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鬱病は、精神障害なのでしょうか、心の風邪ですか。
お世話になっている先生の奥さんが、長年鬱病で困っておられますので、自律訓練法の本をお送りしたのですが、精神障害には、向かないのではと本人が言われました。私は、以前鬱病は精神障害と言いきれず心の風邪とベテランの精神科医の先生が言われたことを思い出しました。最近では大学病院や心療内科で自律訓練法が、鬱病の治療に取り入れてられていますね。もう40年間精神科医に通われているそうで薬の限界かもわからないと思いました。専門家にお伺い申し上げます。
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うつの治療で最初に専門医に紹介いただいたのが「自律訓練法」でした。 その主治医(院長)も、自律神経の乱れを防止するために、「自律訓練法」での交感神経での興奮を抑える技術を使って、短い休憩時間を有効に使っておられました。 さて、精神障害だからって、自律神経の信号の伝達不良である「うつ病」と、脳が物理的に収縮している「アルツハイマー病」とをひとくくりにしている時点で、「自律訓練法」が効く・効かないが分かれるのは当たり前なのです。 40年前とは抗うつ剤は効くメカニズム(作用機序)を含めて、まったく時代が切り替わっています。40年前の副作用のわりに狙いが定まってもいない抗うつ剤に頼るくらいなら、最新の SSRI や SNRI などの薬を試すと同様に「自律訓練法」を併用するなどの行動療法も試すよう、患者側も意識を変えないと難しいとお伝えください。
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- d194456
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精神障害であっても、心の風であっても、心身が身体全体に信号のやり取りする時には、 神経系とホルモン系、免疫系のネットワークを駆使して、身体を正常に戻そうとしているはずですよ。 ウツ病に成れば、特有のタンパクを放出しています。それは炎症を起したときにも放出しています。 自律訓練法で神経系のバランスを良くすれば、他のホルモン系も、免疫系にも良い影響が出て来ます。 医者の出す薬はホルモン系を正常にすることを考えていますね。 免疫系の働きは「心の風邪」の表現でわかる様に、免疫力が低下していたのを正常に戻します。 民間で行われるウツ病の改善方法は、殆どがこの免疫系への働きだと思います。 外界からの情報に対して、どの様な行動を取るべきかの情報を身体全体に送るには、この三つのネットワークを使うことで、即座に適切な行動を取っています。 セロトニンが不足しているので、ウツ気分に成っているなら、気分転換を図りますが、それは免疫系に働きかけることが多いと思いますよ。
お礼
有り難い御座いました。私も勉強させて頂きました。
自律訓練法って自分でやるものですよね。うつ病も自分で治すものです。色々な意味合いがありますが・・・あなたの気持ちは判りますが、こればかりは本人のやる気次第です。 ただ漫然と薬を飲んでいるだけでは治らないでしょう。自律訓練法もやる前から理屈を付けてしまうからダメなんでしょうね。自律訓練法がどうのこうのという問題ではないと思います。 40年の間のどこかの時期に既に自律訓練法を試してなければおかしいです。こればかりは本人の意思次第です。
お礼
風邪を引き御礼が遅くなりました。有り難うございました。
- obrigadissimo
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うつ病には、6種ほどあるのですが……病歴が長く なっているのは、もしかしたら、その奥さんが 主治医に、鬱状態だけを伝えて、 (自身の躁状態に気づいていなくて) 躁状態があることを伝えていないことに起因する 誤診なのかもしれません。なので、精神科の診断に MRI、光トポグラフィー、血液検査etc.最新の医療技術 を採り入れている病院で診察を受けてみることを、 おススメしたいです。 病歴が長くなっていても 難治性になっていなければ、 救いの道が開かれるかもしれませんよ。 自律訓練法等は、弊害もありますので、 最新式の診断を受けてみてからでも 宜しいのではないでしょうか。 食事などもトータルで見直してみることを 勧めてみてください。 〈ふろく〉 《こころの複雑骨折である》と 言っていた教授がいました。 All the Best.
お礼
有り難い御座いました。ご本人メールでお伝えしました。
お礼
有り難い御座いました。ご本人にお伝えしました。