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5歳になる息子、ADHD?
- 30代主婦の5歳になる息子について、ADHDの可能性が高いので専門の病院で診察を検討しています。
- 息子は小さい頃から育てにくさを感じており、注意しても理解できないことやかんしゃくを起こすことが多く、初めてのことや場所が苦手です。
- 保育園でも協調性がなく、一人で違うことをしていることが多いため、病気の可能性があると思い、病院で診察を受けることにしました。
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経験談を交えていますので長文となりました。 そこで誠に申し訳ございませんが、投稿を二回に分けています。 息子がADHDにLDを合併していて、診断をした主治医からは息子のLDの症状はADHDの影響だと説明を受けています。 診断資格がない一般人ですので、具体的な言及は控えさせていただきますが、ご質問の内容には「自閉症スペクトラム」によくみられる特徴と、ADHDと自閉症スペクトラムのどちらとも判別しがたいことが書かれています。 ですから、先の回答者さんが仰ることと被りますが、専門の医療機関に相談する際には単に「発達障害の疑いがあるようなので検査を受けたいのですが…」という風に訊ねると良いと思います。 ADHDも自閉症スペクトラムも「発達障害」ですし、何れにしろ検査内容は大差ないので、質問の仕方としてはそれで問題ないと思います。 1)【自閉症スペクトラム】http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E9%96%89%E7%97%87%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%A0 2)【自閉症スペクトラム障害(ASD)】http://homepage3.nifty.com/aries/asd.pdf 3)【注意欠陥・多動性障害】http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B3%A8%E6%84%8F%E6%AC%A0%E9%99%A5%E3%83%BB%E5%A4%9A%E5%8B%95%E6%80%A7%E9%9A%9C%E5%AE%B3 4)【ヤンセンファーマ株式会社 AD/HDナビ】http://www.adhd-navi.net/ 「発達障害」の診断を受けるのは、自力で専門病院を探す方法もありますが、掛かり付けの小児科医(普通の小児科外来で相談するよりも、小児科神経外来がある病院なら、なお話が早いと思います)に相談して、診断設備が整った病院へ通えるよう、紹介状を書いていただくという手もありますし、最寄りの発達障害者支援センターにメールや電話で相談して、事前に手回ししておくのも良いと思います。 >病院ではどんなことをしてADHDと判るのでしょうか?またその日行っただけですぐに判るのでしょうか? ADHDの診断ですが、リンク4の関連記事として、リンク5とその引用文をご紹介させていただきます。(点線内に記載しています。) ------------------------------- AD/HDであるかどうかは、不注意、多動性、衝動性の3症状が年齢不相応に著しく認められるかどうかによって判断されます。身体の病気のように「AD/HD特有の検査所見」があるわけではありませんから、できるだけ子どもの日常行動を問診や調査票によって洗い出し、それらの行動が通常の子どもの行動に比べ著しく逸脱しているかどうかを評価して診断しなければなりません。AD/HDを正確に診断することは大変難しく、軽度のAD/HDの人と、かなり活発な「正常」な人を見分けるのは容易ではありません。 そのため、診断では、面接や診察室での行動観察に加え、客観的な行動評価テストや心理発達検査を行い、さらに精神的・心理的な経過、生育歴、既往歴、家族歴などを考慮し、時間をかけて総合的に判断されます。 5)【どのように診断されるの?/問診と行動評価による診断 |診断する】http://www.adhd-navi.net/adhd/shindan/index.html より抜粋 ------------------------------- 参考リンクにあるような事情と実体験から、通ったその日のうちに診断名を付ける医者は、個人的には「?」です。医師の方で、診察を受けたお子さんが通院の必要があるか、ないかぐらいは分っても、正確な診断名までは難しいかと。 そもそも、医者には診断に必要となる知能検査や心理検査のデータ解析は出来ませんし(知能検査や心理検査の「データ解析をするのは臨床心理士」です)、様々な検査結果から総合的に診断を下すことになるので、あたりをつけることは出来たとしても、即日で診断するのは強引だと思います。 