解体性接着剤

質問

解体性接着剤というものがあると聞いたのですが、
どういう原理でどのようなものかわかりません。
詳しく説明してくれているサイトなどありましたら教えてください。よろしくお願いします

回答No.2

posthead

以前、東工大の一般公開で、佐藤千明先生の研究を見せていただいたのですが、そのときの解体性接着剤は、熱膨張性マイクロカプセルを通常の接着剤に分散したもので、接着層が硬化した後、加熱して熱膨張性マイクロカプセルが膨張すると、接着剤が接着力を失うというものでした。
熱膨張性マイクロカプセルは、常圧下で気体となり、高圧条件では液体となる100円ライターのガスのようなものを封じ込めた樹脂製のマイクロカプセルで、温度上昇により、樹脂被膜が軟化すると、内圧によって膨張するものです。
最近は通電により解体するものもあるようです（エレクトロリリース）。

回答No.1

shota_TK

回答がないようなので。

サイトを紹介してもいいのですが、ネットの情報は間違った内容が多いです。図書か学術雑誌を調べるべきだと思います。

たとえば、日本材料科学会の「材料の科学と工学」という学術雑誌の2004年第41巻第2号（参考URLに目次）に記事が出ています。

参考URL：

http://wwwsoc.nii.ac.jp/mssj/J41.htm