URLの記載をし、そこからの応募であると言ってください。
「ウェブサイト経由の応募です」とそのまんま書いたりはしないで下さい。
おそらく求人は、求人誌にも出しているし、折り込み広告でいれているかもしれない。
その他に、ウェブで募集していても、そこに向かってリンクを貼っている場合があるのです。
「何々地区のスーパー求人」とか「時間の都合がきく高収入サイト」とか、当の会社の許可も得ないでリストを作ってそのクリックで会社のサイトに飛ばす場合もあります。
で、応募側からすればどうしようとも勝手です。
求人側からいうと、違います。
広告主の用語で「広告が効いたか」という観点があります。
これも2種類あり、直接効果と間接効果があります。
たとえば何かの商品の広告を出す場合、日経で1面広告で1千万出すとします。
これで1千万以上売上が出るなら平和ですが、まずそんなことはない。
ある日の新聞の1面に出ただけなら、それを見ていない人は興味も示さないかもしれない。
興味を示した人間が1千人いるとして、その中で問い合わせて買おうと思うのが10人いたらいい方でしょう。
その10人が全部買ったって、値段にもよりますけど1千万の売上にはなりません。それだけ考えたら損です。
これは直接効果のほうの見方です。
直接効果を出すなら、客の目の前に商品を置き、すぐに買える状態にしたほうがいい。
スーパーのレジの列が通る場所に、ガムだとかミント、子供菓子が置いてありますね。乾電池もある場合もある。
いくつかのレジには、直接手をいれられないタバコの入ったケースがあります。
これらは、生命維持に必要なものではないからわざわざ買いに行こうと思って売り場に行くものではありません。
まあなくてもいいものです。
だけど、通り道にあって、あったらいいなと思わせたら購入にはすぐにつなげられます。
子供を連れてレジに並んだら、幼児は勝手にそのお菓子を手に取って抱え込みます。
で、こういうものはスーパーのチラシなんかには印刷しません。要するに広告しません。
直接効果というのは、広告の目指す主目的ではないのです。
大事なのは間接効果です。
まずお店に来てもらわないと、レジの前に何を並べようとも誰も買いません。
だから、「トマト1個50円」なんていう目玉商品を作りチラシを配布するのです。
トマト自体は儲けを産まないかもしれないし、足がでるかもしれないけど、ついでに電池や菓子やらを買ってくれれば全部で儲けが出ます。
広告は、「これがある」「これをやっている会社がある」をお披露目するという目的があり、それが間接効果なんです。
新規に取引する相手がある場合、「12日の日経に全面広告を出していますが」と言うと効果が絶大です。
興信所で調査させて「特別問題のない会社です」と言われてもすぐには信用して契約をするかどうかはわかりません。
でも、新聞に公告を出している、テレビにコマーシャルフィルムを流している、なら「ちゃんとした会社だ」と錯覚します。
どちらも相当な資金が必要で、そのお金をドブにほうっているなら大丈夫だろうと思わせるのです。
以前このOKWaveで、直接買うと思えない人間相手に大手がどうして広告を出すのかという疑問がだされたことがありました。
その時は私は答えませんでしたが、要するに今いったことが重要だからです。
さて、求人応募にURLを掲載すると、目に止まったのは何かということがわかります。
自分のところに優秀な人が応募してくれるためには、どこに有効な場所があるか、がわかります。
だから知りたいのです。
言いましたが、これを言わなくても、応募側は別にかまいませんし、それを掲示しなくても面接までいけばそこで訊かれます。
言うのであればURLを掲示してください。
お礼
分かりました、ありがとうございます。