というのも、ADHDの診断には、上記の検査の他に、視機能や聴力、体の重心の左右のバランス(両目をつぶって片足立ちをするなど)、四肢機能の検査、そして経過観察など様々な検査が必要だからです。 ※なお、診断の際には「“母子手帳の記録が役立ちます”ので忘れずにご用意ください」。 >もっと小さい頃からチック症と自慰行為があり 運動性チックと音性チックの両方がある場合、トゥレット障害またはトゥレット症候群と言いますが、これにADHDや自閉症スペクトラム障害、強迫性障害を合併しているケースは多いので、質問者さんが息子さんを発達障害と疑うには充分な要素であると思います。自閉症スペクトラムと強迫性障害も関連が深く、合併している方もいます。まだ年齢が幼いので、そこまで深い意味はないかもしれず、他に関心が移れば自然としなくなるかもしれませんが、もしかすると、息子さんの自慰行為は自閉症スペクトラムの「儀式的な拘り」と関係があるかもしれません。 6)【トゥレット障害】http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%88%E9%9A%9C%E5%AE%B3 7)【トゥレット症候群とは】http://hwm5.gyao.ne.jp/seed/nanakusa/chick01.htm *** 「近々専門の病院にみてもらおうかと…」と仰っていますので、既に承知していらっしゃったら、これから書くことは蛇足になりますが、『日本国内では発達障害の診断の専門医は小児神経科医、もしくは児童精神科医になります』。 なお、小児神経科医と児童精神科医は名称は違えども、資格も診療内容も全く同じです。 躁鬱病や統合失調症、強迫性障害などの神経症を主に診ている一般の精神科や心療内科だと、発達について専門に学んでいない医師は未だに多く、検査設備が整っていなかったり、臨床心理士が勤務していないケースもあるので、充分な検査が出来ず正確な診断が出来ないことがありますので、その点だけはご注意ください。 発達障害の診断については、脳疾患などの既往症がある場合や、それらが疑わしいケースですと「脳波検査や頭部MRIが併用されることがある」からです。 ADHDだと、てんかんに似た脳波の乱れがみられることがありますし、既往症から脳に損傷の跡がみられたり先天的に未発達な箇所があれば、それがMRIで判別できる(発達障害の診断の根拠となる)ことがあるのです。 といっても、脳波とMRIの両検査に異常が見つけられなくても、他の検査結果から、発達障害と診断されることもあります。複合的な検査が出来て初めて正確な診断が可能となる、それが発達障害の診断の現状です。 それと、中学生以下のお子さんのケースだと、専門医でもADHDの診断は難しいとされています。特に園児や小学校低学年のお子さんは、年齢的に落ち着きがなく多動の目立つケースは多いので、専門医でも直ぐには診断はせずに様子をみることはよくあります。小学校高学年までまたないと何とも言えないケースは多いですし、更に経過観察しないと分らない、つまりは「中学生になるまでは、ハッキリとADHDであると診断できないケースもある」ということをご承知おきください。 なぜ、そのようなことを申し上げたのか、それは我が子がまさにそのケースだったからです。幼稚園に入園とほぼ同時にADHDの疑いが濃くなり、小学校の学年が進むにつれ、ADHDの影響でLD(学習障害)を合併していうる疑いもまた濃くなりました。 しかし、当人の学習面での頑張りと情緒面での成長があったのだと思います。 小学校高学年なってからは一旦、ADHDとLDの疑いは取り消されました。 息子は情緒面も学力も、年齢相応であると当時の主治医が判断なさったのです。 そのときは本当に嬉しかったけれど、息子は中学進学間近になっても、中学に入学してからも、ローマ字の表記はおろか、アルファベットの読みも順番も、英語のスペルも覚えられず、その後、ディスレクシアと診断されることとなりました。息子の場合、国語でも苦労していたのですが(臨床心理士さんの話では、息子は国語に関しては理解力が高いということなのです。でも、記述や話すというアウトプットが不得手な為、学力に結び付けることは出来なかったのです…)、英語となるとほとんど手付かずの状態で、記憶力がないのでは?と言いたくなってしまうほど、大変な状態でした。 ディスレクシアというのはLDの一種で、“読む・書く・記憶するのが困難なLD”のことです。 【ディスレクシア】http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%82%A2 ディスレクシアについては、こちらの著作に詳しく書かれています。 『怠けてなんかない! ディスレクシア ~読む・書く・記憶するのが困難なLDの子どもたち』品川裕香・著 岩崎書店 当事者や保護者に向けて平易な文体で分りやすく書かれていて、体験談や相談先などの資料も豊富です。通販でも購入できますので、もし、ご関心があれば直に手に取って読んでいただけたらと思います。
