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文化大革命時、中国人民の心理

文化大革命の記事を見てて「文化財を徹底的に破壊した」と言う文言がありました。 「先人達が築き上げた文化を自らの手で破壊する」と言うその行為に違和感や罪悪感は感じなかったのでしょうか? 常識では計れない世情だったのかもしれませんが、日本人が「厳島神社に火をつけろ」「国宝の仏像を叩き壊せ」と言われても多くが躊躇すると思うのですが…。

みんなの回答

  • eroero4649
  • ベストアンサー率32% (11074/34518)
回答No.6

他の方も指摘していますが、日本でも「廃仏毀釈運動」というのがありました。江戸時代の反動で、明治から大正くらいにかけて「日本的なものは全部だめ。西洋的なものが正しい」が常識だった時代があったのです。あの福沢諭吉先生も「脱亜入欧」というスローガンを掲げましたものね。 福沢先生には、ある有名なエピソードがあります。子供のとき、周囲の大人たちが罰が当たるといったお地蔵さんか何かに小便をひっかけて、結局罰は当たらなかったので「そういう罰が当たるとかいうのは迷信で、クソだ」というようなことを先生はおっしゃっています。 話を廃仏毀釈運動に戻せば、そのときに大量の日本文化が失われかけたのです。浮世絵なんてのは、むしろ外国で評価されて、外国の美術館などで大切に保管されていたのです。だから今、外国にしか残っていない浮世絵や美術品なんてのが沢山あるんです。日本では岡倉天心という人が日本文化を守ろうとしたのですが、はっきりいって天心先生の孤独な戦いでもあったんですよ。 また、戦後にも似たようなムーヴメントはありました。父がいってたのですけどね、「戦後のある時期はとにかく日本的なものは全部否定された時代があったよ」ということです。 例えば、「米を食べるから日本人はだめなんだ。これからはパンを食べないといけない」ということを真剣に主張している大人たちがいたそうです。戦後、日本人の食生活は急速に欧米化するのですが、それは「和食否定」があったからこそなのです。この和食否定洋食礼賛は必ずしも否定ばかりはできない面はあって、というのも日本人は戦後食生活が急速に欧米化することによって急速に身長と体重を伸ばしたからです。1950年の日本人男性の平均身長は160.3センチ。2010年には171.5センチになりました。女性の平均身長は1950年には148.9センチだったんですよ。今は150センチ以下の女の子はかなり珍しいですよね。 私は昭和の生まれですから、80年代とかはですね、和的なものはとにかくダサかったですよ。また90年代くらいまでは知識人といえば「こんなんだから日本はだめなんだ。それに比べて外国はこれだけ優れていて・・・」というのが常識でした。昔というほどたいして昔でもないですけど、「ここがヘンだよ日本人」という人気番組があったのを覚えています?ゾマホンさんを始め、何人もの外国人タレントを生みました。 だからその時代を知る私としては、最近の「外国人の口を使って日本を大絶賛させるブーム」は、ちょっと違和感を感じないでもないです。「きゃりーぱみゅぱみゅやAKB48が外国人男性にもウケてる」っていうけど、そんな彼らは彼の地ではペドフィリア扱いですからね。

  • OsatKaso
  • ベストアンサー率24% (43/178)
回答No.5

中国人と日本人では考え方が違います。 日本人は過去の伝統や文化を尊重する風土がありますが、中国人にはそれがありません。 それが一番の違いであり、これが正解でしょう。 尚、僕は文化大革命のことを考えるならば、次のことは避けられないでしょう。 日本の左翼マスコミ(特に朝日新聞)は中国シンパであるので、文化大革命を評価していました。 でもその実態はどうなのでしょうか? 文化財を徹底的に破壊したばかりでなく、人間も数千万人は殺しています。 (この人数は第2次世界大戦の戦死者より多いのですよ) そう、毛沢東は大躍進でも同じようなことをしています。 日本については、今回の集団的自衛権の容認でも、軍国主義になるなんてほざく癖に、中国ではこんなことも評価するなんてどういうことなのでしょうか? 日本が亡びたらいい、とでも言うのでしょうか? そう、日本の新聞でなく、反日の新聞です。 貴方はこれをどう思われますか?

  • hekiyu
  • ベストアンサー率32% (7193/21843)
回答No.4

"「先人達が築き上げた文化を自らの手で破壊する」と言うその行為に 違和感や罪悪感は感じなかったのでしょうか?"    ↑ そりゃ、知識人とか文化人と言われるような人は 感じていたでしょう。 ただ、あれを破壊する行為の中心となっていたのは 紅衛兵と言われる、少年少女達です。 歴史や文化の大切さなど、解らない年代です。 それよりも、共産党の上層部からの指令でやっています から、俺たちは、正しいことをしているのだ、革命を 実行しているのだ、という高揚感に包まれていたでしょう。 血と革命、これが青春だ、というわけです。 ”日本人が「厳島神社に火をつけろ」「国宝の仏像を叩き壊せ」  と言われても多くが躊躇すると思うのですが…。”      ↑ 中国ほどではないですが、日本も昔はやられたことが ありましたね。 廃仏毀釈運動です。 ただ、社会主義というのは、ロシアもそうですが、歴史を 邪魔モノ、と見なす傾向が強いです。 理で考えれば、伝統など改革を邪魔するだけの存在に 過ぎない。 だから、破壊しても構わない、とやって、あとで後悔する わけです。 人間の理などたかが知れているのです。 そんなモノよりも、試行錯誤の結果である伝統、常識、 習慣などの方が信用出来る場合が多いのです。 ちなみに、中国でも反省しているようで、現在では 文革はマイナスの評価を受けています。 ただ、若い人は文革を知りません。 政府が意図的に教えないからです。 都合の悪いことは教えない。都合の良いことはウソ してでも教え込む、てのが中国です。

noname#218778
noname#218778
回答No.3

戦前に国家神道以外の神社や宗教は淫祠邪教として燃やされたんじゃね。(´・ω・`)

  • hhasegawa
  • ベストアンサー率14% (56/385)
回答No.2

中国共産党に完全に洗脳されていましたから 毛沢東は「宗教は毒だ」といっていました。 ちなみに今でも写真のように ひどいことやっています。

  • Tann3
  • ベストアンサー率51% (708/1381)
回答No.1

 日本でも、明治維新直後に「廃仏毀釈」という動きがありました。これにより、かなりの仏像や寺院が破壊されたようです。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BB%83%E4%BB%8F%E6%AF%80%E9%87%88  このように「日本ではあり得ない」などということはありません。一種の「群集心理」です。  現代でも、サッカー試合後の渋谷駅前のように、Facebookやツイッターで呼びかければ、このような集団行動を招く危険性は高いと思います。今の日本人は「みんながやっている」ということで盲従的に行動しやすく、責任逃れも「だって、みんなもやっていますよ」ですから。  中国の文化大革命は、文字通り「文化、風習、慣習、意識の改革」ですから、古い価値観や因習を積極的に破壊する活動となったようです。「造反有理」(権威や既存のものに建設的に反対することは、理にかなっている)といった標語が、旧来の社会を破壊することそのものに道理がある、という価値観になっていったようです。

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