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機械式時計のエージング?

エンジン、スピーカーなどはエージング(ナラシ運転)によって性能が安定したり、パフォーマンスが上がるとかよく聞きます。 事実、私が使っているイヤホンも、初期の頃より数百時間使った後のほうが音がイイ感じなってきたと感じていますが、これは機械式時計でも言えることでしょうか? ちなみに私の時計は初期の頃より、少し使い込んだときのほうが、精度が若干上がったのですが、機械式時計をお使いの皆さま如何でしょうか? ご意見宜しくお願い致します。

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回答No.4

初めまして。拙い知見と経験ですがよろしくお願いします。 >エンジン、スピーカーなどはエージング(ナラシ運転)によって性能が安定したり、パフォーマンスが上がるとかよく聞きます。・・・これは機械式時計でも言えることでしょうか? ★結論から・・・その時計によってですが手元で使用開始時、特に新品等でほとんどランニングされてない場合、使用による経過で安定化することもあります。ただしすべてではなく、逆に精度が乱れる(特に姿勢差によって)こともあります。 貴方の時計で若干でも精度が上がったのは ・歯車・機構部分の隙間やかみ合い(歯当たり)の馴染み良さ ・潤滑油(数種類使ってる)の各作動部分での馴染みによる十分な潤滑 ・ひげゼンマイや駆動用ゼンマイの実質的な運動による馴染みの安定。 (金属材料含め当初の状況からの作動(変位)にはバラつきが出ることがあります。そうした意味では金属パーツ全体的とも言えますけど。駆動用ゼンマイのほどけることで生じるばね特性(トルク特性)、一方で歯車を調速する部分のひげゼンマイ+テンプ~カンギ車の間のバランス。往復運動する部品やばねで動く部品類は材質によって使用による馴染みが生じる) ・上記含めた”ムーブメント全体”としてのバランスが安定したことではと存じます。 🎵ーーーーー♯ーーーーー♭ーーーーー🎵 自動車・バイク、自転車他、回転+部品の摺動等が加わる場合、最初に組んだ時より、運転時間によって部品の相互関係がよくなることがあります。よく 『あたりが出てきた』等ともいわれるかと存じます。また、金属材料とエンジン等燃焼系等は特に実使用で熱による残留応力(作った時にその部品にかかった力)が解放される場合があります。実際新品組のエンジンをベンチでエージングさせ安定したところで分解再組・微調整するのは昔からの手法でしょう。普段街乗りで渋滞ばかりのgo-stopから、たまに高速で安定した一定速度で長距離走ると調子が良くなる感じがするのも、日常使用の疲労させる環境から安定し楽にさせる=日常の利用で無駄に溜まった応力が解放される と同様(あくまで一因)と存じます。 現代は材質自体(処理含む)や工作精度が圧倒的に上がったので一般ではあまり感じなくなる傾向かと思いますが、レースの世界や、特殊な機械でも例えば材料をある程度の下加工をして”焼鈍(金属に熱を加え残留してる応力を解放させる手法)をして、仕上げ(精度の安定と向上)等もあります。 イヤフォンやスピーカー等は好んで聞く曲の傾向(周波数特性)等が多く入ることから、それに似合う傾向(個人の耳や嗜好次第ですが)になると思います。 新品で組まれたばかりの機械品(時計)は初期時に対して使用条件や経過で変化が出ることはあります(良くも悪くも)。ただ、現代の時計は特に構造だけでなく部品の機械精度や潤滑油の性能向上(大きい)により精度が出る、初期時から安定傾向でバラつきも少ない傾向になります。 時計自体ですが、価格によりますけれど購入時、すでに規定時間のランニングで精度の安定含め確認調整を済ませてるものもあります。それは新品の組み付けから作動により歯当たりや隙間等の全体のバランス、ひげゼンマイ等とテンプ回りのなじみ、潤滑油全体のなじみと存じます。 クロノメーターで精度保障している時計は出荷前のランニングで調整・公正される場合なおさら重要と思います。 もちろん、そこまでではない時計も、実使用するうち安定傾向にはなります(逆の場合も個体差であるのですが、一般論にて)。 それでも実使用はその使用者次第でもあります。機械モノは使わないとワカラナイ・・・。 余談ですがSEIKO等の一部の高精度クオーツ等でも、電気品でありながら水晶発振子を通電(エージング)させ、特に安定した品質のものを選択し組んでるものもあります。こうなると実仕様でエージングや馴染み等がなおさらほとんどわからない世界ですけどネ。 長期間高精度を保つ点でも考えられた結果ではと存じます。 実際新品を購入し、その後の経過が・・・ですが、現代の時計は(モノによるが)、精度変化の傾向が個体差にもよりますけれど少ない傾向と思います。根本、ハイビートで精度が出る。後はその利用・日ごとの扱い=姿勢差による精度への影響の相違の傾向でしょうか(実使用による影響の差)。 さらにムーブメントの基本設計や何よりパーツの工作精度・潤滑油類の向上によって最初から初期からの精度が安定してる場合もあります。 余談、過去比較的低価格の新品機械式時計を入手後少し使って再調整(型落ちで製造年からオーバーホールに近づく時期だったので)をした時計があります。もちろん再組後のランニングでも微調整して精度を追い込んでます。 でもその作業前後とその後の利用でも日差の精度UPは私的ほとんど感じませんでした。ただ、いくつかの姿勢差でみると初期より安定して変化が少ない傾向だったのはわかりました(タイムグラファーで)。歯車や調速機構とともに、各部潤滑油のまわりやひげゼンマイ、主ゼンマイ等がある程度の運動によってムーブメント全体が機能として馴染んだと存じます。 (実際時計メーカーによって自社規格で○○時間ランニングする、○○○○時間テスト等もクロノメーター基準より厳しかったり長時間様々な条件で時計(ムーブメント構成部品全体の機能)として作動する慣れ、部品のバラつき(特にテンプ回り)等を適宜確認・除去・調整して精度・品質を安定させるのが目的です) 最後、私的ですが、初期時~安定期に対して、当然経年劣化(潤滑油の汚れや切れ、パーツのやれなど)生じます。定期的なメンテナンスが必要になりますが、時を経てメンテを重ねても、購入時のレベル程には達せずとも安定した許容精度(精度の許容はメーカー設定の場合もあるし、個人の許容範囲もある)で動き続ける時計が、初期性能の良さもあるものの、所有側としてはより重要かと存じます。 そして、これは本当に私的経験の範囲ですが、メンテをしっかりした時計はヤレが少なく精度落ちの傾向も実用では問題ないと思うことが幾度もありました(現行のハイビートの精度よりは落ちますが・・・)。 長文愚答ですが参考になれれば幸いです m(__)m

  • kaitara1
  • ベストアンサー率12% (1154/9141)
回答No.3

ゼンマイを巻く柱時計のことですか。

  • yuyuyunn
  • ベストアンサー率41% (20359/48650)
回答No.2

こんばんは 言えます ある程度の慣らしが必要です 歯車に油が回るというか本調子が出てきます

  • cutustia
  • ベストアンサー率10% (24/219)
回答No.1

普通は馴染んで来たら制度が上がったり下がったりしますよ だから購入後にしばらくしたら調整が必要になるんです。

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