2×10=20段より3×7=21段の方が、
後変速の段数が少ないとすぐに使い切り、前変速を使う頻度が高くなりますが、これを操作する度に後変速を戻さなければならないので、操作は煩雑で面倒だと思うのですが...???
さらに2万円台のルック車に搭載されているような部品(レバー、チェーン、ワイヤー、ギヤなど)の強度や精度が十分でなく、操作の煩雑度はさらに増しますね。
ま、ユーザー毎に異なる利用環境の下、その利用者がそれで満足しているなら、他人が口を挟むような話では無いですね。
並のロードバイクは3~50km/hで巡航し、時には10%を越える坂道を数km登り、数時間から十数時間の走行をするのです。
0kmから巡航速度域まで常に人力で加速出来る余力を残し、体力消耗を最小限に抑えるためには10~11速のギヤが必要なのです。
長距離のツーリングでは、たいてい全てのギヤを使いますから。決して伊達ではないですよ。
20km/h台の速度域でもフレームの破断の恐れがあるような”ルック車”には、30km/h以上で走行するためのギヤは当然不要です。速いギヤを搭載して、“ルック車”であることを理解していない人が踏み込んで高速で走ったら危ないですよね。
余談ですが、疲労破壊や応力腐食割れは怖いですよ。品質の悪い部材に下手な溶接していても、塗装されていると判りにくいです。壊れる時は外見上の予兆も無く突発的に金属クラックが走り、部材が折れたり曲がったりしますから。国内でもママチャリ程度の速度で走行中にフレームが破断して事故となりケガ人も出ています。
ご安全を祈ります。
お礼
わかりました。 人だとエンジンと違ってパワーが無いから 変速段数を多くしてそれを補ってやってるのですね。 だから特に偉いとか誇らしいって訳でもなく 実用上そのようにせざるを得なくなってしまうのですね。