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マッキントッシュXRTとツイータの音場再生について

お世話になっています。 難しい理論は判りませんが 例えば マッキントッシュXRT26の場合 ー専用のイコライザーで調整する必要がありますがー 3way26スピーカー ウーファー2個+ミッドレンジ1個+ツイーター23個 クロスオーバー周波数250Hz/1.5kHz (特にクロスオーバー周波数はこのシリーズは必ずこの数値のはず) 大昔 僕は調整の終わったXRT20を1回短時間しか 聞いたことしかないですが。。 どうして ツィーターがあれだけあって音場がまとまるのでしょうか? なんかバラバラになりそうな気がするのですが?

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  • John_Papa
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回答No.1

こんにちは。 マッキントッシュのツイーターのような配列のスピーカーをラインアレイと呼びます。 ご存知のように2個のスピーカーで同音域を出した場合は、スピーカー間の距離によって算出される位相干渉によって周波数特性が激しく乱れます。スピーカー数が増える事によって位相干渉の山谷が複雑に組み合わされ、元の1個の周波数特性に近づいて行きます。ユニットを面配置にしたものはパラメトリックとも呼ばれ擬似的な平面波を発生させます。直線に配置した場合をラインアレイと呼び、擬似的な円筒波を発生させます。 スタジアムなどの大規模音響(PA)においては欠かせない基本的技術になっています。ただしPAにおいてはユニット間の距離が波長に比べて開きすぎるので計算によるシミュレーションと電子回路による補正は欠かせません。 参照:http://arte.sc-a.jp/3w/ardbf/m3dlat.html 小規模なラインアレイは設置が容易で必要帯域内で好結果を得られやすい為、簡易的なPAに使われます。 http://probose.jp/cat_product/line_array_speakers/ http://www.toa.co.jp/products/prosound/speakers/speakers_linearray/sr-h3s.htm 学校の体育館などで壁に取り付けられた縦長のスピーカーもラインアレイです。 http://www.toa.co.jp/products/prosound/speakers/speakers_linearray/sr-t5.htm マッキントッシュXRT26は、ウーファー2個+ミッドレンジ1個とラインアレイのツイーター23個の距離的減衰特性が異なりますので設置場所毎にレベルバランス調整が不可欠になります。 元々スイートポイントを作らない広範囲サービスのPAと違って、スイートポイントにてステレオを楽しむ為のオーディオ用スピーカーですので、聴取位置での高域エネルギーを担保する目的でラインアレイが使われたのだと思います。 高域別キャビネットになっていますので、1.5KHzクロスオーバー付近での繋がりが難しく、1~2m程度のいわゆる至近距離での使用には不向きとなるでしょう。 そのあたりは、あなたの予想通りです。

noname#229817
質問者

お礼

回答有難うございます。

noname#229817
質問者

補足

貴重で解かりやすいように参照例をつけていただき回答有難うございます。 友達が知人からどうやらXRT20をいただいて押入れに かたずけてしまっているようすなので それなら価格交渉して もらいうけようかな?と思ったのですが 僕の部屋は6畳。。。やめた方がよさそうですね。 有難うございました。

その他の回答 (2)

