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ペニシリン系の抗生物質でアレルギー症状
- アレルギー体質の娘が、溶連菌感染症の治療でペニシリン系の抗生物質を服用したところ、全身の発疹や顔や唇の腫れが起きました。
- 以前にも自身がペニシリンで発疹が出た経験があり、問診の際にはペニシリン系の使用に関して特に注意を受けたことから、普通に処方されたことに驚きました。
- アレルギー体質であり、今後も他のアレルギーが起きる可能性がある中で、ペニシリンに対してもアレルギーがあることが分かりました。
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質問者が選んだベストアンサー
(Q)何も知識のない患者に対し、そういうリスクがありますよ、ということを伝える責任が医者にはあると思います。 (A)おっしゃる通りで、それが理想ですが、 現実には、物理的に無理ですよ。 例えば、質問者様は、今までに、たった一度でも、 薬を買ったり、飲んだりするときに、 スティーブンスジョンソン症候群になる危険がある という説明を受けたことがありますか? 上記の病気については、検索すればヒットします。 要するに、すべてを説明するには、時間が足りないということです。 「なってから、どうするか、考えよう」ということです。 (Q)学校関係者の間では、疑わしいものに対し絶対的に避けるのは当たり前、という意識があります。何かあったら大変だからです。 (A)今の学校教育は、過剰にリスクを嫌っていると思います。 現場が委縮しすぎていると私は思っています。 人間、生きていれば、リスクに直面するのです。 今回の件でも、ペニシリンアレルギーが出るかもしれない というリスクと、もしも、溶連菌感染症が重症化したらどうするか、 というリスクとを天秤に掛けることになります。 例えば、ペニシリンアレルギーが出ても、何とか治療可能 ですが、劇症型溶血連鎖球菌感染症になったら、アウトですよ。 致死率3割とも言われているこの状態になる前に、 治療しなければならない。 となれば、100%効くと言われているペニシリン系抗生剤が 第一選択薬になるのです。 耐性菌率4割あると言われているマクロライド系抗生剤を 選択して、劇症型になったら、質問者様は、運命だと思って 納得しますか?
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- rokutaro36
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(Q)自分も20代の頃ペニシリンで発疹が出た (A)そのことを医師に伝えるべきでした。 お子様の穀物アレルギーと、お母様のペニシリン過敏症という 二つの情報があれば、別の選択肢を考えた可能性がある。 (Q)その後の問診でもペニシリン系は特に名指しで訊かれた経験 (A)ペニシリンのアレルギーは、ペニシリンショックと呼ばれ、 重篤になりやすいので、過去にペニシリンで過敏症を起こした ことがあるかどうかを、抗生剤を投与する「すべての患者」に 必ず、問診します。 しかし、過去にペニシリンで過敏症を起こしたことがなければ、 使用禁忌にはならない。 他のアレルギー症状がある場合には、「慎重投与」となるが、 どうするかは、医師の判断に委ねられます。 また、溶連菌感染症の第一選択薬は、ペニシリン系抗生剤です。 なぜなら、一番良く効くからです。 他の抗生物質の場合、効かない場合があるからです。 (Q)アレルギー体質で、今までなかったアレルギーも今後起きるかもしれないのに、実際起きてみてから、「ああ、ペニシリンに対してもアレルギーがあるんですね」とわかる、そういうことなんでしょうか。 (A)そういうことです。 残念ながら、アレルギー反応が起きるかどうかを確かめる 確実な方法は、実際に投与するしかない。 血液検査や皮膚のパッチテストは、参考程度の意味しかない。 例えば、血液検査で、Aという食べ物に反応したからと言って、 本当にアレルギー反応が起きるかどうかは、 実際に食べさせてみないと分からない。 でも、そんな人体実験みたいなことを勧める医師は、 ほとんどいないでしょう。 安全策を取って、「食べないで」と言う方が楽だからです。 例えば、質問者様は、お子様が「穀物アレルギー」だから、 牛乳も卵もチーズもダメ、とは、お考えにならないでしょう。 抗生物質も同じです。 食物アレルギーで、ペニシリンをやめようと考えるのは、 チーズぐらいです。 ペニシリンの元がアオカビと言うのは有名な話ですが、 そのカビは、チーズを発酵させるカビと同類だからです。 ご参考になれば、幸いです。
お礼
ご回答、どうもありがとうございました。 そうなのか、という気持ちはあります。でも、補足コメントに書いたように、どうしても納得できないでいます。そんな私の方が、世間的にずれているのでしょうか。 補足の回答をお待ちしています。よろしくお願いいたします。
補足
娘はもう成人なので一人で医者に行きましたが、ペニシリンという薬に対し何も知識がありませんでした。私がペニシリンで発疹が出たという話もする機会がありませんでした。 何も知識のない患者に対し、そういうリスクがありますよ、ということを伝える責任が医者にはあると思います。それは今回ありませんでした。 私は小学校に勤めていますが、学校関係者の間では、疑わしいものに対し絶対的に避けるのは当たり前、という意識があります。何かあったら大変だからです。 でも、一般的には、そうではないということなのでしょうか。 医療の世界で、何かあったらそれはそれでしょうがない、そんなことは、私にはとても考えられません。有り得ないことに思えます。
お礼
詳しく教えていただきまして、ありがとうございました。 つまりは、そういったことを、医師から聞きたかったわけです。薬の名前やそのほか、難しいことを教えてほしいのではありません。知識のない患者としては、 「あなたにはアレルギーがあるから、このお薬で発疹などの症状が出るかもしれない。でも、この薬が最も有効なのでぜひ使いたい。もし症状が出たら、すぐに薬をやめて来院してください。」そう説明をいただくだけでいいのです。 1分もかかりません。「物理的に無理」ということはないと思います。 ともあれ、医師の代わりに回答者様が教えてくださったことで一応の納得が得られました。どうもありがとうございました。
補足
学校の対応については、抜けてしまいましたが「アレルギーのある児童についての対応」についてのことです。確かに、ほかの面ではおっしゃる通りのことがあるかも知れませんが、給食などのアレルギーについては本当に安心です。