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店主敬白と店員一同の併記のおかしさとは?
- 業務で定期的に発送する粗品の添え状には、前任者から引き継いだ文面として「店主敬白 店員一同」と記されています。
- しかしこの併記におかしさを感じています。店主は店員の一人なので、どちらか一方を記すべきではないでしょうか?
- また、敬語の最上級である「敬白」に使われる言葉が「前略」「草々」であり、適切ではないとも思えます。拝啓や敬具の使用が適切でしょう。
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(1) 「敬白」というのは、「うやまい謹んで申し上げました」というような意味です。神様への願文や、手紙などの末尾に付けます。 うやまい謹んで申し上げた内容は、「謹啓」で始まっているはずです。 ちょうど、「前略・・・ (中略)・・・ 草々」や「拝啓・・・ (中略)・・・ 敬具」がセットであるように、「謹啓・・・ (中略)・・・ 敬白」がセットです。 「謹啓・・・ (中略)・・・ 敬白」と、「前略・・・ (中略)・・・ 草々」・「拝啓・・・ (中略)・・・ 敬具」とはそれぞれ同じ役目をするものですから、「前略・・・ (中略)・・・ 草々」と「謹啓・・・ (中略)・・・ 敬白」が同じ手紙(1つの手紙)の中で使われることはありません。 使っているなら、間違いです。 (2) 「店主敬白」と、「店員一同」を併記するのも、おかしいです。 「店主敬白」は、「店主がうやまい謹んで申し上げました」という意味ですので、店主だけではなく、「店員もうやまい謹んで申し上げました」に、どうしてもしたいなら、「店主・店員一同 敬白」にしないと日本語になりません(空白はあってもなくてもいいですが)。 ま、ちょっと違和感アリですが。ふつうは、単に「敬白」だけでしょうねぇ。 日本語は実に融通が利く言葉で、「私は貴女を愛している」でも、「貴女を私は愛している」でも、「愛している、貴女を私は」でも意味は同じなのですが、「てにをは」が必要です。 それを略した場合、主語となる名詞を動詞の前に置かないとと、主語-述語という関係になりません。 従って、「店主敬白 店員一同」という言葉の位置関係では、店員は「敬白」の主語になりません。 なにか、店主が店員一同に対して「うやまい謹んで申し上げた」のかな、という文になっているかもです。 その並べ方では間違いだということになりますね。
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- cactus48
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店主及び店員一同と言うのは、全てが一丸と言う意味ですから、別に おかしくはありません。店主は店の長で代表ですから、店主敬白だと 店全体を意味すると解釈されるでしょう。店側としては店主だけなく 店に居る全ての人間が感謝していると思って欲しいから、店員一同も 書き添えられたのかも知れません。店主は店員ではありませんので、 店員一同だと店主は含まれないので、店員一同とは書きませんね。
お礼
ご回答ありがとうございました。 >店主は店員ではありませんので、 店員一同だと店主は含まれないので、店員一同とは書きませんね。 私の認識間違いがあったようです。 「謹啓」・・・(文章)・・日付・・・「店長・店員一同 敬白」なら正しいでしょうか。
お礼
お礼が遅くなり失礼いたしました。 >「謹啓・・・ (中略)・・・ 敬白」 現在の文面ですが、 「前略 ・・・(お礼の文章)・・草々・・・日付なし・・・●●店 店長敬白 店員一同」 になっています。 敬語のレベルが合っていないのに加え、「草々」と「敬白」(結語が2語)が使われているのは、かなりおかしいということですね。 「謹啓・・・(お礼の文章)・・・日付・・・ ●●店 店長・店員一同 敬白」なら正しいのでしょうか。 >従って、「店主敬白 店員一同」という言葉の位置関係では、店員は「敬白」の主語になりません。 おっしゃるとおりです。 ありがとうございました。