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コニカヘキサーレンズの技術者はいまどこに
- フイルムをNikon COOLSCAN Vでスキャンし、パソコンで画像を見るため、コニカヘキサーレンズの技術者について調査。
- コニカは現在のコニカミノルタに変わり、ソニーが引き継いでいるが、ヘキサーレンズの技術は途絶えているのか疑問。
- 35mmF2.0のHEXAR LENSを持つKonica HEXARに興味があり、デジタルカメラのレンズを作っている場所を知りたい。
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後年ライカLマウントの交換レンズとしてレンズだけ作られていますので、Lマウントあるいはアダプターを付けての装着が可能なデジタルカメラがあれば一応使えます。 http://www.yaotomi.co.jp/products/detail/9500 http://news.mapcamera.com/maptimes.php?itemid=24060 http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/special/20131231_629561.html 例 L→Eマウントアダプターでソニーα7など http://tecstaff.blog.so-net.ne.jp/2014-01-09-2 ただし実絞りでのピント合わせで、MFになってしまいますけれど。 以前エプソンからRD-1というLマウントのデジカメがでていたのですが、フルサイズではないので35mmが50ミリ相当になってしまう、また当時の受光素子では周辺光量落ちが激しくて、やはり高性能で好評だった単焦点AFコンパクトミノルタTC-1のレンズをLマウント化したG-ROKKOR 28mm F3.5を着けるとフィルムの時より激しく周辺光量が落ちるなどの問題がありました。しかし最近のフルサイズミラーレスではかなり克服されてきていますので期待はできます。 ただし、やはりフィルム時代のレンズですからフィルムの方が写りが良いだろうなと予想します。(Lightroomを使って色収差補正は一応できますが) デジタルカメラもだいぶ技術がこなれてきて、あっというまにちょっと前のフラッグシップ機のスペックを最新の入門機が凌駕するような状態ではなくなってきましたので、フィルム機で行われたようなハイスペックの写りを楽しむコンパクト機のような開発もこれからは出て来るのではないかと予想しています。(熟成してこなれた技術の流用だから買える値段でマニア好みの商品ができたのだと思います) レンズとして今の技術者には開発できないというようなスペックではないように思います。 フルサイズコンパクトは今のところソニーからDSC-RX1というのが出ています。これを現代版へキサーと考えることもできるのではないでしょうか。とんでもない値段ですがライカQというのも出たらしいです。 他にはニコン.リコー、フジ、キヤノンからAPSCのコンパクトが出ています。 ヘキサーはコンパクトカメラの気軽さでびっくりするほど写るのが良かったわけなので、こういう方向の製品に期待するのが良いのではないでしょうか。 なおコニカミノルタの設計陣は既出のようにパナソニックとソニーに流れたようですが、ヘキサーの頃の人は年齢的にも多くが引退しているのではないでしょうか。
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- FEX2053
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コニ=ミノの合併時、レンズ技術者は主にミノルタの方が残り、 更にSONYに引き継がれたときにかなり退職したと聞きます。 なので、現在のSONYにはHEXERの技術者はほとんど残って ないと思いますよ。実際、SONY高級レンズの系譜を見ると、 ライツ=ミノルタからの物が多いですもの。 意外にFujiFilmあたりに再就職してるんじゃないと・・・。 XマウントのFujinonレンズって、柔らかい描写をしますから。 一度、XQあたりを試してみると良いんじゃないかと思います。
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情報ありがとうございます。 そうですか、コニカミノルタになった時、ヘキサノンの技術者は退職して他のメーカーに再就職されたようですか。 以前フジのティアラズームを使ったことがあります。 フジノンレンズの評価がカメラ雑誌に出ていて良いと書いてあったので買いました。 写りは平面的で立体感が出なかったですが、単焦点のティアラ35は良かったのかもしれませんね。 最近のXマウントのフジノンレンズも、写真家の評価は高いようですね。 乱暴に言えば、フイルムカメラの時代は、レンズとフイルムで色調が決まってしまいましたが、デジタルになってからはカメラ内のソフトによっても調整されるようですので、レンズ単体での性能はそんなに意味を持たないのかもしれませんね。 Xシリーズを検討してみます。ありがとうございました。
- Sasakik
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コニカは2003年にミノルタと経営統合してコニカミノルタ(コニミノ)になって、2006年にカメラ事業から撤退・・・コニミノのブランドって短命だったって、改めてビックリ! コニミノがカメラ事業から撤退したとき1眼レフ部隊をSONYに譲渡した(コンパクトカメラ部門の人はPanasonicに移籍したとの話しもある)けど、コニミノのグループとしては写真事業から完全撤退したワケでは無く、 レンズ、受光素子などのOEM供給元(メーカー) として コニカミノルタオプトデバイス株式会社 が現存している。 で、OEM供給先は・・・ちょっと調べてみたけど、分かりませんでした(m_m)
お礼
調べて頂いたのですね、ありがとうございます。 コニカミノルタ光学レンズユニットとしてデジタルカメラ用交換レンズを作っているのですね。 どこのメーカーに提供しているのか、これは多分聞いても答えてもらえないのでしょうね。 そして、ヘキサノンの技術なのかロッコールの技術なのかがわかりませんしね。 私、ミノルタのカメラは使ったことがないのでロッコールレンズの様子はわからないのです。 Konica HEXARはレンズ一体式のカメラですので、当時の私はレンズ交換できるカメラのレンズの方が優れていると思い込んでいましたが、一体型のカメラの方が性能を出せると最近知り、さもありなんと思った次第です。 Konicaは、レンズの評価が高く要望もあったのでHEXAR RF?としてレンズ交換式のカメラを発売したのですが、とても高価で手が出ませんでした。 一歩前進いたしました。ありがとうございました。
お礼
懇切なる説明をいただきありがとうございます。 現実の世界は厳しいものですね。 良いもの必ずしも売れるとは限らないことは、過去の消えていった商品の数を思えば諦めざるを得ないことはわかりますが、悲しいことであります。 ネガカラーフイルムが流通して現像処理が難しくなった時、モノクロフイルムの自家現像をやめました。 もう、フイルムには戻れません。 当時のヘキサノンの技術者が、現在デジタルカメラのレンズを作っている会社に流れていれば私の小遣いでそのカメラを買えるのなら最後に使ってみたかったです。 トーハツが潰れた時、技術者はヤマハに再就職したようですがトーハツとしては生き残れずヤマハに吸収されて次第に退職していったように聞いていますが、コニカもそんな状況だったのですね。 オールドレンズを楽しめるほどの力はありませんので、諦めざるを得ませんね。 ペンタックスはリコーに行ってもペンタックスとして生きていることはすごいことなんですね。ありがとうございました。