>...絵を描く際の参考にしたい..
→【プロポ~ション】の問題ですね
絵やイラストを描く際、大事なのは長さ、大きさはもとより、プロポ~ション=【割合、均整、釣り合い、比率】etcも勘案されるのではないでしょうか?
写実画でしたら、長さ、大きさは大事なファクタ~、
抽象画やイラスト、アニメでしたら、【デフォルメ】が或る程度、許されますか?
当~然なことですが、どの民族でも、人体で1番長い長管骨は大腿骨、2番は脛骨です。
日本人平均
男子:41cmと30~33cm
女子:37~38cmと30~32cm
背が大きなヒトは、大腿骨・脛骨共に背が低いヒトの大腿骨・脛骨より長い → 正です。
単純に、(大腿骨長 - 脛骨長)=L (とする)の長さの差では決められません。
背が大きいヒト程、Lの値は少~しずつ大きくなるので、個人差は僅(わず)かでしかない....と言えます。
飽く迄も【例】です、少しオ~バ~な例です。
...身長、A<B<C<D..とする
A:大腿骨-脛骨=35-28=7cm
B:大腿骨-脛骨=40-32=8cm
C:大腿骨-脛骨=45-36=9cm
D:......
通常、人体の大腿骨&脛骨の関係を語る時、大事なのはその"差"ではなく、"比=比率"を以(も)って語ります。
それは、【脛骨大腿骨指数=脛大腿骨指数】(tibiofemoral index)と言います。
日本人の平均は、【約82.7%】(=脛骨長÷大腿骨長×100%)、詰まり、大腿骨は脛骨の約1.2~1.23倍位(←100÷82.7≒1.23..)ですね、ザックリで書いてます。
白人や黒人がアジア人より足が長く見えるのは、頭骨が小さいので7や8頭身に見えるからです。
身体のプロポ~ション指数各種
・比体幹長、比下肢長:身長に対する体幹長、下肢長の比
・橈骨上腕骨指数(腕部):橈骨長÷上腕骨長
・肢間指数:上肢長÷下肢長
・下腿指数(=脚指数):下肢長÷大腿長
.....等々
※奇才ダリの<聖アントワ~ヌ(=アントニウス)の誘惑>は、動物と雖(いえど)も大胆なデフォルメ画ですね。
お礼
細かい回答ありがとうございます。 >通常、人体の大腿骨&脛骨の関係を語る時、大事なのはその"差"ではなく、"比=比率"を以(も)って語ります。 なるほど参考になります。 >※奇才ダリの<聖アントワ~ヌ(=アントニウス)の誘惑>は、動物と雖(いえど)も大胆なデフォルメ画ですね。 知らなかったので調べてみましたが確かに大胆ですね。 ちなみにある程度現実的なバランスの絵を描こうとしてますが、デフォルメはします。 サイズにもよりますがある程度のデフォルメは避けて通れない特殊な部類の絵なので。