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膝の痛みで登山を続けたい!対策方法や専門家に相談してみたい
- 膝に違和感を感じる中でも登山を続けたいという方へ、変形性膝関節症等の膝の痛みへの対策方法や克服方法を教えてください。
- また、歩き方に問題があるかどうかを専門家に見てもらいたいと思っていますが、どのような専門家に相談すれば良いでしょうか?
- シニアになっても登山を楽しみたい方への回答をお願いします。
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質問者が選んだベストアンサー
1. 変形性膝関節症は、主に加齢現象によって軟骨が削れてしまう病気です。こいつァ一度削れてしまうと再生は非常に難しい(先端医療で再生手術とかありますが、たぶん非常にお高いんじゃないかと思います)のです。 軟骨がなくなると、骨同士がゴリゴリこすれてしまうので非常に痛いですし、こうなると完治することはありません。 ただね、アラフォーで加齢による変形性膝関節症というのはちょっと早いと思うので、なぜ膝蓋骨の上部が削れてしまったのかってことなんですよ。 膝蓋骨が削れるということは、膝蓋骨は大腿四頭筋(太もも前面の筋肉)についていますから、ここが緊張しているということになるかと思います。つまり大腿四頭筋のストレッチです。 しかしこれも週1でフィットネスヨガをやっている質問者さんが大腿四頭筋が硬いことが原因でそうなったというのも少々考えにくい。考えにくいというか、今以上にストレッチをやっても良くなるような気はあまりしないのです。もうそれなりに柔軟性は持っているわけですからね。 そうなると、原因として最も考えられるのは、ストレートな筋力不足です。重い荷物を背負って長時間歩くだけに耐えられる絶対的な筋力が不足しているということです。 ウォーキングも、フィットネスヨガも、重い荷物は背負いません。つまり筋力は鍛えられない。おそらく「体力はあるけれど、筋力がない」という状態なのだと思います。 昔の山男は背中にブロックを背負って階段を上り下りするトレーニングをしましたが、今質問者さんがそんなことをやったら膝が悲鳴を上げるに決まっています。ジムにある太ももに筋肉をつけるマシンとか、ああいうトレーニングですね。 不足しているのは大腿四頭筋だけではないと思います。下半身の筋力と最近流行りの体幹の筋力ですね。これを全体的につけることだと思います。 2. 山の世界がどうなっているか知りませんが、ちょっと前まで「食事の時に水を飲んではいけない」といわれていたような「科学的トレーニングとは無縁の業界」です。今でも伝統と経験に基づいたトレーニングばかりで、科学的・医学的根拠に基づいたトレーニングをやっている人は世界レベルの登山家でもまずまれなんじゃないかと思います。 またもし痛みの原因が筋力不足に基づいているなら、歩き方を理想的フォームに変えたところでも完治することは不可能だと思います。 ついでにいうと、世間の整形外科医は運動部に所属した経験がほとんどないので、「ケガを治してスポーツに復帰したい」というと「バカなことをいうんじゃない。スポーツなんて諦めろ」という態度をとる人が多いのも事実です。 スポーツマン(スポーツウーマン)は勉強が苦手で「根拠に基づいたトレーニング」なんてのを考えたがらないし、医療関係者は運動が苦手で学生時代に体育教師にいじめられたトラウマがあったりして運動部を脳みそまで筋肉なやつらとバカにする傾向があるのが日本のスポーツ医学の不幸で不毛な一面です。
お礼
ご回答、ありがとうございます。 筋力不足ですか。 自分では、以前より筋力がついたと思って 調子にのって行ってましたが、 まだまだ足りていなかったのですね…。 筋力アップし、これ以上膝蓋骨の削れが進行しないよう 頑張ります。 ありがとうございました。