>これにしても30分単位のデータで、
>それもリアルタイムではないですよね?(1時間後とかでは?)
そのあたりのことは詳しくないので良く知りませんが、
ほぼリアルタイム(例えば1分間隔)で需要(消費量)を監視できる装置は実際にありますよ。
私の勤めている会社の事業所にも実際につけていましたら。その情報をインターネット等で送信すれば、離れた場所でも数値を確認することが可能でしょう。
>すいません。
>どうしても「電気の需要と供給をバランスさせる」ということを
>具体的にイメージすることができません・・・。
>たとえば、電力会社の中央給電指令所では、常にリアルタイムで所轄管内の電気の
>需給調整を行っていると思いますが、実際、なにをどうやってコントロールしているのでしょうか?
>発電所の出力を調整するのはわかりますが、その時の需要量はどうやって知るのでしょう?
>また、需要と供給のバランスが取れているのは何を基準に判断しているのでしょうか? 周波数??
私も技術的に詳しいところまで理解しているわけではありませんが、詳しいところを省いて簡単に説明しますと、需要と供給にズレが生じると周波数が変わるので、周波数を一定に保つようコントロールするのです。例えば東日本では、系統の周波数は。50.0±0.2Hzにコントロールされています。
この±0.2Hzの幅が、需要と供給のズレの範囲と考えても良いでしょう。先の回答では、「需給量と供給量は一瞬一瞬で常にバランスしている。」と書きましたが、正確には、需給量と供給量を完全に一致させているのでなく、ズレが一定の範囲内、つまり周波数で±0.2Hz以内に収まるようにしているというわけです。
発電所や変電所には、そうした制御を自動で行う設備が備わっています。
また、例えば、ある地域の系統の周波数が大幅に変わった場合、その瞬間、その地域の変電所の遮断機が作動して、その地域を他の地域の系統から切り離します。(家庭にあるブレーカーが自動的に落ちるのと同じようなイメージです。)落雷の時、落雷があった付近の地域だけ停電するのはまさに、その遮断機が作動したということです。
ですから、人間がいちいち需要量を見ながら各発電所の出力を事細かに量を調整するなんてことをする必要はありません。
需要量の変化を予測しながら、どこの発電所をいつ稼働させるのか、不足の事態が起きた時に、どの変電所を切り離すのか等々を判断するのが中央給電指令所の役割です。これはまさに電力会社のノウハウなので、具体的にどこ変電所をどう制御するかなどの詳しいことは公開されていません。
お礼
ご回答ありがとうございます。 仰るとおり、もっと自分で調査してから、ポイントを絞った質問をすべきでした。ご指摘及び、今までの詳しいご説明に感謝致します。ありがとうございました。