原則的には全部を羅列する必要があります。
履歴書ではないから、社名とかは不要ですけど、何課の何を担当したぐらいは並べた方がいい。
履歴書と突き合せて、「ああ平成*年はこれをやってたんですね」と面接で言われたりします。
面接をしたり、当人のスキルを判断するのに職務経歴書は非常に大事な情報です。
フォーマット的にはある程度自由ですから、どう書いてもいいのです。
やたら細かくしてもいいし、がさっとやってもいい。
読み込める、意味がはっきりしている表現なら許されます。
ただし事実だけです。感想とか価値観評価みたいなものは書いてはいけない。
「ユーザーがバカだったので指導した」みたいな意味のことを書く人が時々いますが、これは避けるべき。
過去の会社で何をしたかが思い出せないというなら、そんな経歴はないに等しいと思います。
無理にでっち上げるくらいなら書かない方がいい。
面接で訊かれたら「同じような仕事でした」とでもいうしかありません。
だけど、面接での受けは非常に悪いですよ。仕事も把握しないでやっていたということになりますから。
普通、覚えてないということはないと思います。
ずーっと同じ会社で同じ部署で同じ役割で仕事をしていたのでない限り、局面というのがあったはずだからです。
転職しようと考えた経緯があったはずで、それが悪いことだろうが良いことだろうが、記憶に残らないはずがない。
その都度、次の職場ではこうしたい、こういうことには気をつけよう、と普通考えます。
転職を繰り返したとしたら、覚えていない人がいるほうがおかしいと思いますが。
もっとも年齢を重ねるうちに古い記憶の前後関係が不明になったりする情報ボケは起こります。
ですから、普通そういう情報はメモをしておきます。
退職時に、これとこれをやったんだな、こういうお客を相手にしたな、と言う程度のことをメモルのは手帳の半ページもあれば大丈夫です。
今現在出会っていることで「あ、これは大昔こういうことがあったな」と思い出すことがあり、そのときにそこに居た人間に問い合わせたいということが発生することがあります。
メモをしていたらその情報はすぐにわかりますから、その問い合わせたい友人に連絡をすることができます。
ビジネスの場合こういう触覚というか蜘蛛の巣というかそういうものがどれだけあるか、が賢い動きと人から見えるかどうかの分岐点になります。
その手のメモがあれば、仮に80年勤務したひとが職務経歴書を出せと言われても書けるはずです。
私はコンサルでそういう職務経歴みたいなものを提出してほしいといわれたとき記載したら、70行を超しましたよ。
お礼
やはり全部記載しないといけないみたいですね、ありがとうございました。