日本での 性の社会通念について疑問があります。教えてください。
性に関して 俗的に言われていること、観念で解せないことが2ツあります。
わかりやすく、生物学的、動物行動学的、文化人類学的、社会学的、心理学的に理論的に説明していただける方、お願いいたします。
特に 私は理系なんで 社会学的歴史学的な切り口だとありがたいです。
・男性は生物学的に子孫繁栄種の保存のために種を多くの女性につける性であるから本能的に性衝動が強く
本能としていろいろな女性に目が行き、理性を抑えきれずセックスしてしまうことは本能なのでしかたがない。と よく言われますが。
⇒子孫繁栄種の保存が目的で色んな女性とセックスをやってしまうのは本能の衝動である、だから理性が効かないときがしばしばあると言うところまで納得できます。
では、なぜ ちゃんと避妊できるんでしょうか?
ならぬ相手とセックスする段ですでに理性は飛んでるのであれば、ゴムをつけるような理性も起こりえないと思うのです。
むしろ、そこまでいけたなら何が何でも ゴムなしでやるのが筋なんじゃないでしょうか?
そして、理性が飛ぶほど主の保存を望んでセックスするのに、ゴムをつけたり中絶をしてしまえば 本来の目的は達せれないと思うのです。
なにか、最後の最後で大きなミスを犯している気がします。
この矛盾の解き方を教えてください。
2つ目
・女性は性欲が男性より圧倒的に少なく、好きな男以外とはセックスできない、やりたくないものである。 と言われますが。(特に男性はそう思っているようですが)
⇒男性ホルモンの量に性欲は支配される、とありますが、
果たして男性ホルモンという男性に特徴的な物質だけで性欲、性衝動のすべての強弱をはかれるものだろうか?
「好きな男以外とセックスできない」、ですが、もちろん嫌いで生理的に受け付けない相手とは無理ですが
現在、避妊もほぼ確実にできるわけですし、妊娠したくないから(ゴム付の)セックスしたくないという人もあまりいないと思われ
許容範囲で場の雰囲気さえよければ、特別な感情がなくともやってしまった経験のある人も少なくないようです。
そして売春婦という職業も永くあるので 好きでなくてもできることは言わずもがななのですが
未だに、そういう女性は男性に比べ、 珍しい、特別性にだらしない女性 とされる傾向があるのはどうしてでしょう?
妊娠のリスクが少ない今、気がなくてもできる、やってしまう割合は 実は男女でそう変わりがないと思うのですが。
あえて言えば、男性はとにかく腰を振れば必ず気持ちいいですが女性は必ずしもそうではないし、むしろへたなら痛いから 女性のほうがやりたがらないと言うのはあるかもしれません。
ちょっとわかりにくくなってしまいましたが、このような矛盾をはらんだ社会通念があるのはなぜでしょうか?
「本能」からだけで考えると どうしても行き詰ってしまいます。
もはや、動物の「生殖」と人間の「セックス」って同次元ではないので、生物学的に語るのは限界なのではないか とも考えます。
生物学はかじっておりますので大体把握できておりますが 人文社会学系には疎いので その辺に答えがあるのかもしれません。
とても興味があります。