一番はその方と貴方が所属する寺院の御住職にお話をお伺いするのが一番ですが、お答え出来る範囲でお答えしますね。
日蓮正宗は約750年前日蓮大聖人が人々を救う救済法(南無妙法蓮華経)を説かれ、その法を今の時代まで厳格に守って来ている仏教教団です。(全国各地に日蓮正宗寺院があり、大元は総本山 大石寺という所です)
質問者さんがご心配されている様な「金取り主義」の新興宗教のたぐいでは決してありませんのでご安心ください。かといって、宗門維持の為にはお金は必要ですが、それは信徒からの真心からの御供養でまかなっています。しかし日蓮正宗への御供養は、その意義をきちんとわきまえた人からのみしか募っておりません。各寺院及び総本山には「賽銭箱」などという物は一切ありません。一般の人からの布施・寄付は一切受けません。信徒からの志のみお受けするのです。
それだけ厳格でありますので「金儲け主義」でないことはお分かり戴けると思います。
拝む対象は日蓮大聖人があらわされた御本尊(本門戒壇の大御本尊)であります。それは総本山大石寺におわします。そして日ごろはその大御本尊を大聖人の御代理である御法主上人猊下(ごほっすしょうにんげいか・・・総本山で一番偉い御僧侶)が書写された家庭用の本尊(とかくと、なんだか申し訳ないのですが分りやすく説明するためご容赦ください)を総本山からお借りし、日々拝んで行きます。
家庭用の本尊といえども、大元の大御本尊とつながっている仏様ですから、本当に慎重にせねばなりません。お仏壇をご用意されたのであれば、御本尊下附も近いのでしょうから、お取り扱いについては紹介者さんや御住職のお話をよくよく聞いてくださいね。
信仰の基本は朝・夕の勤行(ごんぎょう)です。
法華経(ほけきょう)という経典を読み、唱題(しょうだい)をします。
朝は五座・夕は三座行います。慣れるまでは時間も掛かったり億劫になったりしますが、頑張って続ければ必ず日々の生活上に変化が現れてきますから、遣り甲斐が出てきますよ。
あとは寺院での会合があれば出来るだけ参加しましょう。
この信仰はただ御本尊を拝めば幸せになれるというものではありません。
なぜこの仏法なのか、なぜ他の宗教はだめなのか、をきちんと理屈の上から理解していくことが大切だからです。でないと「盲信」になってしまいます。
日蓮正宗の信仰は「盲信」は禁じています。
あとは総本山に参詣すること、人にこの仏法の話をしてみること等あります。
この信仰は、信じることも大切ですが行ずることも大切で学ぶことも大切なのです。
その「信・行・学」の三本柱が揃ってはじめて真の功徳を頂戴できますが、最初から出来る人などどこにもいません。まずは出来るところからでいいと思います。
(しかし勤行は基本ですから、頑張ってください(^^ゞ)
遅くなりましたが、この大仏法に巡り合い入信できたことを心からお祝い申し上げます。
お礼
本当にありがとうございます。私が入信したのは、間違いなく日蓮正宗です。疑問を感じながらもお寺に参詣したりしているので、教義についてはなんとなく分かってきました。ただ、「南無妙法蓮華経と唱えていれば幸せになれる」とか「折伏しなければ幸せになれない」などまだまだ、納得いかない点も多いです。ただ、この宗教はおかしいと思った時点でやめるつもりです。本当にアドバイスありがとうございました。心からお礼、申し上げます。