ロードバランサの冗長化について ServerIronXL
ロードバランサ2台のActive-Standby 冗長化構成について質問です。
現状の構成は以下の図のとおりです。
ロードバランサ:ServerIron2台 (LB-A, LB-B)
スイッチ:L2-Switch2台 (SW-A, SW-B)
・の線は、クロスケーブル
| の線は ストレートケーブル
| |
L2-SW L2-SW
・ ・
・ ・
LB-A ・・・・LB-B
・ ・
・ ・
SW-A・・・・SW-B
| | | |
| | | |
Webサーバ×2台
<現象>
LB-A LB-B それぞれのバックアップリンクのポートのLEDを確認すると、点灯していない状態で、かつ、LB-A、 LB-Bの二台とも、
Activeのステータスとなってしまっています。(show server backupコマンドで確認)
<質問>
(1)両方Activeになってしまうのは
LB-A LB-B の間のバックアップリンクが通信できていないことが原因なのでしょうか。
(お互いがお互いを見つけられずに、自分自身がActiveになっている状態なのではないか?)
(2)この状態で、Active-Standbyのロードバランサ冗長構成を実現するには、何が足りないのでしょうか。
(3)この状態で、ロードバランサ冗長構成として動作させる場合、何が問題となるでしょうか
(疑問の理由は、現時点でクライアントからサーバへのアクセスが可能であることと、
L2-SWとロードバランサ間のリンクを片方はずしてもクライアントからアクセス可能な状態であるため、
何が問題が分かりません。⇒ LB-Aが壊れた場合などにLB-Bへ切り替わってくれないのではないか。そもそ もLB-BがLB-Aと同じようにActiveの状態になってしまってアクセス制御を行っていることが問題??)
非常に困っておりまして、何か分かる部分だけでもご教授お願いいただければと思います。
以下、ロードバランサServerIronXL の 設定内容表示結果(show runコマンド) となります。
<LBの設定内容(2台ともホスト名、IP以外は同様)>
trunk server ethe 1 to 2
!
server backup ethe 1 "共有MACアドレスの値" vlan-id 2
server predictor round-robin
!
server real server_A 10.1.100.6
port 7001
!
server real server_B 10.1.100.7
port 7001
!
!
server virtual server_V 10.1.100.8
port 7001 sticky
bind 7001 server_A 7001 server_B 7001
!
vlan 1 name DEFAULT-VLAN by port
no spanning-tree
!
vlan 2 by port
untagged ethe 1 to 2
no spanning-tree
!
hostname hostname_A
ip address 10.1.100.99 255.255.255.0
ip default-gateway 10.1.100.222
!
end
スパニングツリーに関して、
defaultのVLANも、バックアップ回線(vlan 2)も 無効にしているのに、
SLB partner MAC =0000.0000.0000 のじょうたいになってしまっています。