本当に完全に摂取カロリーが同じならば、3日程度不規則な生活をしたところで優位な差は生まれません。
ただし日によって食事時間がバラバラの状態が長期間に渡って続くようであれば影響が出てきて太りやすくなるでしょうね。
あなたが太るか痩せるか、ということは、摂取カロリーと消費カロリーの大小によって決まります。摂取カロリー<消費カロリーならば痩せ、摂取カロリー>消費カロリーならば太る、ということです。
摂取カロリーが同じでも消費カロリーが変われば、あなたは太ることもあるし痩せることもあります。
消費カロリーのうち70~80%はただ生きているだけで使われる基礎代謝と呼ばれるエネルギーですが、この基礎代謝で最も多くの部分を占めるのがあなたの身体の体温を維持するために消費されるエネルギーです。そして体温維持は自律神経系と呼ばれるシステムでコントロールされています。
自律神経系はあなたの生活リズムに影響を受けます。あなたの生活リズムが一定ならば自律神経系はそれに合わせて体温を上げたり下げたりします。ところが生活リズムが一定でないと自律神経系はいつ体温を上げればよいか判らず、うまくエネルギーを使いきれなくなり、低体温症になります。そうすると消費カロリーは下がりますから痩せにくくなります。平均体温が0.5℃低いと基礎代謝は7%、1℃低いと基礎代謝は13%、1.5℃低いと基礎代謝は20%も下がります。あなたの体温が36.5℃以下ならば低体温症の危険があると疑っていいです。
食事時間は起床時間や就寝時間、一日の行動などと合わせて自律神経系をコントロールする重要な要因です。食事時間が乱れていれば自律神経の働きが悪くなって太りやすくなります。
補足
では同じ行動をし、同じタイミングで食べれば太りやすさは変わらないということでしょうか?