酒鬼薔薇事件のネタをワイドショーか何かでやっていて、精神科医にインタビューしていてスタッフが「(犯人の)あの暴力は治ったのか?」という質問に対してその精神科医はまるで怒ったような口調で「(あのサディズムは)性癖だから、治るというようなものではありませんッ!」といってましたので、性癖というのは生まれつきなんじゃないかなと思います。
思うに、「目覚める(自覚する)」かそうじゃないかじゃないかなと思うのです。例えばSMなんかも何かそういうきっかけがあって自覚するということはあると思いますが、ムチで叩かれることが一生なければ自分がドMだということも知らずに死ぬってこともありますよね。スカトロものを見てその性癖がない人は「汚い。気分が悪い」としか思わないと思うのですが、その性癖を持っている人はそれを見てビビッときちゃうんだと思います。
田代さんは最初に捕まったときに自宅からそのテのビデオが沢山出てきたというので、どこかでその性癖に覚醒したのでしょうね。この世に盗撮ビデオがなければ彼も自分がそれが好きだということも知らぬままに一生を終えたかもしれません。
個人的経験ですが、S的な傾向のある人、M的な傾向がある人、どちらもイケる人、というのがいる他に、そういう傾向が一切皆無という人もいる感じがします。それこそ、性的なことそのものに対する関心が薄いという人だっているわけですからね。
蛇足:そういえば、ノンフィクションライターが「スカトロものに出ているAV女優の大まかにいって半分は知的障碍者だ」といってましたね。そういうのもあるかもです。
お礼
私自身、凶悪事件があると思います。 自身の中にも狂気的な部分はあって、それが何かの拍子に目覚め、事件を起こす可能性があるのではと思うことがあります。 それが一生の中で起こる人間と起こらない人間がいる、ということなのかもと 思います。 ご回答ありがとうございました。