回答No.3

はじめまして♪ ラインアレイ/トーンゾイレと呼ばれるスピーカーユニットの一列配置は、ヘタをすると音が混濁してしまいますが、上手に利用しますととても良い音も得られます。 マッキンの特殊なスピーカーでしたが、あれを利用するには40畳以上の広い部屋で、スピーカーから3~5m以上は離れて聴く環境でなければ、デメリットの方が多いはずです。 アメリカやヨーロッパの富裕層では、塩素会やダンスも可能なホールを自宅に備えて、そういう場所で利用するのに良い効果が有る、という方法ですね。 近い位置ですと、格ユニットとの角度や距離差が大きく成って、デメリットしか聴けません。 大昔のボザークというメーカーが造ったスピーカーでは、高域ユニットを8本、縦に並べた製品が有りました。 http://audio-heritage.jp/BOZAK/speaker/b-410moorish.html この製品のミニサイズを造った自作スピーカー記事から、知ったスピーカーです。 (記憶がアイマイですが、記事ではウーファーに三菱の六半、ミッドにフォスの83、ツイターに三菱の5センチコーンツイターのフレームを金鋸でカットしてハンダ付けして、、、という化け物語り、だったと思う。) この他に、スピーカー自作では神格化された長岡氏の実検製作には、小型フルレンジユニットを9本だったかな? 聴く位置に対して等距離に成るような特殊な箱設計の自作例が有った、試聴距離を1.5mに想定したとか、、、その後、アマチュアオーディオファンで、同じ様な方向性で、各ユニッットの耳に対する向きや距離差に関してもバッフル版とフレームの間に厚紙等で徹底的に調整し切った自作をされた人のレポートが、あるオーディオ雑誌に投稿され、良い結果が得られた、という事例が有ったそうです。 あ、そうそう。 思い出しましたぁ~、故:長岡氏 の自作例に、逆仮想同軸スピーカー、と言うのも有りました。 ウーファーの周囲にツイーターを4本とか6本だか8本だかを取り付けた、珍妙なスピーカー。 真正面だと良い音だけど、首を振るとおかしな感じ、、、って事で、確か、2~3作目で、最終的には失敗作とおっしゃっていた(笑) あと、かなり不確か、アイマイなのですが、マッキンのスピーカーは高域ユニットのラインアレイ/トーンゾイレと言うだけでは無く、各ユニットに位相調整が組み込まれていた。。。ハズ?、、らしい??   まぁ、とにかく特殊、もはや変態的なスピーカーですよねぇ~☆ 導入するには、金を払って買えば良い。と言うもんじゃなく、設置する部屋を確認し、設置可能であれば、室内音響特性を測定して、設置後に調整する。という設備機器のような感じだったはずですが、、、なにぶん、当時の私には、もはや強い興味も持てない別世界の「お話」という感覚でしたので、微かに残ってる記憶が正しいのかどうか、かなりアヤシイかも知れませんので、ご勘弁下さいネ(汗)

noname#229817
質問者

お礼

回答を有難うございます。

noname#229817
質問者

補足

回答いただき有難うございます。 長岡鉄男氏と言えば箱舟ですが、その箱舟とXRT20というと菅野沖彦氏ですが、その菅野氏のリスニングルームの広さが同じだそうですが? 何畳なんでしょう?? 16畳用から20畳それ以上ですよね(*_*) 僕には、無理です。ははは ーちょっとだけ話が脱線します「タンノイの同軸とツイーター」 の時は有難うございます。上杉先生はウェストミンスターは30畳以上の部屋なら高域をいじる必要がないのですがご自分の16畳の視聴室(部屋の後部は通常の家より天井を高くしてある)では、。。。と言われていると修正します。- XRT20ではウーファー2個+ミッドレンジ1個+ツイーター24個が7つの帯域に分かれていて調整する必要がある。と書かれています。 >導入するには、金を払って買えば良い。と言うもんじゃなく、 >設置する部屋を確認し、設置可能であれば、室内音響特性を測定して、 >設置後に調整する。 それは判るのですが、が友達の部屋の押入れに寝てる あ、もったいいない ってところです。

回答No.2

ツイーターコラムに HPF があるのは当然だけど、LPF も入ってるんじゃないかな~ 中間位置付近のユニットは LPF 無しで、その上下のユニットは幾つかのグループに分けて、LPF のカットオフをずらしてスタガーにしてると思う。 さすがにこれだけの数のツイーターからそのまま高音出したら干渉して高域延びないでしょ。 スタガーみたいに再生帯域が完全に分割されず重複した帯域が広い場合、クロスオーバーと呼ばないことがある。

noname#229817
質問者

お礼

回答いただき有難うございます。 物凄く深い音場空間が再生されるスピーカーだったと思たのですが。 XRT20では スピーカーユニットが確か全部で7つの帯域に分けられていた はずですのでツイタ―は5つの帯域に分けられていて全帯域の位相を それぞれコントロールしていたと思うのですが おしゃられるようかもしれません

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