として至極当然の事を先の回答に書いたのに、質問者に電気の知識がない事でなんだか良く解ってないようなので再度投稿します。 添付してあるリンクを見てみました。 当然ですがCTが2組セットされてて組み込むように書いてあるじゃないですか。 配線図くらいは見て理解できるようになってから質問するような内容かと思います。 改めて何も追加で回答するような内容は全くありません。 先の回答に書いた事が理由です。 しかし再度言いますが、CTは一方通行でしか電流の流れを検出しません。 これは常識です。 リンクの配線図を理解できるように勉強して下さい。
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ありがとうございました。
フレミングの左手の法則って知ってますか? 小学校か中学校で習ったと思いますよ? 太陽光発電装置に組み込むセンサー用のCTは電流検出が一方通行なものを2組取付します。 一般的には単相200Vを拾うように分電盤内で商用側と自家発側の電源側に取付します。 CTの電流検出が一方通行なので、逆側は動作せず正側が動作します。 ただそれだけの単純な仕組みであり、これ常識です。 交流の単相200Vですので位相は互いに180度反転してますが、商用側も自家発側も位相のズレは皆無なので連系潮流が可能なのです。 測定の段階で位相の向きが反転するなど電気理論上はあり得ません。 ましてポータブルのクランプメーターでは位相の向きなど測定できるはずがありませんし、そもそも位相に向きなど存在しません。 あれは単純に電位差から電流量を拾うだけのものに過ぎません。
お礼
回答ありがとうございます。 >太陽光発電装置に組み込むセンサー用のCTは電流検出が一方通行なものを>2組取付します。 「電流検出が一方通行」とは、どういうセンサーでしょうか? DC用のCT? それでどうやって交流電流を測るのでしょうか? >一般的には単相200Vを拾うように分電盤内で商用側と自家発側の電源側 >に取付します。 >CTの電流検出が一方通行なので、逆側は動作せず正側が動作します。 自家発側(太陽光)側は、常に発電方向なのでよいですが、商用側(主幹部)は、太陽光と負荷の状況によって、売電買電が切り替わるので、一方通行では片方しか計測できないと思いますが・・。
- sailor
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CTで電流を測るのであれば電力が供給されているのか消費されているのかは、CTの出力からわかりますよ。CTの出力の位相が反転しますからね。 ポータブルの測定機器でクランプメーターというものがりますが、これもこの位相の状態を利用して正負の判定をしています。 電流の方向は位相から判断し電流と電圧は当然計測できるのでどれほどの電力がどちらの方向に向いているのかはわかりますよね。
お礼
回答ありがとうございます。 >CTで電流を測るのであれば電力が供給されているのか消費されているの >かは、CTの出力からわかりますよ。CTの出力の位相が反転しますから >ね。 「CTの出力の位相が反転」とは、なんに対する位相が反転するのでしょうか? 提示した例では、電圧は測定していないので、パワコン出力電流と主幹電流の位相ということですか? >ポータブルの測定機器でクランプメーターというものがりますが、これも >この位相の状態を利用して正負の判定をしています。 クランプメータはあくまでクランプした線の電流値が測定出来るだけで、位相はわからないと思いますが・・。
お礼
ご回答ありがとうございます。 つまりこういう考えでいいでしょうか? 「PVの出力が負荷容量を上回って余剰売電状態時は、PV電流と主幹電流は同位相。逆にPV出力が少なく、買電状態時は、PV電流と主幹電流は逆位相。なので、これらの位相関係を調べることにより、電力の向きがわかる。」