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~こちらはNo.3の続きです。 (ここからは特に経験談ばかりで申し訳ないのですが、ADHDの症状というのは年齢とも関係がある上に多岐に渡ります。症状が余程顕著でもない限り、確定診断というのは専門医にとってもとても難しく、慎重を要するものなのです。 その一端を、この場を借りてお伝えしたいと思います。) 息子がディスレクシアを診断されるに至ったその頃には、引っ越しを済ませていたので、以前とは掛かり付けの病院も主治医も替わっていましたが、転院を機に正式にADHDとLDの診断を受けることになりました。 (今は完治しましたが、息子は以前は脳波に乱れがあったので、てんかん予防のために小児科神経外来に通わなければならなかったのですが、そのときの先生に年齢相応の学力や生活全般の技術が伴わない息子のことを相談したので、再度、発達に関する詳しい検査を受けることになり、再診断を受けることになったのです。) 中学の後半からの当人の頑張りと担当して下さった作業療法士さんの尽力、そして家庭教師として頑張ってくれた上の子の協力と、息子のディスレクシアの症状を軽減させようと息子に適した治療法を施してくださった今の主治医と、その主治医を紹介して下さった一つ前の主治医の御陰で、息子はディスレクシアを克服できました。 だけれど、その裏で当人の努力や周囲の尽力だけでは限界があったのも事実です。 「息子の場合はADHDの症状を改善させない限りはLDの症状が重く出てしまうので、ディスレクシアがなかなか改善できずにいました」。 ディスレクシアが症状としてある以上、息子の場合、依然としてADHDでありLDでもあったのです。 心身の成長に伴い、当人の情緒が安定して多動性や衝動性が目立たなくなっていても、ADHDの不注意症状が依然として重く残っていて、学業の障害になっていたのです。 だから、息子の場合、LDの症状を改善するにはADHD改善薬のコンサータの力を借りる必要がありました。ADHDもLDも現在の医療では完治はないけれど、LDの症状を軽減させる方法の選択肢が息子にはまだ残されていたのです。 一つ前の主治医は杖として作業療法を、そして今の主治医は眼鏡に代わるものとしてコンサータを息子に提示してくださったので、今日の息子があります。 最初にお世話になった病院の先生方にもとても感謝していますが、今の主治医とその主治医を紹介してくださった先生、この方たちは発達障害の医療におけるスペシャリストだと私は思います。なぜなら、治療内容も検査内容も以前の病院と比べると各段に上だったし、先生方の人脈もまた広く、何がネックになっているのか突き止められる詳細な検査を受けることが出来たからです。 どの先生が欠けていても今日の息子のなかったのだから、感謝に上下はないけれど、最後の最後に、引き出しの広い先生たちに出会えて本当に良かったと思います。 ADHDであれば誰もがLDになるということではないし、LDならば誰もがディスレクシアだということでもありません。また、ディスレクシアと診断されれば、誰もが生涯ディスレクシアだということでもありません。 努力と運(良い医療スタッフと出会えること)でディスレクシアを克服できても、「下地となっているADHDの症状が完全に消失するわけではないので、LDの症状は和らぐことはあっても症状として残ります」。それが現在のADHD治療の現状です。 発達障害の診断を受けるならば、相当に場数を踏み勉強を重ねた医者に出会えないと、適切な治療が受けられず遠回りしてしまうことがあるので、可能な限り良い医者を探すことだと思います。 (ここではディスレクシアを例にとって、発達障害の確定診断の難しさについて話しましたが、息子さんがディスレクシアだと言っているのではありませんので、どうか、お気を悪くなさらないでください。) ***** 良い医者は親にも子にも丁寧な説明をしてくださるし、親子の心を傷つけるようなことは言いません。そして、性急に診断名を告げることもありません。 医者の方で本当には見当がついていても、親子が障害について受け止められるまでは診断名を告げないことがあります。特に、当事者である子どもが幼い場合は、医師は診断を告げることには慎重で、子どもに対して、コンプレックスを与えてしまうような言動は避けます。 その様なことがあるので、息子さんの場合も早期に診断名が告げられるとは限りませんが、親が真剣に悩んでいたり、子どもの自尊心が傷ついていて情緒面で助けが必要なときや周囲から浮いて苦労している場合は、医者もセラピストもきちんとアプローチの仕方を考えて指導してくださいます。 診断に対し、ご主人が激しく反対していたり、息子さんが通院や診断を怖がって泣くなどの激しい拒絶を見せていないのであれば、専門医に相談なさることは良いことだと思います。 ご家族の足並みが揃っているのが何よりなので、その辺りの心構えについてもご主人と話し合っておくと良いと思います。診断に際し、お子さんのことやご主人のことで不安があるのでしたら、事前に専門機関に相談しておくとなお良いと思います。
