母が鍵を閉めなくて、困ってます。
私の家は一軒家です。
この家で近頃、少し困ることが…。
母なのですが、鍵を閉めないんです。
玄関だけでなく、窓の鍵も。
いつも寝るのが一番遅いのは母か私なのですが、母が一番最後でも、ぜったいに鍵を閉めません。
私が心配になってリビングにおりて確認すると、やっぱり鍵が開いているのです。
窓も玄関も、ぜんぶです。
仕方なく私が閉めて回ります。
一部の窓の鍵は少し閉めにくいのですが、それなら尚更しっかり施錠しないと!と思います。
何回も母に「鍵はちゃんと閉めてよね」と言うのですが、生返事ばかりでぜったい閉めません。
ガスとコンセントだけ確認して寝てしまいます。
ある日、私が「なんで鍵閉めないの」と聞くと、母はこう言いました。
「だってココ、田舎でしょ?みんなの~んびり暮らしてるでしょ?だからいいの」
確かに田舎です。
普通の田舎より、はるかにのんびりしています。
だからといって、常識的な施錠をしないのはどうかと思います。
基本的な雰囲気がのんびりしているとはいえ、不審者情報も出ているし、近くの森で白骨化した死体が見つかった時もありました。
施錠をしないのは、あまりにも危険なのでは…。
それだけじゃなく、母はインターホンに出るということもしないのです。
ピンポーンと鳴ると、相手が誰だか確認もせず「はいはーい」と、さっさと玄関を開けてしまいます。
気付いたら、隣の家の人が勝手に玄関にあがっていたということもありました。
私はそんなことは嫌だし、まず必ず「はい」とインターホンに出ます。
すると母も弟も、「何やってるんだ、早く出ろ!」と怒鳴り、せっついてくるのです。
結局来客はいつもの新聞配達のおばさんだったり近所の人だったりして、母は「あぁもう、早く出なきゃ失礼でしょ!」とすごく怒ります。
私達は、数年前まで品川区の近くのマンションに住んでいました。
その頃は、弟も警戒してきっちりインターホンに出ていたのに。
ところがこの田舎の一軒家に越してきて、雰囲気に馴染んだあまり、鍵とインターホンという常識まで母と弟は忘れてしまったようです。
私が「鍵とインターホンは常識。まずハイと言って相手を確認して、それから出なきゃ」と言うと母は、「やだもうアンタったら、都会っ子ぶっちゃって♪」と聞く耳持たず。
この常識のなさが、いつか不幸を招くんじゃないかと怖くて仕方ありません。
なので、私は必ずせめて鍵だけでも確認します。
ついに堪忍袋の緒が切れて、母に「鍵は閉めてって言ったでしょ!!常識じゃないの!?」と言うと、母は「うるさい!!!」と逆ギレ。
家に私がいる時ならまだしも、私が出かけているときにこれが原因で何かがあったら…。
そんなことが起きないようにしたいのに。
しつこく言うとキレてへそを曲げる母。
どう説明したらいいでしょうか?
それから。
のんびりとした田舎でも警戒して鍵をキッチリ閉め、インターホンにも必ず出る私の方が非常識なんでしょうか…。