戦前に日本が朝鮮を攻めたのは慶長の役(1598年)で最後ですから、今から400年以上も前のことなんですけど。。。
1910年(明治43年)の8月に行われた「韓国併合」は日本が大韓帝国(朝鮮)を侵略した訳ではないですよ。(韓国では「進んだ文化と高い技術力を持ち、平和に暮らしていた韓国を、文化の遅れた野蛮な日本が侵略して無理やり植民地化した。」と学校で教えているらしいが)
この当時、朝鮮の宗主国であった清は欧米列強にコテンパンにやられて自国の領土すらも欧米列国の草刈り場と化してましたので、とてもじゃないけ冊封国の朝鮮などにかまっている暇はありませんでした。
で、そこで朝鮮に目ぇつけたのがロシアです。
ロシアにとって真冬でも凍結しない港を持つことは悲願でしたし、シベリア鉄道を日本海沿岸まで延伸させることも悲願でした。
だからもし日本があの当時、朝鮮半島に興味を持たなかったら、ほぼ100%朝鮮半島はロシアの領土になっていたでしょうね。中国東北部(満州地方)をも含めてです。
結果として朝鮮半島も満州地方も日本軍が進出することなく、日中戦争も、アメリカを相手にした太平洋戦争も起きなかったかもしれません。
でもイギリスやオランダ、フランスを相手にして西太平洋地域での戦争は起きていたと思います。中国大陸や、西太平洋地域ではフィリピンに手を出さなければ、アメリカは日本に対して戦争を吹っかける大義名分がありませんので、(もしアメリカがこれをやったら、アメリカの方が侵略者と呼ばれるようになる)手の出しようがないと思います。
で、もしも当時の世界情勢がそんな感じでしたら、当然大韓帝国もロシアの一部に組み込まれ消滅。ロシア革命によってロシアがソヴィエト連邦に変わった時に同時に共産主義化。高宗は処刑。金日成は英雄にはなれなかっただろうし、李承晩も上海に逃げる前に捕まって、ボルシェヴィキの粛正にあっていたかもしれません。そして実際の社会や庶民の生活は現代の北朝鮮化。1988年のソヴィエト連邦崩壊によって韓国として独立できたかもしれないが、東欧の国々よりもはるかに遅れた産業力がたたって、世界最貧国のワーストに入っているかもしれません。
東西冷戦の時代、社会主義国の優等生と言われた東ドイツでさえ、ドイツ再統合後に当時、すでに先進国であった西ドイツ側の援助を10年以上も受けながらも東西格差はなかなか埋まりませんでした。ドイツでさえこんな状況で大変な苦労をしたのですから、周りに助けてくれる先進国の同胞もいない韓国がどうなるかは想像に難しくありませんね。
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