ADHDなんて言葉は昔はなかったですけどね。 僕は自分自身がADHDそのものだと思いますがね。 授業中しゃべり続けてるようなガキでした。 おここられてましたけどね。 母親が客観的見地から自分の子供を評価する必要があるんですかね。 明らかに異常でない限り自分の子供の個性を認めてあげてはいかがでしょうか。 僕がその子をみたらたぶん病気だと思わず、 見どころがある、才能があると判断すると思います。
お礼
そうですね…それも個性ととらえてあげないといけないのに、今の自分の頭の中が、息子が周りと違い過ぎること、何で自分の子だけ皆と同じことができないの?そんな想いが、発達障害のせいなの?とそればかり考えてしまうようになってしまいました。調べれば調べる程、息子の症状が発達障害の症状そのもので…もし本当に発達障害があるのなら専門的に治療していかなけらばならないと思うようになりまして… まわりが皆そんな風に、見どころがある、才能があると判断して下さる方たちばかりなら良いのですが、やはり、世間の目は厳しいです( ; _ ; ) 御回答ありがとうございますm(*_ _)m
- E-1077
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簡単なテストでわかります 時には数週間かかるケースもありますが・・・・。 専門なら一目瞭然 脳波のテストもします 自閉症スペクトラムであることは間違いないでしょうけれど 最初から「ADHD」と言わないほうが良いですよ 何故ならそのカテゴリーに入らない部分もあるわけで、発達障害とおおざっぱではありますがそう位置づけますから ただ、児童・小児の専門家は少ないのでどこの心療内科でも予約制だと思われるので、紹介状など持っていてもすぐに見てもらえるわけではないので、急いで予約を入れるか、方法を探すのが良いですよ チックとかは立派な・・・・発達障害の症状です 就学前にわかると学校でのトラブルが少なくなりますし、今後の教育をどうしていくのかの計画を立てやすくなります
お礼
早速のコメントありがとうございますm(*_ _)m チックも発達障害の一種なのですか!チックは、はじめは目のしばしばから、次にビートたけしの様に肩を上げる仕草、今は首を激しく右や左に傾けるようになってしまいました。親の愛情不足なのでしょうか( ; _ ; ) 自慰行為も、始めたら気を紛らわせるように言われ、そうしてみるのですが、話しかけても熱中し過ぎててこちらの話が聴こえないほどなんです…。気を紛らわせるも何も、周りの音が本当に耳に入らないみたいで、ひっぺがしても無視してその辺のモノにこすりつけたりしてて…(^^;) とりあえず、住んでいる場所がど田舎なもので、専門といいましても、そういう発達障害の診断をしてくれそうな病院をネットで調べてみまして通えそうな距離にありましたので、まずはそちらに行ってみてから、紹介状等の話になるかもしれませんね。 保育園では仲のいい友達はいるみたいなんですが、参観日など行ってみてもとにかく、周りの子達とは明らかに違うなと感じます。コメントありがとうございました!
お礼
経験談を交えての、とても分かり易い丁寧な御回答を本当にありがとうございます。 息子のチックは運動性チックと音性チックの両方がありますので、トゥレット障害ということですね。そうなるとADHD等を併発している可能性も高いとのこと、また、遺伝的要素もあるとのこと。親に聴きましたら、私も小さい頃にチックの症状があったそうで、それは自然となくなったとのこと。また、主人が大人の発達障害?の可能性が高いです。 無知なもので何も分からず、本当に助かりました。市の保健センターや小児科医にも相談して、専門的にみてもらえる病院を紹介してもらおうと思います。 色々添付していただいた資料を拝見しましたら、この問題行動はこの発達障害からきているのか!?と色々と当てはまる物が多々ありました。ですが、診断も難しいのですね。 周りには大丈夫大丈夫と言われて今まできてしまいましたが、いつも一番近くにいるのは私、一番息子のことを解っているはずなので、とにかくもう最伸ばしにするのはやめて、きちんと診てもらおうと思います!本当にありがとうございましたm(*_ _)m